こんにちは。KAZUです。
この記事では、月曜日の中山の重賞レース「フェアリーステークス」の最終予想について特集します。
ご紹介する内容は、フェアリーステークスの予想のポイントとなるラップ分析と本命馬、対抗馬、単穴馬についてです。
ラップからフェアリーステークスをしっかりと予想していきます。ぜひ最後までお読みください。
目次
フェアリーステークス2021 ラップ分析
この記事の初めにフェアリーステークスの予想のポイントとなるラップ分析をご紹介します。
このラップ分析については、独自の予想ツールであるラップマトリックスを用いて分析を行います。
こちらは直近5年のフェアリーステークスのラップ適性をまとめたラップマトリックスです。
このラップマトリックスからフェアリーステークスのラップ適性を分析すると、脚質型は中山芝1600mらしい持続力型もしくは道中のラップがやや緩んでのバランス型が基本です。
次にラップスピートについては、11秒70~11秒90が基本のラップスピードとなっています。
今回の冬の中山開催は例年よりも時計のかかるタフな馬場となっていますが、土曜日メインのニューイヤーステークスでは、勝ち時計1分33秒2とそれなりに速い時計が出ていました。コースがCコースに変わって、多少ですが馬場の重さの改善傾向が見られます。
そのため今年のフェアリーステークスも、例年通りのラップスピードと捉えてよいでしょう。
このような背景をふまえて考えるフェアリーステークスで求められるラップ適性ですが、「持続力型・バランス型×ラップスピード11秒70~11秒90」に設定します。
次以降にご紹介する最終予想については、ここまでご紹介したラップ分析を判断軸に本命馬と対抗馬、単穴馬を推奨します。
フェアリーステークス2021 本命馬
それではここからは、フェアリーステークスの最終予想として本命馬、対抗馬、単穴馬についてご紹介していきます。まず初めに、本命馬についてご紹介します。
今年のフェアリーステークスの本命馬ですが、⑧テンハッピーローズを推奨します。
こちらはテンハッピーローズのデビュー戦から前走アルテミスステークスまでのラップ適性をまとめたラップマトリックスです。
このラップマトリックスからテンハッピーローズのラップ適性を分析すると、過去2戦はフェアリーステークスで求められるラップ適性と合致もしくは近接するレースで好走していることが分かります。
その中でも特に評価したいのが、前々走のサフラン賞。
サフラン賞のラップ適性「バランス型×ラップスピード11秒90」は、フェアリーステークスで求められるラップ適性と合致しており高評価。
このサフラン賞では阪神ジュベナイルフィリーズ2着のサトノレイナスに敗れたとはいえ、4コーナーで大外を回り距離ロスをするなどスムーズさを欠いた面がありました。それでサトノレイナスに迫る2着ですから、評価ができます。
前走のアルテミスステークスについても競馬内容は悪くなく、ソダシ、ククナに次ぐ3着ですから、今回のメンバーレベルであれば能力上位が見込めます。
このような高いラップ適性とメンバー中上位と見込む能力を評価して、今年のフェアリーステークスはテンハッピーローズを本命で推奨します。
フェアリーステークス2021 対抗馬
次にフェアリーステークスの対抗馬についてご紹介します。
今年のフェアリーステークスの対抗馬ですが、⑪オプティミスモを推奨します。
こちらはオプティミスモのデビュー戦と前走ファンタジーステークスまでのラップ適性をまとめたラップマトリックスです。
過去2戦とレース経験が浅くラップ適性が掴みづらいオプティミスモですが、新馬戦においてフェアリーステークスで求められるラップ適性と合致するレースを勝利していることが評価できます。
前走の相手関係が一気に上がったファンタジーステークスでも、レコード勝ちしたメイケイエールとコンマ3秒差の4着と健闘。力があることを見せました。
今回は芝1400mから芝1600mへの距離延長ローテとなりますが、前走のファンタジーステークスでは追走に苦労する点もありました。また血統的に母父ダンスインザダークですし、操縦性も良い馬ですから距離延長自体は問題ないと判断しています。
また能力の割に配当妙味が見込め、人気の死角になりそうな点も魅力。
このような背景から、フェアリーステークスの対抗馬にはオプティミスモを推奨します。
フェアリーステークス2021 単穴馬
この記事の最後に、フェアリーステークスの単穴馬についてご紹介します。
今年のフェアリーステークスの単穴馬ですが、⑩シャドウファックスを推奨します。
こちらはシャドウファックスのデビュー戦と前走アルテミスステークスまでのラップ適性をまとめたラップマトリックスです。
対抗のオプティミスモと同様に、このシャドウフォックスも過去2戦とレース経験が浅くラップ適性が掴みづらいところです。ただ新馬戦において、フェアリーステークスで求められるラップ適性と近接するレースを勝利している点は高評価。
この新馬戦はフェアリーステークスと同コースの中山芝1600mで行われたレースで、ラスト5ハロンの個別ラップが12秒0-11秒9-12秒0-12秒0-12秒0と極めてワンペースな持続力勝負となった一戦。このレースを快勝している点から、いかにも持続力勝負の中山芝1600mで走りそうな馬と評価しています。
前走のアルテミスステークスは瞬発力勝負となり、この馬の個性であるスピードの持続力を活かすことができませんでした。
得意舞台であろう中山芝1600mの持続力勝負の一戦に戻って、前走からの巻き返しが期待できる一頭。
ここは好勝負になりそうです。
フェアリーステークス2021 まとめ
この記事ではフェアリーステークスの最終予想として本命馬と対抗馬、そして単穴馬についてご紹介しました。
今回、ご紹介した内容が馬券を予想する上で少しでもご参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。