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【京王杯スプリングカップ2022 予想】上位人気馬のラップ適性を診断!メイケイエールの評価は!?

keibachiebukuro

こんにちは!KAZUです。

この記事では、「京王杯スプリングカップ」の予想のポイントと上位人気馬のラップ適性の評価について特集します。

馬券予想にぜひご参考ください。

京王杯スプリングカップの予想のポイント

初めに京王杯スプリングカップの予想のポイントについてご紹介します。

京王杯スプリングカップのラップ分析

まずはラップ分析を取り上げます。

下図は、直近5年の京王杯スプリングカップの個別ラップの傾向をまとめたグラフです。

京王杯スプリングカップは、高速ラップのワンペース戦であることが特徴です。

2017年は道中のラップが極端に緩むレースとなりましたが、それでも直近5年平均の赤色のグラフは、2ハロン目以降、11.1-11.4-11.6-11.1-11.2-11.6とスタートからゴールまで高速ラップが一貫して続いています。

また直近5年のレース全体の平均上がり3Fは「33.9」。超高速上がりでの直線勝負になっていることも特徴と言えます。

次に独自のラップ分析ツール「ラップマトリックス」を用いて、京王杯スプリングカップで求められるラップ適性についてご紹介します。

下図は直近5年の京王杯スプリングカップのラップ適性をまとめたラップマトリックスです。

京王杯スプリングカップのラップ適性ですが、良馬場・道悪馬場で横軸のレースペース変化指数(RPCI)が異なることが特徴と言えます。良馬場の場合はRPCI・脚質型が持続力型、道悪馬場の場合は脚質型がバランス型や瞬発力型となっています。

記事投稿時点における今週の東京競馬場の天気予報は、週半ばから週末まで崩れる予報となっており、良馬場・道悪馬場双方の求められるラップ適性を設定して予想を進めたいところです。

このような背景から今年の京王杯スプリングカップで求められるラップ適性ですが、良馬場で「持続力型・バランス型×ラップスピード11.30〜11.40」、道悪馬場で「持続力型〜瞬発力型×ラップスピード11.40〜11.85」に設定します。

少頭数開催で隊列が早めに決まり展開としてはゆったりと流れそうなため、脚質型を瞬発力型に寄せ、道悪馬場においてはラップスピードを幅広く取っています。

京王杯スプリングカップの上位人気馬の評価

ここからは京王杯スプリングカップの上位人気馬3頭、メイケイエール、スカイグルーヴ、ラウダシオンのラップ適性の評価についてご紹介します。

なお評価については、S、A+、A、B+、B、C+、C、Dで行なっていきます。

メイケイエール

まず初めに、「メイケイエール」を取り上げます。

こちらは、メイケイエールのラップ適性をまとめたラップマトリックスです。
プロットしたグラフには、直近のレース名と馬場状態、馬場傾向、レース全体の上がり3ハロン、人気と着順を記載しています。その上で緑の枠は実績をあげているラップ適性、赤いゾーン・青いゾーンは求められるラップ適性となっています。

ラップマトリックスから考えるメイケイエールのラップ適性ですが、「底力型〜持続力型×ラップスピード11.15〜11.60」のレースを得意にしています。

京王杯SCに対するラップ適性は、良馬場では桜花賞3番人気18着の適性が合致、道悪馬場では阪神JF3番人気4着、チューリップ賞1番人気1着の適性が合致します。

桜花賞18着については、暴走して競馬になっていませんから度外視。良馬場が得意とするラップ適性のゾーンにあたること、道悪馬場での好走実績から高いラップ適性が見込めるでしょう。

ラップ適性の評価は、良馬場で「A」、道悪馬場でも「A」とします。

2走前からレースで折り合いがつき始め前走の高松宮記念では普通に競馬ができるようになっています。

能力面は、このメンバーでは抜けています。今回も折り合いがつけば、良馬場・道悪馬場ともに勝ち負け必須の一頭と予想します。

ラウダシオン

2頭目には、「ラウダシオン」を取り上げます。

こちらは、ラウダシオンのラップ適性をまとめたラップマトリックスです。

ラップマトリックスから考えるラウダシオンのラップ適性ですが、「底力型〜持続力型×ラップスピード11.30〜11.40」のレースを得意にしています。
京王杯SCに対するラップ適性は、良馬場では昨年の京王杯SC1番人気1着の適性が合致、道悪馬場では安田記念7番人気14着、マイルCS6番人気15着、富士S6番人気8着の適性が合致します。

昨年の京王杯SCの覇者であること、東京芝1400mは2戦2勝でこの馬が最も得意とするコースであることをふまえると良馬場においては高いラップ適性が見込めるでしょう。

ラップ適性の評価は、良馬場で「A」、道悪馬場では「B」とします。

昨年の京王杯SC以降は、6戦全て掲示板外と奮いません。昨年の同時期を考えれば能力的には通用する舞台と考えます。今回、好走できないようであれば、ピークアウトと考えてよいでしょう。

ここは試金石の一戦となります。

スカイグルーヴ

3頭目には「スカイグルーヴ」を取り上げます。

こちらは、スカイグルーヴのラップ適性をまとめたラップマトリックスです。

ラップマトリックスから考えるスカイグルーヴのラップ適性ですが、「持続力型×ラップスピード11.30〜11.50」のレースで実績をあげています。

京王杯SCに対するラップ適性は、良馬場では晩春S5番人気2着、京都牝馬S1番人気2着の適性が合致、道悪馬場ではキタサンブラックM2番人気15着の適性が合致します。この実績から、良馬場においては水準以上のラップ適性が見込めるでしょう。

ラップ適性の評価は、良馬場で「B+」、道悪馬場では「B」とします。

前走の京都牝馬Sでは、高松宮記念2着のロータスランドとコンマ1秒差の2着。能力的には今回のメンバー構成でも十分に通用する力を持っています。

あとは良馬場開催で状態面が整えばといったところです。

京王杯スプリングカップのまとめ

この記事では、京王杯スプリングカップの上位人気馬のラップ適性の評価についてご紹介しました。

上位人気馬においては、課題の折り合い面に解決の目処が立ちつつあるメイケイエールの能力が抜けています。さらにラップ適性も良馬場・道悪馬場ともに高いという状況ですから、上位人気馬の中においてはメイケイエールには逆らえないという評価です。

なお今後の京王杯スプリングカップの予想についてですが、仕事の状況をふまえて可能であれば、上位人気馬3頭以外の評価をふまえた最終予想をレース前日の金曜日にアップしたいと考えています。

今回ご紹介した内容が馬券予想のご参考になれば幸いです。
最後までご視聴いただき、ありがとうございました。

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  • この記事を書いた人

カズ

過去のレースと各馬の好走レースのラップ傾向を分析して競馬予想を行っています。独自ツールの「ラップマトリックス」でラップ適性を分析。YouTube「KAZUの競馬予想TV」も運営しています。