こんにちは!KAZUです。
この記事では、GⅠ馬ダノンプレミアムの血統を特集します。
父や母、母父はもちろんのこと配合までしっかりと分析して、ダノンプレミアムの血統・配合を診断します。
ぜひご参考ください!
ダノンプレミアムの血統の基本情報
まず初めに、ダノンプレミアムの血統の基本情報をご紹介します。
父はディープインパクト、母はインディアナギャル、母父はIntikhabの配合です。
父ディープインパクトは、説明不要の歴史的名馬です。現役時代は海外含めて14戦12勝。主な勝鞍はクラシック三冠、ジャパンカップ、有馬記念などGⅠ7勝。4歳時には凱旋門賞にも出走しました(結果は3着入線後失格)。「飛ぶように走る」と呼称されたその末脚は別格で、日本の競馬を変えた名種牡馬サンデーサイレンスの最高傑作です。
母インディアナギャルは、アイルランド生産馬で現役時代46戦6勝。アイルランドのマイル重賞(GⅢ)・リッジウッドパールS2着などマイル~中距離で活躍しました。
ダノンプレミアムの近親馬には、GⅠを勝つほどの活躍馬はいませんが、欧州の重賞レースの勝利馬が複数います。
父ディープインパクト×母父Intikhabの配合馬は、ダノンプレミアムの他に京都新聞杯を勝ったサトノラーゼンがいます。また父ディープインパクト×母父ロベルト系の配合で考えれば、ダノンプレミアム、サトノラーゼンの他に、ディーマジェスティやゼーヴィントなどが出ています。
ダノンプレミアムの血統診断|配合分析
父ディープインパクトは現役時代を彷彿とさせる「しなやかでストライドな走りから繰り出されるキレ味鋭い末脚」を産駒に伝えるのが特徴です。一方で馬格やパワーに課題があるとされており、配合ではその点を補うことが重要です。
ダノンプレミアムは、母の母父にパワー豊富なノーザンダンサー系のデインヒルの血を取り込んでおり、ディープインパクトの非力さを解消しています。また母父のIntikhabは、ロベルト系の中でもマイラー色が強いとされるRed Ransomの後継種牡馬です。
また母のインディアナギャルはDanzigの4×3のクロスを内包しており、ダノンプレミアム自身もDanzigの血量が多くなっています。硬めで小脚で走る短距離血統のDanzigは主張型の種牡馬で、ディープインパクトの柔らかさをさらに引き締めます。
ダノンプレミアムの血統は、「柔らかストライド」のディープインパクトを基本としています。ただし、母方はRobertoやDanzigの血量が豊富でパワーと機動力を高めます。
ディープインパクトのキレ味に、パワーと機動力を高める秀逸な配合と考えます!
以上、この記事ではダノンプレミアムの血統について特集しました!
最後までお読みいただきありがとうございました。
【関連記事】