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競馬ブログ「競馬知恵袋」をお読みいただき、ありがとうございます!
この記事では、土曜日の中山メインレース「ニューイヤーステークス」の予想をご紹介します。
ご参考いただけるようしっかりと予想していきますので、ぜひ最後までお読み下さい!
目次
ニューイヤーステークスの予想のポイント!血統傾向とレース傾向
はじめに、ニューイヤーステークスの予想のポイントとなる血統傾向(好走血統)とレース傾向についてご紹介します。
ノーザンテースト、ロベルト系が好走!
まず血統傾向についてですが、ニューイヤーステークスはノーザンテースト、そしてロベルト系の血統が好走するレースです。
直近4年のニューイヤーステークスでは、ノーザンテースト、ロベルト系の血統を内包する馬が必ず馬券に絡んでおり、好走血統といえます。
ノーザンテーストの血統を持つ好走馬
2019年:3着ミュゼエイリアン
2018年:3着ダイワリベラル (〇)
2017年:1着マイネルアウラート (〇)、2着グランシルク、3着ウインファビラス(〇)
2016年:1着ダイワリベラル(〇)、3着グランシルク
※(〇)はノーザンテーストのクロス
ロベルト系の血統を持つ好走馬
2019年:3着ミュゼエイリアン
2018年:2着シュウジ、3着ダイワリベラル
2017年:2着グランシルク
2016年:1着ダイワリベラル、3着グランシルク
特にノーザンテーストの血統については2017年のワンツースリー決着をはじめ、かなりの活躍をみせています。またノーザンテーストのクロスを持ち、その血の影響力を増強した馬の好走も目立ちます。
このノーザンテースト、ロベルト系の血統は、ニューイヤーステークスの予想を進める上でしっかりと抑えておきたい血統傾向といえます。
5歳馬が走る!
次にレース傾向についてですが、ニューイヤーステークスは5歳馬が走るレースです。
過去10年のニューイヤーステークスの年齢別成績を分析すると、5歳馬が3勝、2着5回、3着2回、勝率13.6%、連対率36.4%、複勝率45.5%と高い成績を残しています。この成績は、他年齢と比べて抜けて好成績です。
また、その他のレース傾向としては、過去10年で1枠が2勝、2着3回、3着2回と好成績であること、1番人気の複勝率が80%、単勝回収率・複勝回収率ともに100%超えと人気の信頼度が高いことがあげられます。
なお、この後ご紹介する予想印は枠順確定前の木曜日の夜に出した予想であるため、枠順の影響を予想に取り入れていません。内枠が好走しているニューイヤーステークスですから、予想印に枠順の影響も別途加えてご参考いただければと思います。
ニューイヤーステークスの最終予想!予想印とその根拠
それではここからは、ニューイヤーステークスの予想印とその根拠についてご紹介していきます!
◎(本命)アルーシャ
本命は、アルーシャです!
アルーシャの血統は父ディープインパクト、母ザズー、母父Tapitの配合です。
本来であれば、ニューイヤーステークスの好走血統であるノーザンテーストやロベルト系の血統を内包する馬から狙いたいところですが、好走血統持ちの出走予定馬の近走の成績が著しく悪いため、ここはディープインパクト産駒から狙います。
アルーシャは「父ディープインパクト×母父エーピーインディ系」の配合馬で、この配合にはアルーシャの他にグランアレグリアやアルアインがいます。ディープインパクト産駒ながら、パワーと機動力を活かしてスピードで押し切る競馬を得意とする配合で、小回り急坂コースを非常に得意とします。
昨年の阪神カップのグランアレグリアや大阪杯のアルアインのレースが、その典型的なレースといえます。
実際にアルーシャも中山芝1600mは過去2戦して1勝、3着1回。中山芝1600mの入りの1000mのラップが58秒台という独特の早いレース展開を経験していない点は気になりますが、コースに対する適性は示しており評価ができます。
また今回は、前走信越ステークスを勝った後に放牧を挟んでのフレッシュな状態でレースに臨みます。近走の成績に勢いがあって、フレッシュな状態のディープインパクト産駒は最も力を発揮する状態です。その点も高く評価できます。
さらに、中間の調整過程もノーザンファーム天栄を経ており、鞍上もマーフィー騎手。この臨戦過程と鞍上の組み合わせは好印象です。
レース傾向としても好成績の5歳馬ですし、前走同様にここでも好走が期待できます。
〇(対抗)グルーヴィット
対抗には、グルーヴィットを推奨します!
