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京都大賞典2020予想|大混戦の一戦!有力馬をラップから徹底分析!

こんにちは。競馬ブログ「競馬知恵袋」をお読みいただき、ありがとうございます。

この記事では、注目の重賞競走「京都大賞典」の予想についてご紹介します。

ご紹介する内容は京都大賞典の予想のポイントとなるラップ分析と有力馬3頭、キセキ、グローリーヴェイズ、キングオブコージのラップ適性です。

ラップから京都大賞典をしっかりと予想していきます。馬券予想にぜひご参考ください。

京都大賞典2020 ラップ分析

この記事の初めに京都大賞典のラップ分析についてご紹介します。

こちらは京都大賞典の直近5年の個別ラップの推移をまとめたグラフです。

20201004_京都大賞典 ラップ傾向

京都大賞典は京都の芝外回りコース名物「淀の下り坂」を利用してのラスト4ハロンの末脚勝負が特徴のレースです。

道中のラップは比較的緩みゆったりと流れますが、ラスト4ハロンの末脚勝負ということで末脚の持続力と瞬発力の双方の適性がバランスよく求められます。

また開幕週の京都芝コースでの開催ということで、過去5年の内3年は勝ち時計が2分23秒台です。この時計は、芝2400mにおいては高速ラップといえるでしょう。

 

次に、この直近5年のラップ傾向を脚質型とラップスピードの2軸で考えるラップマトリックスに落とし込んでいきます。

このラップマトリックスとはラップスピードを縦軸に、脚質型の指標であるレースペースチェンジ指数(競馬ソフト「ターゲットフロンティア」で使用される数値「RPCI」)を横軸に取り、対象レースのラップ適性を散布図にまとめたグラフです。

20201004_京都大賞典 ラップマトリックス

京都大賞典のラップマトリックスを確認すると、上り3ハロンのラップと上がり3ハロンを除く平均ラップの差から導く脚質型はバランス型が3回、超瞬発力型が2回、直近5年の平均の脚質型は瞬発力型となっています。
脚質型はバランス型と超瞬発力型の2方向に振れていますが、直近3年はいずれもバランス型であることをふまえれば脚質型はバランス型と捉えるべきでしょう。
次に1ハロン平均のラップスピードについては、11秒90から12秒10が基本です。
このような背景をふまえて考える京都大賞典で求められるラップ適性ですが「バランス型×ラップスピード11秒90~12秒10」に設定します。
この求められるラップ適性に対して好走実績があり、高い適性を示す馬を評価していきたいところです。

京都大賞典2020 有力馬ラップ適性

それではここからは先ほどご紹介した求められるラップ適性を判断軸に、有力馬3頭、キセキ、グローリーヴェイズ、キングオブコージのラップ適性についてご紹介していきます。

キセキ ラップ適性

20220201004_キセキ

まず初めに取り上げるのが、「キセキ」です。

昨年秋の凱旋門賞遠征以降は今一つな成績が続いたキセキですが、前走の宝塚記念は2着と好走。改めて力があることを示しました。

ただし直近4戦のうち3戦は出遅れており、父ルーラーシップの晩年のような出遅れ癖が定着しています。

今回は得意の京都芝外回りコースということで、久しぶりの勝ち星をあげたいところです。

 

上のグラフは、キセキの直近10戦のラップ適性をまとめたラップマトリックスです。

ラップマトリックスから考えるキセキのラップ適性は、芝2000m~芝2400mの持続力型・バランス型のレースに強いことがあげられます。この条件下のレースとなったジャパンカップ、大阪杯、昨年・今年の宝塚記念はいずれも2着と好走しています。

このラップ適性から京都大賞典に対して高いラップ適性が見込めるといえます。

 

