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競馬ブログ「競馬知恵袋」をお読みいただき、ありがとうございます!
この記事では「ワーケア」の血統について特集します。
ご参考いただけるよう丁寧に解説していきますので、ぜひ最後までお読み下さい!
【ワーケア 血統診断】デインヒルを内包するハーツクライ産駒の大物!
【血統背景】
父:ハーツクライ
有馬記念(G1)1着、ドバイシーマクラシック(G1)1着など
母:チェリーコレクト
伊オークス (G1)1着、伊1000ギニー (G3)1着など
母父:オラトリオ
エクリプスS(G1)1着、愛チャンピオンS (G1)など
【牝系】
母:チェリーコレクト
ダノングレース 福島牝馬S(G3) 3着
ワーケア
2代母:Holy Moon
シーオブクラス ヨークシャーオークス(G1)1着、愛オークス(G1)1着など
父はハーツクライ、母はチェリーコレクト、母父がオラトリオという血統です。
父ハーツクライは国内でディープインパクトを破った唯一の馬。サンデー系の中でもスタミナに優れ、古馬になっての成長力が期待できます。持続力に優れる末脚は大箱の東京コースや新潟外回りコースで存分に発揮され、その豊富なスタミナから長距離戦も得意。産駒には柔らかい体質を伝える特徴があります。
母チェリーコレクトはアイルランド生産馬で現役時代、イタリアオークス(G1)などを勝った活躍馬。2代母Holy Moonからは、ヨークシャーオークス(G1)を勝ったシーオブクラスが出ています。産駒としても福島牝馬S3着のダノングレースを送り出しており、全ての産駒は勝ち上がっています。繁殖牝馬としては及第点です。
母父オラトリオはアイルランド生産馬で、現役時代はエクリプスS(G1)や愛チャンピオンSなどG13勝の活躍をみせています。種牡馬としても、香港でQエリザベス二世Cを勝ったミリタリーアタックなどを送り出しており、一定の活躍をみせています。
血統背景からは欧州の重厚なイギリス牝系にハーツクライを配合しているため、仕上がりが遅くみえます。しかし母父がデインヒル系のオラトリオで、このデインヒルの血が活きています。
ハーツクライ産駒でデインヒル持ちの馬は、グレイルや同世代のサリオスなど2歳時から活躍をみせる馬が多いです。このデインヒルの血統がハーツクライの若い時期の緩さを締め、その結果、ワーケアは2歳の早い時点から活躍できていると考えます。
父も母も母父も、そして母の母父エルナンドも中長距離で活躍した馬です。
そのような血統背景から距離適性は中距離以上と考えます。
またニジンスキーの5×5のクロスを内包していること、2代母のHoly Moonがバックパサーの5×5のクロスを内包していることから、パワーは十分で道悪も得意とします。
2歳時から活躍をみせている同馬ですが、晩成血統のハーツクライ産駒ですから、本質的には3歳秋以降に本格化すると考えます。
今後のワーケアの活躍に期待します!
以上、この記事ではワーケアの血統についてご紹介しました。
ご紹介した内容が、ご参考になれば嬉しいです!
最後までお読みいただきありがとうございました。