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クイーンステークス2021 ラップ分析|持続力型×中速が求められる適性!

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この記事では、8月1日(日)に函館競馬場で開催される重賞レース「クイーンステークス」の予想を特集します。

特集する内容は、今年のクイーンステークスで求められるラップ適性についてです。独自の予想ツール「ラップマトリックス」を用いて、今年のクイーンステークスでどのようなラップ適性が求められるのかをご紹介していきます。馬券予想にぜひご参考ください。

クイーンステークス(2021年) ラップ分析

今年のクイーンステークスを予想する上でまず抑えておきたいのが、例年とは異なるコースです。今年のクイーンステークスは、例年開催の札幌芝1800mから函館芝1800mと開催コースが異なっています。芝は同じ洋芝とはいえ、札幌芝コースと函館芝コースではコース形態が異なります。そのため今年のクイーンステークスは、例年とは異なるコース形態をふまえて予想を進める必要があるでしょう。

では今年のクイーンステークスの開催コース「函館芝1800m」では、どのようなラップの特徴があるのでしょうか。過去の函館芝1800mのレースをふまえてラップ適性を探っていきます。

下記のグラフは、直近3年の函館芝1800m全レースとなる54レースの平均値をまとめたラップマトリックスです。まず展開指数、脚質型をグラフにプロットしています。このラップマトリックスとは、縦軸に勝ち時計をハロン数で割ったラップスピード、横軸に上り3ハロンを起点とするラップ変化指数でターゲットフロンティアでも使用される数値「RPCI」を取り、該当レースのラップ傾向をまとめたグラフです。

函館芝1800mのラップの脚質型の特徴としては、ワンペースな持続力型があげられます。クラス別で個別ラップを見ても、11秒台後半から12秒台前半のラップがレース序盤から終盤まで持続的に続いています。

クイーンステークス2021_ラップマトリックス1

続いて縦軸のラップスピードについて考えてみると、函館芝1800mは下級条件のレースの開催が多く、未知数な面が大きいです。そのような中で、今年のクイーンステークスの勝ち時計を予想すると、1分47秒台、1ハロンのラップスピード換算で「ラップスピード11秒90~12秒00」ではないかと考えています。 このような点をふまえて、クイーンステークスで求められるラップ適性は「持続力型×ラップスピード11秒90~12秒00」に設定したいと思います。

クイーンステークス2021_ラップマトリックス2

この求められるラップ適性を判断軸にして、有力馬のラップ適性の見極めならびに高い適性が見込める狙い馬を考察していきたいと思います。この点ついては、後日、改めて別記事でご紹介できればと思います。

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  • この記事を書いた人

カズ

過去のレースと各馬の好走レースのラップ傾向を分析して競馬予想を行っています。独自ツールの「ラップマトリックス」でラップ適性を分析。YouTube「KAZUの競馬予想TV」も運営しています。