こんにちは。ＫＡＺＵです。
この記事では、日曜日の中京の重賞レース「シンザン記念」の最終予想について特集します。
ご紹介する内容は、シンザン記念の本命馬、対抗馬、単穴馬の3頭についてです。
それでは、早速ですが本命馬からご紹介していきます。
シンザン記念2021 本命馬
今年のシンザン記念の本命馬ですが、⑩バスラットレオンを推奨します。
バスラットレオンを本命で推奨する理由は、オールラウンダーなラップ適性と先行力。瞬発力勝負になるとやや終いの鋭さに欠け、不安は残るものの、ここはしっかりと3着内・馬券圏内を確保してくれると予想します。
こちらはバスラットレオンのデビュー戦から前走朝日杯フューチュリティステークスまでのラップ適性をまとめたラップマトリックスです。
まずシンザン記念を予想する上で前提となる求められるラップ適性ですが、土曜日のレースから馬場は速い時計が出る高速馬場傾向、展開は逃げ馬不在で重賞ながらややスローペースと読み、「バランス型を基本としつつ持続力型・瞬発力型も視野に入る脚質型で、ラップスピードは11秒60～11秒80」と予想します。
このシンザン記念で求められるラップ適性に対するバスラットレオンのラップ適性ですが、近接するレースはありません。ただしここまで4戦、脚質型は底力型から超瞬発力型、ラップスピードは高速ラップから超低速ラップまで幅広い適性で結果を残している点から、バスラットレオンはオールラウンダーなラップ適性が見込めます。そのためシンザン記念で求められるラップ適性についても、しっかりと適応してくると考えます。
また今回は、メンバー構成から逃げ馬不在で展開的に道中のラップが緩む可能性が高いです。
この展開予想を今の良好な馬場コンディションとかけて考えるなら前有利が想定され、バスラットレオンの高い先行力が活きると予想します。この点もバスラットレオンを本命で推す理由です。
気になる状態面、最終追切についても栗東坂路で３歳１勝クラスのアスクスタイルマンを追走して２馬身半先着。時計も4F52秒5ー1F12秒0をマークしており、矢作師調教師からは「ラストをしっかりと追って負荷をかけた。素晴らしい動きだったと思う」と高評価が出ています。
このようなオールラウンダーなラップ適性と先行力、そして能力がしっかりと発揮できる状態面を考慮して、今年のシンザン記念はバスラットレオンを本命で推奨します。
シンザン記念 対抗馬
ここからは、シンザン記念の対抗馬についてご紹介します。
今年のシンザン記念の対抗馬ですが、⑮ククナを推奨します。
こちらはククナのデビュー戦から前走アルテミスステークスまでのラップ適性をまとめたラップマトリックスです。
このラップマトリックスからククナのラップ適性を分析すると、過去3戦速い時計の出るやや高速馬場もしくは高速馬場を基本にバランス型もしくは瞬発力型のレースで結果を残していることが分かります。
シンザン記念で求められるラップ適性と合致するレースはありませんが、高い能力からしっかりと適応してくると予想します。
ククナの強さをラップにおいて考えた場合、2戦目の未勝利戦があげられます。このレースは上り3ハロンが12秒4―11秒4―11秒1と加速ラップを刻んだ完全なスローペースからの前残りかつ瞬発力勝負になった一戦でしたが、このレースを中団から外々を回って力で差し切って快勝。
このスローからの瞬発力勝負で加速ラップのレースを「外から差しきって勝つ」というのは、高い能力がなければできないレース振りです。
前走のアルテミスステークスでも、ラスト300ｍだけの競馬になりながらも上り3ハロン最速の33秒4をマークして2着を確保。スムーズさを考慮すると、勝馬ソダシと遜色のない競馬を見せており、改めて能力の高さを確認するレースとなりました。
このような背景から、今年のシンザン記念における能力関係ではメンバー中最上位クラスの一頭と考えています。前有利な馬場傾向と展開を考慮して今回は対抗評価としましたが、馬券的には外せない一頭でしょう。
シンザン記念 単穴馬
この記事の最後に、シンザン記念の単穴馬についてご紹介します。
今年のシンザン記念の単穴馬には、⑤ダディーズビビッドを推奨します。
こちらはダディーズビビッドのデビュー戦から前走こうやまき賞までのラップ適性をまとめたラップマトリックスです。
このラップマトリックスからダディーズビビッドのラップ適性を分析すると、高速ラップから中速ラップの瞬発力勝負に強いことが分かります。シンザン記念で求められるラップ適性についても、前走のこうやまき賞を勝利しており高評価。
今年のシンザン記念でメンバー中、ナンバー1のラップ適性と評価しています。
また馬場適性についても、馬場差-1秒台前半の高速馬場で結果を残してきていますから、今の中京の馬場傾向も合いそうです。
このような高いラップ適性と馬場適性が見込めるダディーズビビッドですが、最終的に上位陣バスラットレオンとククナの能力差を考えて単穴評価までに留めました。
それでも適性は非常に魅力。浜中騎手の積極的な騎乗も重なって、好走を予感させる一頭です。
シンザン記念2021 まとめ
この記事ではシンザン記念の最終予想として本命馬と対抗馬、そして単穴馬についてご紹介しました。
本命馬にはバスラットレオン、対抗馬にはククナ、単穴馬にはダディーズビビットを推奨します。推奨馬3頭の走りに期待したいと思います。
今回、ご紹介した内容が馬券を予想する上で少しでもご参考になれば幸いです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
