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【ダービー卿チャレンジトロフィー2020】血統、レース傾向、ラップ適性を徹底予想!

競馬知恵袋

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競馬ブログ「競馬知恵袋」をお読みいただき、ありがとうございます

この記事では、注目の重賞競走「ダービー卿チャレンジトロフィー」の予想について特集します!

ご紹介する内容は、ダービー卿チャレンジトロフィーの好走血統とラップ適性、レース傾向、そして1週前推奨馬の4点です。

馬券予想にぜひご参考下さい。



動画でご紹介!ダービー卿チャレンジトロフィーの予想のポイント

ダービー卿チャレンジトロフィーの予想のポイントは、ブログだけでなく動画でも制作してYouTubeにアップしています。「文字よりも動画の方が分かりやすい」という方については、下記の動画をご視聴ください!
(YouTubeのチャンネル登録がまだの方は、チャンネル登録をしていただけると嬉しいです。)


https://youtu.be/r4heVQoDShY

ダービー卿チャレンジトロフィーの好走血統

まず初めに、ダービー卿チャレンジトロフィーの好走血統についてご紹介します!

こちらは、ダービー卿チャレンジトロフィーの直近3年の馬券に絡んだ好走馬の3代までの血統をまとめた表です!

ダービー卿CT 好走血統
ダービー卿CT 好走血統

好走馬の血統を分析して導く、ダービー卿チャレンジトロフィーの好走血統は1点!
それは、「デインヒル系の血統」です!

このデインヒルは、名種牡馬ダンジグの代表的な後継種牡馬です。
生涯成績は9戦4勝で、イギリスのG1・スプリントカップを勝利する程度の活躍でしたが、種牡馬としては非常に優秀で欧州のイギリス・アイルランドのリーディングサイヤーに3回、フランスのリーディングサイアーに2回、豪州ではリーディングサイアーに9回も輝いています。

種牡馬としての特徴は、ダンジグ的な短距離スピードよりは母父のリボー系ヒズマジェスティ譲りの馬力といえ、マッチョな体質やトモのボリュームを産駒に伝えます。
若駒ではトモが緩いハーツクライ産駒にデインヒルの血統を持つ繁殖牝馬を配合すると、ハーツクライ産駒の弱点であるトモの緩さが解消されて仕上がりが早くなるのは、デインヒルという血統の特徴を表す典型例といえます。


このデインヒルの血統が活きるレースが、ダービー卿チャレンジトロフィーです。

直近3年のダービー卿チャレンジトロフィーでは、2019年のフィアーノロマーノ、プリモシーン、2018年のヒーズインラブ、キャンベルジュニア、2017年のロジチャリス、キャンベルジュニアと3年連続で父か母父にデインヒル系の血統を持つ馬が連対しています。

この極端なまでの血統傾向は、かなり信頼が置けます。
今年のダービー卿チャレンジトロフィーについても、デインヒル系の血統に注目です。


なお、今年のダービー卿チャレンジトロフィーの出走予定馬で好走血統の「デインヒル系の血統」にあたる馬は1頭。プリモシーン(母父:ファストネットロック)のみです。

唯一の好走血統の該当馬となるプリモシーンには注目といえます!



ダービー卿チャレンジトロフィーのラップ適性

それでは次に、ダービー卿チャレンジトロフィーの予想のポイントの2点目としてラップ適性についてご紹介します!

こちらはダービー卿チャレンジトロフィーの直近5年の1ハロン毎の個別ラップをまとめたグラフです。

ダービー卿チャレンジトロフィー ラップ適性
ダービー卿CT ラップ適性

ダービー卿チャレンジトロフィーのラップの特徴は2点!

1点目が、レース全体の平均ラップが11.5秒後半と超ハイラップに近い高速時計であること。2点目が、スタートからゴールまで11秒台のラップが継続的に続き、持続力が求められることです。

まず1点目の「レース全体の平均ラップが11.5秒後半と超ハイラップに近い高速時計であること」ですが、過去5年のダービー卿チャレンジトロフィーの道悪による補正値を加えた1ハロンの平均ラップは11秒59となっています。
この時期のタフな中山コースにしてはラップが速く、高速決着のマイル戦と考えることができます。

次に2点目の「スタートからゴールまで11秒台のラップが継続的に続き、持続力が求められること」についてですが、グラフを見て明らかなようにダービー卿チャレンジトロフィーはスタートから一貫して11秒台のラップが続く持続力勝負の一戦となっています。
この傾向については、中山コースらしい持続力が問われる一戦といえるでしょう。


ここまでご紹介したラップ傾向をまとめると、ダービー卿チャレンジトロフィーで求められるラップ適性は、ラップスピードについては超ハイラップに近い高速時計の「ハイラップ」。そして脚質型については「持続力型」となります。

ラップ的には、「ハイラップ×持続力型」で好走傾向の出走予定馬を狙いたいところです。



ダービー卿チャレンジトロフィーのレース傾向

ここからは、ダービー卿チャレンジトロフィーのレース傾向についてご紹介します!

