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【愛知杯2024 予想】S評価は一頭!ラップ適性で選ぶ推奨馬!

2024年1月11日

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こんにちは!カズです。

この記事では、愛知杯(2024年)の予想としてラップ分析と有力馬の評価、ラップ適性から選ぶ推奨馬について特集します。

馬券予想にご参考ください。

愛知杯の予想のポイント

初めに愛知杯の予想のポイントをご紹介します。

個別ラップ

愛知杯2024-個別ラップ

上図は、今回のコースとなる小倉芝2000mで開催された2020年の愛知杯の個別ラップをまとめたグラフです。

重馬場開催となったため、勝ち時計は参考にしづらい点がありますが、ラップ適性の方向性としては持続力の能力が求められる傾向にあります。

ラップマトリックス

愛知杯2024-求められるラップ適性

実際に独自の分析ツール「ラップマトリックス」を用いて、2020年の愛知杯のラップ適性と小倉芝2000mで開催される重賞レース・小倉記念の過去5年のラップ適性を分析すると、脚質型は持続力型が中心となっています。

このような傾向をふまえて、今年の愛知杯で求められるラップ適性ですが、「持続力型〜バランス型×ラップスピード11.90〜12.10」を想定します。
なお、天気予報から馬場状態は良馬場を想定し、冬場のタフな馬場傾向を考慮した上でラップスピードを設定しています。

次以降でご紹介する出走予定馬の評価については、この求められるラップ適性に対する実績を元に評価を進めていきます。

【参考:ラップマトリックスとは】
縦軸にラップスピード、横軸に上がり3ハロンと上り3Fを除く道中の平均3Fのラップ変化をレースペース変化指数として取り、該当レースのラップ適性を散布図としてまとめたグラフです。
グラフの縦軸から短距離戦・長距離戦や高速ラップ・低速ラップへの適性が分かり、横軸からは前傾ラップ・後傾ラップや底力勝負・持続力勝負・瞬発力勝負への適性が分かります。

愛知杯の有力馬の評価

ここからは愛知杯の有力馬の評価を特集します。

評価についてはS、A、B、Cの4段階評価で行なっていきます。

ミッキーゴージャス

愛知杯2024-ミッキーゴージャス

ミッキーゴージャスのラップ適性の特徴ですが、持続力勝負の高速決着から低速決着のレースを得意にしていることが挙げられます。
道悪の中速馬場となった1勝クラスの勝利や超低速馬場となった未勝利戦の勝利から、時計がかかる馬場もこなし、パワーも兼備します。

愛知杯で求められるラップ適性に対しては、西海(さいかい)賞 :5着の適性が合致します。
この西海賞 :5着は1番人気を裏切る形となりましたが、勝ち馬との着差はコンマ1秒差。道中外々を回る形となった点も考慮すると、レース内容自体は悪くありません。
ここまでのレース内容から、持続力勝負についてはラップスピードを問わず、安定してパフォーマンスを発揮しています。その点から、ラップ適性は高いものが見込めるでしょう。
ラップ適性の評価は、S評価です。

前走の修学院Sでは、エアサージュ、セントカメリアなどメンバーが揃った中で快勝。3勝クラスではありましたが、そのレース内容から、今回のメンバーにおいて能力は高く評価できます。
馬券期待値を考慮して本命候補にはしませんが、期待値は非常に高い一頭です。

セントカメリア

愛知杯2024-セントカメリア

セントカメリアのラップ適性の特徴ですが、持続力勝負の高速決着から低速決着のレースを得意にしていることが挙げられます。
ここまで連対した6戦中5戦は阪神芝コースや中京芝コースで、急坂コースを得意にしています。時計がかかる馬場を苦にしない点も考慮すると、パワータイプの差し・追込馬と言えるでしょう。

