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競馬ブログ「競馬知恵袋」をお読みいただき、ありがとうございます!
この記事では、月曜日京都のメインレース「万葉ステークス」 の最終予想をご紹介します。
ご参考いただけるようしっかりと予想していきますので、ぜひ最後までお読み下さい!
目次
万葉ステークスの予想のポイント(血統傾向)!
まずは、万葉ステークスを予想する上でポイントとなる血統傾向(好走血統)についてご紹介します。
万葉ステークスが行われる京都芝3000mは、現在、今回の万葉ステークスと3歳クラシックの菊花賞の2戦のみが行われるコースです。
このコースは、基本はディープインパクト産駒が好走するコース。過去5年で京都芝3000mで行われたレースにディープインパクト産駒は16頭出走して3勝、2着2回、3着1回、勝率18.8%、連対率31.3%、複勝率37.5%と好成績をあげています。
一方長距離レースが得意なハーツクライ産駒ですが、過去5年の京都芝3000mについては12頭出走して3着1回と不振です。芝3200mの天皇賞(春)になるとハーツクライ産駒も成績をあげてくるのですが、芝3000mについては今一つ。万葉ステークスについても、過去5年で5頭のハーツクライ産駒が出走していますが、馬券に絡めたのは2018年のプロレタリアトの1頭のみとなっています。
次に万葉ステークスの個別レースの血統傾向についてご紹介します。
万葉ステークスの血統傾向で特徴的なのは、キングマンボ系の血を内包する馬が好走していることです。2019年2着のユーキャンスマイル、3着のグローブシアターはキングマンボ系のキングカメハメハ産駒、2018年3着のプロレタリアトは母父がキングカメハメハ、2017年2着のラブラドライトも父がキングカメハメハです。
過去3年の好走馬9頭中4頭がキングマンボ系の血統を内包していることから、万葉ステークスの好走血統は「キングマンボ系の血統」といえます。
万葉ステークスを予想する上で、この「キングマンボ系の血統」には注目したいところです。
ここまで万葉ステークスの血統傾向についてご紹介しました。
万葉ステークスの予想印!
それではここからは、万葉ステークスの予想印とその根拠についてご紹介していきます。
◎(本命) ⑦エイシンクリック
本命は、⑦エイシンクリックです!
エイシンクリックの血統は、父ルーラーシップ、母エイシンサンサン、母父キャロルハウスの配合です。父が万葉ステークスの好走血統であるキングマンボ系であることが評価できる血統背景です。
母エイシンサンサンは現役時代、エリザベス女王杯で3着など中長距離レースで活躍をみせた馬です。繁殖牝馬としても、障害レースで活躍したエイシンニーザンやエイシンディーエス、青葉賞3着のエイシンテンリューなどスタミナ豊富な産駒を送り出しています。
エイシンクリックは父がルーラーシップとなり、よりスタミナを強化しています。前走のステイヤーズステークスでは、早めにオジュウチュウサンに競り掛けられながら最後まで粘って3着を確保。豊富なスタミナを感じさせるレース内容でした。まだ2勝クラスの馬ですが、長距離戦であればオープンクラスでも通用する力は持っています。
血統的にノーザンテーストの4×3のクロスを内包している点から、京都よりは中山、阪神の長距離コースが向く印象ですが、51kgと斤量にも恵まれ、鞍上も横山典弘騎手ですから、このコースでも好勝負が期待できます。
ここは積極的に狙いたい一頭です。
〇(対抗)⑮タガノディアマンテ
対抗には、⑮タガノディアマンテを推奨します!
タガノディアマンテの血統は、父オルフェーヴル、母タガノレヴェントン、母父キングカメハメハの配合です。この馬も母父が、好走血統のキングマンボ系で評価ができます。
前走の菊花賞は、直線手前で良い手応えでマクってきて、一瞬勝ち負けを意識させるほど見どころがある競馬でした。昨年の菊花賞は13秒台のラップが一つも入らない、例年とは異なるタフなレース内容でした。その点で考えれば、ペースが緩みやすい万葉ステークスではさらなる好走が期待できます。
大外7枠15番という難しい枠に入りましたが、川田騎手の手腕に期待します。
▲(単穴)①アイスバブル
単穴は、①アイスバブルです!
アイスバブルの血統は、父ディープインパクト、母ウィンターコスモス、母父キングカメハメハの配合です。この馬も対抗のタガノディアマンテ同様に母父が、好走血統のキングマンボ系で評価できます。
前走の中日新聞杯9着など近走は不振が続いていますが、ディープインパクト×好走血統のキングカメハメハの配合馬ですから、このレースで好走が期待できる血統背景です。
勢いがなく鮮度が落ちたディープインパクトは評価しづらい点もあり、単穴まで評価を落としましたが、血統的にメンバー中随一の適性を持っている一頭です。
☆(星)⑤タイセイモナーク
特注馬の星には⑤タイセイモナークを推奨します!
タイセイモナークの血統は、父ルーラーシップ、母アソルータ、母父ゼンノロブロイの配合です。
この馬を推奨する理由は、サイアーライン、ファミリーラインに魅力と適性を感じるため。サイアーラインは好走血統のキングマンボ系のルーラーシップでスタミナは十分です。またファミリーラインは名牝系のバレークイーン牝系。欧州的でスタミナと底力が豊富な牝系は今の京都コースに合うのではないかと考えています。
直近2走のレースも2勝クラスながら2着、1着と好走しており、勢いがあります。条件馬で格上挑戦となりますが、勢いに乗った時のルーラーシップ産駒の成長力にも期待して特注馬で推奨します。
△(連下)⑪プリンスオブペスカ
最後に連下で⑪プリンスオブペスカを抑えます!
今年は万葉ステークスに3頭のハーツクライ産駒が出走していますが、一番期待できる馬といえば、このプリンスオブペスカと考えています。
父ハーツクライ×母父Danzig(ダンジグ)系のチーフベアハート、そして母の母父がグレイソヴリン系のゴールデンフェザント、この血統構成であれば京都芝3000mも向く印象を受けます。
万葉ステークスの最終予想のまとめ!
それでは最後に、万葉ステークスの予想印をまとめて締めくくります!
【万葉ステークスの予想印】
◎⑦エイシンクリック
〇⑮タガノディアマンテ
▲①アイスバブル
☆⑤タイセイモナーク
△⑪プリンスオブペスカ
以上、この記事では万葉ステークスの最終予想をご紹介しました。ご紹介した内容が、馬券を予想する上でご参考になれば嬉しいです!
最後までお読みいただきありがとうございました。