ダービー卿チャレンジトロフィーを予想する上で、抑えておきたいレース傾向は3点です。

【ダービー卿チャレンジトロフィー レース傾向】

・5歳馬が好走

・大型馬が走る

・昇級馬が狙い目

まず1点目のレース傾向は、「5歳馬が好走」していることです。

過去5年のダービー卿チャレンジトロフィーの年齢別成績を分析すると、5歳馬が19頭出走して4勝、2着1回、3着5回、複勝率52.6%、単勝回収率・複勝回収率ともに100%超えと圧倒的な成績を残しています。

なお、今年の出走予定馬で好走傾向の5歳馬に該当する馬は、カツジ、ケイアイノーテック、ジャンダルム、プリモシーン、ペプチドバンブー、レイエンダの6頭となります。


続いて2点目のレース傾向は、「大型馬が走る」ことです。

過去5年のダービー卿チャレンジトロフィーの前走馬体重別成績を分析すると、前走520kg以上の大型馬が19頭出走して、3勝、2着2回、3着2回、複勝率36.8%と好成績です。

血統的にマッチョな「デインヒル系の血統」が好走するダービー卿チャレンジトロフィーですから、馬体重も重い馬が走るといったところでしょうか。

なお今年の出走予定馬で前走馬体重520㎏以上に該当する大型馬は、クルーガー(前走528kg)、ストーミーシー(前走548kg)の2頭となります。


最後となるレース傾向の3点目は、「昇級馬が狙い目」であることです。

過去5年のダービー卿チャレンジトロフィーの前走クラス別成績を分析すると、昇級戦となる馬が7頭出走して3勝、2着1回と抜群の成績をあげています。

このレース傾向から、ダービー卿チャレンジトロフィーは勢いのある馬を買いたいレースといえます。

なお今年の出走予定馬で昇級戦となる馬は、トーラスジェミニ、ペプチドバンブーの2頭となります。



ダービー卿チャレンジトロフィーの1週前推奨馬

それでは、この記事の最後にダービー卿チャレンジトロフィーの1週前時点での推奨馬を1頭ご紹介します!

1週前時点の推奨馬は「プリモシーン」です!


母はオーストラリアの名牝モシーン。そして母父は好走血統の「デインヒル系の血統」であるファストネットロック。
父ディープインパクトは、ダービー卿チャレンジトロフィーで成績不振な血統ではありますが、牝馬ながら500㎏を超える大型馬であることから、母のモシーンや母父のファストネットロックの影響が強い馬と捉えるべきです。
その点から、血統背景は高く評価ができます。

また昨年のダービー卿チャレンジトロフィーでは2着と好走しており、既にレース適性を示している点も高評価です。

ラップ適性に目を向けても、前走の強い内容で勝ちきった東京新聞杯がダービー卿チャレンジトロフィーで求められる「ハイラップ×持続力型」のレースでした。超ハイラップやハイラップ、そして底力型や持続力型で良績をあげている馬で、ラップ適性も高いものが見込めます。

レース傾向においても、好走傾向の5歳馬であり、牝馬ながら500㎏を超える大型馬ですから申し分ありません。

懸念点をあげるとすれば負担斤量と仕上がり面。
特に仕上がり面は、馬の個性か厩舎の仕上げ力の影響か、昨年の秋のように状態を崩す場合があります。その点からしっかりと調整過程を吟味したいところです。

1週前の追切では、美浦南Wで前走以上の時計を叩き出しており好印象。
前走同様にいい状態を維持していますので、期待は高まります。

最終追切の内容には注目ですが、現時点では最有力候補の一頭と捉えてよいでしょう!



以上、この記事では「ダービー卿チャレンジトロフィー」の予想のポイントと推奨馬について特集しました!

ご紹介した内容が、ダービー卿チャレンジトロフィーの馬券を予想する上でご参考になれば嬉しいです!

最後までお読みいただきありがとうございました。

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  • この記事を書いた人

カズ

過去のレースと各馬の好走レースのラップ傾向を分析して競馬予想を行っています。独自ツールの「ラップマトリックス」でラップ適性を分析。YouTube「KAZUの競馬予想TV」も運営しています。