こんにちは! 競馬ブログ「競馬知恵袋」をお読みいただき、ありがとうございます!
この記事では、注目の重賞競走「函館スプリントステークス」の最終予想として本命馬と穴馬をご紹介します!
ラップ適性を判断軸に推奨した馬を2頭を選んでいます。馬券予想に、ぜひご参考ください!
目次
函館スプリントステークス 推奨馬
それでは早速ですが、ラップ適性から考える函館スプリントステークスの推奨馬についてご紹介します!
なお、函館スプリントステークスの予想のポイントとなるラップ分析などについては、下記の記事で詳細をご紹介しています。
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またチェックされていないという方は、こちらの記事もご確認ください。
函館スプリントステークス 本命馬 ⑦ライトオンキュー
ラップ適性から考える函館スプリントステークスの本命馬は、ライトオンキューです
こちらは、ライトオンキューの直近10戦のラップマトリックスです。
このラップマトリックスとは、ラップスピードを縦軸に、脚質型の指標であるレースペースチェンジ指数(RPCI)を横軸に取り、過去のレースのラップ適性と結果を散布図にまとめたグラフです。赤い四角枠が該当レースで求められるラップ適性です。
該当レースで求められるラップ適性と出走予定馬の過去の成績をプロットしたラップマトリックスの内容から、その馬の該当レースに対するラップ適性が分かります。
直近10戦のラップマトリックスからライトオンキューのラップ適性を分析すると、底力型から持続力型の短距離戦に強いことが分かります。超底力型のレースにおいても、昨年のキーンランドカップでダノンスマッシュ、タワーオブロンドン、リナーテと僅差の4着ですから適性が見込めます。
また基本的には底力型から持続力型の短距離戦でも、勝ち時計が1分8秒台の中速ラップに強い傾向にありますが、函館スプリントステークスで求められる勝ち時計1分7秒台でラップ適性「超底力型・底力型×ラップスピード11.10~11.40」のレースにおいても、UHB賞で2着と好走しています。上位人気が想定される3頭ダイアトニック、ライトオンキュー、そしてフィアーノロマーノにおいて、函館スプリントステークスで求められるラップ適性で唯一好走実績があるのがライトオンキューです。この点が、本命馬の決め手となりました。
血統的にも、父シャマーダル、父の母父マキャベリアン、母父レイヴンズパスと函館スプリントステークスで相性が良い血統が並ぶ点も高評価です。
また、既に洋芝適性を示していることも後押します。
気になる状態ですが、ドバイ遠征のトラブルがあり、決して順調なローテーションとは言えませんが追切の動きは良いです。1週前には栗東坂路で自己ベストをマークしていますし、最終追切は函館の芝で5F64.4-ラスト1F11.4を馬なりでマークしています。その走りも軽快で状態は良さそうです。
今回は前走の京阪杯の勝ちっぷりから、ある程度人気を集めそうですが、それ以上にダイアトニックに人気が集中すると読みますから、馬券期待値もある程度は生まれると考えています。
このような背景から、ライトオンキューを本命として推奨します!
函館スプリントステークス 穴馬 ⑩ジョーマンデリン
次に、ラップ適性から考える馬券期待値が高い穴馬についてご紹介します。
ラップ適性から考える函館スプリントステークスの穴馬はジョーマンデリンです。
レース前日の土曜日16時の段階では単勝オッズ1桁台となっていますが、最終的には2桁人気になると考え、ジョーマンデリンを穴馬として推奨します。
こちらは、ジョーマンデリンのラップマトリックスです。
直近10戦のラップマトリックスから、レースが超底力型に傾くほど良績をあげていることが分かります。その中でも高く評価できるのが前走のUHB杯であり、このUHB杯のラップ適性は函館スプリントステークスで求められるラップ適性とピッタリとハマります。このレースでジョーマンデリンは、3勝クラスとはいえ強さを見せつけるパフォーマンスを見せています。
また函館芝1200mで滅法強く、それ以外のコースでは駄目という個性的な馬で、ここまで函館芝1200mは4戦して3勝、2着1回と抜群の成績をあげています。
このような背景から非常に高いラップ適性とコース適性が見込めます。本来であれば、本命にしても良い馬です。
ただし、本命にせず穴馬に留めた理由は、連闘というローテーション。
陣営からは「状態はさらにアップ」というコメントが出ていますが、前走からの一気のメンバー強化で連闘というローテーションは気になります。
そのため、ラップ適性からは非常に魅力的な一頭ではありますが、ここは穴馬で推奨したいと思います。
【参考】ダイアトニック、フィアーノロマーノの見解
最後に本命馬、穴馬以外として有力馬であるダイアトニック、フィアーノロマーノについても触れておきたいと思います。
まずダイアトニックですが、能力的にはメンバー中最上位クラスの馬といえます。前走の高松宮記念では、不利さえなければ勝っていたのではないかと思わせるレース内容で3着。
函館スプリントステークスで求められるラップ適性「超底力型・底力型×ラップスピード11.10~11.40」のレース実績がないため本命馬とはしませんでしたが、本命馬ライトオンキュー同様に馬券圏内は固く、勝ち負けの一頭と考えます。
続いてフィアーノロマーノですが、ラップ適性としては底力型に強い馬で高いラップ適性が見込め、この馬も好走が期待できます。
ただし、芝1400mやマイル戦でも先行力に若干の課題がある馬で急坂コース向きと考えていますので、小回り平坦コースの函館芝1200mとの相性はどうでしょうか。
洋芝コース自体は合うとは思いますが、ここは2着、3着候補で考えたいところです。
以上、この記事では「函館スプリングステークス」の最終予想について特集しました!
ご紹介した内容が、馬券を予想する上でご参考になれば嬉しいです!
最後までお読みいただきありがとうございました。