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【AJCC2020 血統分析】5年連続で好走のロベルト系に注目|推奨馬も紹介

競馬知恵袋

こんにちは!
競馬ブログ「競馬知恵袋」をお読みいただき、ありがとうございます!

この記事では、注目の重賞レース「AJCC(G2)」の好走血統、好走血統にもとづく推奨馬をご紹介します。

ご参考いただけるようしっかりと予想していきますので、ぜひ最後までお読み下さい!




AJCCの好走血統

まずはAJCC好走血統についてご紹介します。

この好走血統とは、近年の該当レースで3着内に入った好走馬の血統において、3年以上連続で続いている血統傾向を指します。


AJCCの好走血統は、5年連続で好走している血統

それは、「ロベルト系」の血統です。


昨年2019年はメートルダールが3着、2018年にはマイネルミラノが3着、2017年はゼーヴィントが2着、以降もスーパームーン、ミトラと3着内を確保しており、ロベルト系の血統は直近5年連続で馬券に絡む好走をみせています。

マイネルミラノやミトラといった、人気薄で穴を空けた馬も該当馬に含まれますので、かなり信頼が置ける血統といえます。

【AJCC ロベルト系の血統の好走馬】

2019年3着:メートルダール(母父:Silver Hawk)
2018年3着:マイネルミラノ(母母父:Silver Hawk)
2017年2着:ゼーヴィント(母父:ブライアンズタイム)
2016年2着:スーパームーン(父:ブライアンズタイム)
2015年2着:ミトラ(父:シンボリクリスエス)


このロベルト系は、豊富なスタミナと馬力、大舞台での底力が特徴の血統で、スローペースよりもハイペース、軽い馬場よりも道悪など重たい馬場で力を発揮してきます。

ナリタブライアンが活躍した1990年代から2000年代初めの日本の馬場が欧州馬場にまだ近かった時代には、日本競馬でも父系を伸ばした系統です。

AJCCは、このロベルト系の豊富なスタミナと馬力が活きるレースといえます。


なお、ロベルト系以外のAJCCの注目の血統として、サドラーズウェルズ系の血統もあげられます。

昨年の勝馬シャケトラ(母父:シングスピール)をはじめ、過去5年で4頭のサドラーズウェルズ系の血統持ちの馬が馬券に絡む好走をみせています。
サドラーズウェルズ系の血統が好走していることも、AJCCを予想する上で抑えておきたい血統傾向です。



好走血統にもとづくAJCCの推奨馬

それでは最後に、好走血統にもとづくAJCCの推奨馬を一頭ご紹介します。

【好走血統の視点から考えるAJCCの推奨馬】

・ステイフーリッシュ

好走血統の視点から考えるAJCCの推奨馬は、ステイフーリッシュです。

ステイフーリッシュの血統は、父ステイゴールド、母カウアイレーン、母父キングカメハメハ、母の母父Silver Hawkの配合です。

母の母父に、好走血統であるロベルト系のSilver Hawkの血を内包する点が評価できる血統背景です。


推奨馬のステイフーリッシュですが、好走の見極めのポイントは、上り3Fが35.0秒以上かかるレースであるかどうかです。

ここまでステイフーリッシュは16戦していますが、上り3F35.0秒以内のレースの成績が[2-0-0-5]に対して、上り3F35秒以上のレースの成績が[0-3-4-2]となっており、上り3Fが35.0秒以上かかる、いわゆる時計がかかるレースの方が良績です。

もちろん、「上り3F35.0秒以内のレースで2勝しているではないか」との声もあるかとは思いますが、この勝利には新馬戦の勝ちも含まれます。
重賞戦線においては、基本、時計のかかる馬場状態やレースがステイフーリッシュの好走パターンと捉えるのが順当でしょう。


また父のステイゴールドは、不向きのコースや距離、馬場状態で負けた後に、得意コースに戻った際に巻き返しできることが特徴の種牡馬。

中山芝1800mや中山芝2000mで滅法強いウインブライトは、その典型的な例といえます。

そのため、ステイゴールド産駒は1戦、2戦の大負けでも見限らないことが重要です。

ステイフーリッシュの前走のチャレンジカップは、開幕週の阪神芝コースでレコード連発の高速馬場でレースが行われました。レース全体もスローペースで流れ、中団から早めに外をマクリながら仕掛けていきますが、直線では強引な進路取りで他馬と接触を繰り返し、レースになっていません。
このレース内容で、今回のAJCCで見限るのは早計でしょう。


時計が掛かり、タフな馬場に変わる。そして非根幹距離の芝2200mも好成績で、中山コースも得意。となれば、今回はステイフーリッシュの好走パターンに当てはまります。

また気になる距離延長も、過去4戦して1勝、2着1回と好成績。芝2200mへの距離延長に限れば2戦して1勝、2着1回といずれも連対しています。

スタミナ豊富な一方で末脚はジリ脚のため勝ちきれないことも特徴のため、本命とまではいきませんが、2着、3着候補で抑えておくべき一頭かと考えています。



以上、この記事ではAJCCの好走血統と血統から考える推奨馬についてご紹介しました。

なお、AJCCの最終予想については、下記の記事でご紹介しています。ぜひご参考下さい!

必見!
【AJCC2020 最終予想】血統から距離短縮のハービンジャー産駒が狙い目

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ご紹介した内容が、馬券を予想する上でご参考になれば嬉しいです!

最後までお読みいただきありがとうございました。

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  • この記事を書いた人

カズ

過去のレースと各馬の好走レースのラップ傾向を分析して競馬予想を行っています。独自ツールの「ラップマトリックス」でラップ適性を分析。YouTube「KAZUの競馬予想TV」も運営しています。