この記事では、ジャパンカップ（2021年）の最終予想を特集します。
ご紹介する内容は、ジャパンカップのラップ分析から考える本命馬、対抗馬、推奨穴馬などについてです。
馬券予想にぜひご参考ください。
ジャパンカップ2021 本命馬
まず初めにジャパンカップの本命馬をご紹介します。
ジャパンカップの本命馬ですが、「②コントレイル」を推奨します。
対抗馬とどちらを本命にするか迷いましたが、やはり最後は有終の美を飾る三冠馬の姿が見たいということでコントレイルを本命としました。
上図はコントレイルのデビュー戦から天皇賞秋までのラップ適性をまとめたラップマトリックスです。
このラップマトリックスからコントレイルのラップ適性を分析すると、「底力型〜超瞬発力型×ラップスピード11秒60〜12秒40」のレースで結果を残していることが分かります。
ジャパンカップで求められるラップ適性に対しては、圧勝した日本ダービーが合致しますし、ラップ適性が近接するレースについても連対を外しておらず、抜群のラップ適性を誇ります。
ラップ適性からは、勝ち負け必須の一頭と言えるでしょう。
小柄な馬ですので斤量が前走から1kg軽くなる点はプラス材料ですし、ロスなく立ち回れる内枠を引いた点も好材料。
馬場もこの馬のスピードと瞬発力が活きる高速馬場想定ですから、好走条件は揃いました。
ラストを飾る三冠馬の強い走りを期待します。
ジャパンカップ2021 対抗馬・推奨穴馬
ここからはジャパンカップの対抗馬や推奨穴馬などをご紹介していきます。
まず対抗馬ですが、「⑦オーソリティ」を推奨します。
能力比較は未知数ながら、ジャパンカップに対するラップ適性はコントレイルやシャフリヤールにも引けを取らない同馬。
東京芝中距離戦のバランス型・瞬発力型のレースでは無類の強さを誇りますので、コントレイル・シャフリヤールの大物食いでの1着まで期待したい一頭です。
続いて単穴には「④シャフリヤール」を取り上げます。
この馬もコントレイルやオーソリティ同様にジャパンカップに対して高いラップ適性が見込めます。
前走の敗因は馬場と明らかで今回は高速馬場での開催が想定されますので、本来のパフォーマンスを発揮してくるでしょう。ハイレベル世代のダービー馬ですから、この馬も勝ち・負けまで織り込みたい一頭です。
最後に1着、2着は厳しい印象ですが、3着候補で高配当が見込める推奨穴馬を2頭ご紹介します。
まず1頭目の推奨穴馬には、「⑨アリストテレス」を取り上げます。
上位3頭に比較するとラップ適性は劣るものの芝中長距離戦のバランス型や瞬発力型のレースでは、高いパフォーマンスを発揮してくる同馬。
鞍上横山武史騎手の魅力もあって、ここはしっかりとマークしておきたい一頭です。
次に2頭目の推奨穴馬には、「⑫サンレイポケット」を取り上げます。
もともと底力型や持続力型のレースに強い印象がある同馬ですが、前走の4着と力を見せた天皇賞秋のラップ適性は「瞬発力型×ラップスピード11秒79」。瞬発力勝負でも高いパフォーマンスが発揮できることを示しました。
距離は延びて良い馬でしょうから、前走以上のパフォーマンスが期待できます。
前走でのコントレイルとの差はコンマ3秒差。この差を縮められるかどうかに注目したいです。