気になる状態についても、8月下旬に帰厩して以降しっかりと調教本数をこなしていますし、時計も悪くありません。

次走を見据えた仕上げになることは間違いないでしょうが、ここはしっかりと結果を残したいところです。

そうなると、あとは近走の安定感がない走りを払拭できるかどうか。

開幕週の京都開催で出遅れは致命的になるため、能力とラップ適性は高く評価しつつも最後まで印を悩む一頭といえます。

グローリーヴェイズ ラップ適性

20201005_グローリーヴェイズ

続いて取り上げるのが、「グローリーヴェイズ」です。

昨年暮れの香港ヴァーズを快勝後、臨んだ前走宝塚記念は17着と大敗。G1馬として、ここは雪辱を期す一戦となります。

 

上のグラフは、直近10戦のグローリーヴェイズのラップ適性をまとめたラップマトリックスです。

ラップマトリックスから考えるグローリーヴェイズのラップ適性ですが、中長距離戦のラップスピード12秒10~12秒30の中速ラップのレースを得意にしていることがあげられます。香港ヴァーズの勝利から考えても、スタミナを活かしたやや時計のかかるレースに強いといえるでしょう。

これは血統的に牝系のメジロ牝系が強く出ており、ディープインパクト産駒でありながらも末脚勝負よりは持続力勝負に長け、馬場もやや時計のかかる状態の方が向くといった印象です。

その点で考えると良馬場であれば2分23秒台の勝ち時計が想定される京都大賞典の適性はどうでしょうか。実際に昨年の同レースは6着と大敗。

脚質型についても、日経新春杯の勝利から底力型や持続力型の方が良い印象でその点からも疑問符がつきます。

 

個人的には有力馬3頭の中では一番疑ってかかりたい一頭と考えます。

キングオブコージ ラップ適性

20201005_キングオブコージ

この記事の最後に取り上げるのが、「キングオブコージ」です。

デビュー以来マイル路線を中心に使われてきましたが、路線を中長距離に変更して一気に覚醒。4連勝で前走の目黒記念を制覇し、勢いがあります。

今回は準G1級のメンバーに入ってどこまで通用するか力試しのレースとなります。

 

上のグラフは、直近10戦のキングオブコージのラップ適性をまとめたラップマトリックスです。

ラップマトリックスから考えるキングオブコージのラップ適性は、芝2000m以上の中長距離であれば持続力型~瞬発力型までオールラウンダーな適性を持つことが特徴です。

前走の高速ラップとなった目黒記念勝利から、ラップスピードも高速ラップから低速ラップまで問いません。

京都大賞典で求められるラップ適性のレースはありませんが、前走の目黒記念のラップ適性が近接していることから、京都大賞典に対する一定のラップ適性が見込めます。

 

ロードカナロア産駒らしく「とにかく賢い馬」で毎回安定して力を発揮してきますし、脚質にも自在性があります。

休み明け、斤量が57.0㎏と不安材料もありますが、ここも大崩れは考えづらい一頭です。

有力馬 見解

ここまでキセキ、グローリーヴェイズ、キングオブコージの3頭のラップ適性についてご紹介しました。

最後に見解をまとめたいと思います。

 

まず有力馬3頭の中で最も高いラップ適性を誇るのがキセキです。

京都の外回りコースは得意の舞台ですし、実績・能力ともにナンバー1といってよいでしょう。

ただ近走定着している出遅れ癖と道中の折り合いの難しさから安定感は大きく欠けており、高いラップ適性と裏腹に大きな危険も含む馬。

最終予想まで取り扱いに悩む一頭といえます。

 

次点で評価したいのがキングオブコージ。

直近4連勝中で勢いもあり、ラップ適性もオールラウンダーな適性を誇ります。ここでも好走する可能性は高いと予想します。

あとはメンバーレベルがあがっての力関係をどう評価するかでしょう。

 

この2頭に対して、一段評価が落ちるのがグローリーヴェイズです。

牝系の重厚さから高速ラップが向く印象はありません。

土曜日の競馬を見て時計がかかっているようであれば浮上の可能性を秘めますが、昨年と同じ高速ラップでの決着になるようであればラップ適性としては厳しく能力でどこまで補えるかどうかと考えています。

 

以上、この記事では京都大賞典の予想についてご紹介しました。

ご紹介した内容が京都大賞典を予想する上で少しでもご参考になれば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。