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この記事では重賞競走「エプソムカップ」のラップ分析から考える本命馬をご紹介します。
それでは早速ですが、エプソムカップの本命馬をご紹介していきます。
目次
エプソムカップ2021 本命馬
今年のエプソムカップの本命馬ですが、「⑯シュリ」を推奨します。
本命理由①:評価Aの高いラップ適性が見込め、直近のレース内容も評価できる。
シュリを本命で推奨する1点目の理由ですが、「評価Aの高いラップ適性が見込め、直近のレース内容も評価できる」ことがあげられます。
こちらはシュリの直近10戦のラップ適性をまとめたラップマトリックスです。
なおラップマトリックスとは、ラップ分析の視点から考える独自の予想ツールです。詳細については、下記を参照いただければと思います。
ラップマトリックスとはラップスピードを縦軸に、脚質型の指標であるレースペースチェンジ指数(競馬ソフト「ターゲットフロンティア」で使用される数値「RPCI」)を横軸に取り、対象レースのラップ適性を散布図にまとめたグラフです。
縦軸のラップスピードからは高速ラップ、中速ラップ、低速ラップへの適性が、横軸の脚質型からは前傾ラップのバテてからの「底力勝負」、もしくはワンペースな「持続力勝負」、あるいは上り3ハロンの「瞬発力勝負」に強いのかが分かります。
ラップマトリックスからシュリのラップ適性を分析すると、「バランス型・瞬発力型×ラップスピード11秒60~11秒80」のレースを得意にしていることが分かります。
このシュリが示すラップ適性は、今年のエプソムカップで求められるラップ適性とも合致しており高評価。
A、B+、B、B-、Cの5段階で評価するラップ適性の評価は、最上級評価の「A」をつけます。
求められるラップ適性と合致する前走の谷川岳ステークスや3走前のリゲルステークスは強い勝ちっぷりでしたし、2走前で5着と馬券圏外を外した京都金杯についても悲観するレース内容ではありませんでした。
近走のレース内容は充実したものがありますので、この点も高評価したいポイントです。
本命理由②:エプソムカップは脚質的に逃げ・先行馬が有利でシュリの脚質とデータ傾向が合致する。
さらに評価したいポイントとしてあげたいのが、「エプソムカップは脚質的に逃げ・先行馬が有利でシュリの脚質とデータ傾向が合致する」ことです。
この内容はシュリを本命馬で推奨する理由の2点目としてあげられます。
こちらはエプソムカップの過去10年の脚質別成績をまとめた表です。
表を見て分かる通り、エプソムカップは脚質的に前にいけばいくほど好成績で逃げ・先行が好成績であることが分かります。
この傾向は良馬場・道悪馬場に関係なく傾向として出ており、信頼が置けるレース傾向ではないかと考えています。
スタートにやや課題がありながらも先行力に優れ、逃げ・先行脚質のシュリにとっては後押しとなる傾向と言えるでしょう。
評価Aの高いラップ適性、近走のレース内容の充実度、そして脚質面から考えるレース傾向との合致。
このような背景から今年のエプソムカップは、「⑯シュリ」を本命で推奨します。
エプソムカップ2021 まとめ
以上、この記事ではエプソムカップの予想についてご紹介しました。
今回ご紹介した内容が馬券予想のご参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。