愛知杯で求められるラップ適性に対しては、修学院S:5着と蛍池(ほたるがいけ)特別:1着の適性が合致します。
蛍池特別は、2勝クラスながら3馬身差の快勝。修学院Sは向正面からマクる大味な競馬での結果のため、悲観するものではありません。
ラップ適性の評価は、B評価です。

ミーキーゴージャスとの力関係については、やや劣る印象。冬のタフな馬場傾向が想定されるとは言え、開幕週で前有利が考えられる馬場との相性も気になります。
今回は押さえまでの評価です。

ラップ適性から選ぶ推奨馬

ここからは、ラップ適性から選ぶ推奨馬について2頭ご紹介します。

ウインピクシス

愛知杯2024-ウインピクシス

ウインピクシスのラップ適性の特徴ですが、持続力勝負の中速決着から低速決着のレースを得意にしていることが挙げられます。
ここまで勝利した4戦は中山、福島、小倉となっており、小回り巧者の馬です。また、ゴールドシップ産駒だけに時計が掛かる馬場でパフォーマンスを上げてきます。

愛知杯で求められるラップ適性に対しては、過去10戦において壇ノ浦S:1着の適性が合致します。
この壇ノ浦Sは、前有利の馬場を逃げて勝利したため、傾向が味方した感はあります。それでも、中速決着前後の持続力勝負の中距離戦は、この馬が得意とする条件と言え、高いラップ適性が見込めます。
ラップ適性の評価は、A評価です。

前々走の福島記念は後方外有利の傾向を内を突いて4着。前走のターコイズSは、内前有利の傾向を外を回す形となり大敗。高速決着のマイル戦も合いませんでした。
直近のレースの敗因は明確で、今回は得意の条件に戻るとなれば巻き返しが期待できる一頭です。
ミッキーゴージャスに人気が集中しそうな現状を考慮すると、馬券期待値も見込めます。
そのような背景から、本命候補の一頭で評価しています。

コスタボニータ

愛知杯2024-コスタボニータ

コスタボニータのラップ適性の特徴ですが、持続力勝負の高速決着から中速決着のレースを得意にしていることが挙げられます。
高速決着のレースをこなす土壌はありますが、基本的にスピードよりはスタミナタイプと言え、勝ち時計や馬場は時計がかかった方が良い馬です。

愛知杯で求められるラップ適性に対しては、過去10戦においてディセンバーS:2着の適性が合致します。
このディセンバーSは、ロングランの末脚に屈する形となりましたが、レース内容としては高く評価できます。
ラップ適性の評価は、A評価です。

クイーンS:3着や阪神牝馬S:3着など重賞での好走実績があり、今回のメンバーでは能力も上位評価できます。
一定の馬券期待値も見込めそうで、ウインピクシス同様に期待値は高い一頭と評価しています。

本命馬

◎:ウインピクシス

本命候補はラップ適性が高く、一定の馬券期待値も見込めるウインピクシスとコスタボニータの2頭。
両馬ともに好枠と言える内枠に入り、甲乙つけ難いです。

その上で上位に取るのが、ウインピクシス。
愛知杯で求められるラップ適性に対しては、過去10戦において壇ノ浦S:1着の適性が合致して高評価。この壇ノ浦Sを通じて、小倉芝中距離戦への適性を示していることも好材料です。

前々走の福島記念は後方外有利の傾向を内を突いて4着。前走のターコイズSは、内前有利の傾向を外を回す形となり、かつ4コーナーで馬場の悪い部分で脚を取られる不利がありました。

直近のレースの敗因は明確で、今回は得意の条件に戻るとなれば巻き返しが期待できます。
陣営のコメントから勝負気配を感じますし、本命で狙いたい一頭です!

 

今回ご紹介した内容が馬券予想のご参考になれば幸いです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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  • この記事を書いた人

カズ

過去のレースと各馬の好走レースのラップ傾向を分析して競馬予想を行っています。独自ツールの「ラップマトリックス」でラップ適性を分析。YouTube「KAZUの競馬予想TV」も運営しています。