こんにちは!
競馬ブログ「競馬知恵袋」をお読みいただき、ありがとうございます!
この記事では「ビアンフェ」の血統について特集します。
ご参考いただけるよう丁寧に解説していきますので、ぜひ最後までお読み下さい!
ビアンフェの血統診断!
【血統背景】
父:キズナ
日本ダービー(G1)1着、大阪杯(GⅡ)1着など
母:ルシュクル
すずらん賞(OP)1着
母父:サクラバクシンオー
スプリンターズステークスS(G1)1着など
【牝系】
母:ルシュクル
ブランボヌール 函館2歳S(G3)1着、キーンランドC(G3)1着
ビアンフェ 函館2歳S(G3)1着
2代母:アジアンミーティア
ダコール 新潟大賞典(G3)1着
3代母:Trolley Song
Unbridled's Song BCジュヴェナイル(G1)1着、フロリダダービー(G1)1着など
父はキズナ、母はルシュクル、母父がサクラバクシンオーという血統です。
父キズナは現役時代14戦7勝。2013年の日本ダービーを制覇。その年の凱旋門賞に挑戦して4着と健闘しました。古馬になって以降はケガに泣かされましたが、当時G2の大阪杯を勝っています。種牡馬としての産駒の特徴は、母父ストームキャット譲りのレースに対する前向きな気性とパワー、そして父ディープインパクトから譲り受けた豊富なスピードです。ただし、そのスピードについてはキレる瞬発力というよりは長くいい脚を使う持続力に長けた印象です。また、母系の特徴を引き出すタイプの種牡馬と捉えています。
母ルシュクルは2歳時にすずらん賞を勝ち、G3のファルコン賞3着の実績馬。父サクラバクシンオー譲りの豊富なスピードのスプリンターです。母父のアンブライドルドの米国血統の影響を受けて仕上がりが早い早熟馬でもあります。またルシュクルの母アジアンミーティアが、名種牡馬アンブライドルズソングの全妹であることも注目です。
母父サクラバクシンオーは1993年・1994年とスプリンターズステークスを連覇した日本の名スプリンター。種牡馬としてもショウナンカンプ、グランプリボス、ビッグアーサーといったG1馬を送り出しています。プリンスリーギフト系らしい豊富なスピードと、その持続力に優れ、スプリント適性を高めます。
血統からビアンフェの競走馬としての個性を考えると、キズナが母系の良さを引き出す種牡馬と仮定するなら、まず母系に目を向けるべきかと思います。
母は早熟性の高いスプリンターのルシュクル。母父はスプリンターのサクラバクシンオー。そこにストームキャットの前向きな気性やパワーが前面に出るディープインパクトの後継種牡馬キズナを配合したわけですから、基本的には米国的な血統馬と捉えるのがよいのではないでしょうか。
仕上がり早く、レースに対する前向きな気性、持続力に優れる豊富なスピード、重ための馬場もこなす力強いパワー、これがビアンフェの競走馬としての個性と考えます。
距離適性はスプリントを基本としつつ、ディープインパクトのスタミナから2歳時、3歳時の若い時期であれば、マイルから1800mまではこなせるかもしれません。
その前向きな気性から、ハナから先行して一本調子で押し切るレーススタイルが向くのではないしょうか。成長型は早熟までとはいきませんが、仕上がりは早く2歳の時期から高いパフォーマンスを発揮します。
キズナ産駒の期待馬ということで、今後のビアンフェの活躍にしたいです!
以上、この記事ではビアンフェの血統についてご紹介しました。
ご紹介した内容が、ご参考になれば嬉しいです!
最後までお読みいただきありがとうございました。