血統は父ロードカナロア、母スペシャルグルーヴ、母父スペシャルウィークの配合です。
父ロードカナロア×母父スペシャルウィークといえば、サートゥルナーリアがあげられる血統背景ですが、どちらかといえば父ロードカナロア×母の母父フレンチデピュティの配合の印象に近い同馬。この母系にフレンチデピュティを内包するロードカナロア産駒には、グルーヴィットの他にアンヴァルがいます。
パワーに寄ったロードカナロア産駒という印象の馬で、その意味では時計がかかる今の中山のタフな馬場は合いそうです。
京成杯オータムハンデ11着、武蔵野ステークス10着と凡走が2戦続き、今回は中間にノーザンファームしがらきでの調整を挟んでの一戦。
ロードカナロア産駒は、休み明けのレースでの複勝率が35%以上とフレッシュな状態で好走する種牡馬です。
その点からリフレッシュした状態で臨めることはプラスですし、能力的にはメンバー中最上位候補の一頭ですから、対抗以上では評価をしておきたい馬です。
▲(単穴)ジャンダルム
単穴には、ジャンダルムを推します!
血統は父Kitten's Joy、母ビリーヴ、母父サンデーサイレンスの配合です。
成績のムラが激しい馬ですが、中山コースに限定すれば過去4戦して2着1回、3着2回と安定して成績を残しています。昨年の秋に行われた京成杯オータムハンデにおいて、決して適性が向くとはいえない高速馬場で3着と好走しており、その点から中山芝1600mはこの馬にとってベストな舞台といえるでしょう。
今回は、時計がかかるタフな馬場でレースが行われますから、京成杯オータムハンデ以上に適性は向くはずです。
休み明けの一戦となりますが、どちらかといえば叩いたレースよりは休み明けのレースの方が好走傾向ですから、評価したい一頭です!
△(連下)ハーレムライン、ミュゼエイリアン
最後に連下として、好走血統にあたるハーレムライン、ミュゼエイリアンを抑えます。
まずハーレムラインですが、好走血統のノーザンテーストの血統を母の母父に持ちます。
中山芝1600mは過去4戦して2勝、3着1回と抜群の相性を誇ります。中山芝1600mはトリッキーなコースですから、とにかくこのコースとの相性、過去の成績を重視すべきコースです。近走は三戦連続で2桁着順と全く成績が奮いませんが、忘れた頃に穴馬で馬券に絡むのが父であるマンハッタンカフェの種牡馬としての特徴でもあります。
狙って面白い一頭です!
次にミュゼエイリアンについてですが、父が好走血統のロベルト系のスクリーンヒーロー。この点が評価できる馬です。
中山芝1600mは過去4戦して1勝、3着1回と適性をしっかりと示しています。
この馬についても、忘れた頃に中山芝1600mで大穴をあける馬ですので馬券的にかなり面白い一頭と思います。
なお人気を集めるであろうプロディガルサンについては、穴馬的なハーレムライン、ミュゼエイリアンを優先して評価したかったこと、近走不振で勢いを失ったディープインパクト産駒という点で正直買いづらい部分があり、無印となりました。ただし、能力的には評価すべき一頭かと思います。
ニューイヤーステークスの最終予想のまとめ!
それでは最後に、ニューイヤーステークスの予想印をまとめて締めくくります!
【ニューイヤーステークスの予想印】
◎アルーシャ
〇グルーヴィット
▲ジャンダルム
△ハーレムライン
△ミュゼエイリアン
以上、この記事ではニューイヤーステークスの予想をご紹介しました。
なお、同日開催の重賞レース「愛知杯」の最終予想については、下記の記事で最終予想をご紹介しています。ぜひご参考下さい。
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