【ファンタジーステークス2019 予想】血統傾向

こんにちは！ＫＡＺＵです。
競馬ブログ「競馬知恵袋」をお読みいただき、ありがとうございます！

この記事では、「ファンタジーステークス」を予想する上で抑えておきたい血統傾向を特集します。過去の成績から導く、高いレース適性を示す「好走血統（キーブラッド）」は必見です。

馬券予想に、ぜひご参考ください！

1 ファンタジーステークス2019の好走血統
- 1.1 【好走血統】ヘイローのクロス
  - 1.1.1 【血統コラム】スマートな走りの「ヘイロー」
2 ファンタジーステークスの好走血統のまとめ

ファンタジーステークス2019の好走血統

それでは早速ですが、ファンタジーステークスを予想する上で抑えておきたい好走血統をご紹介します！

【好走血統】ヘイローのクロス

まず前提として、ファンタジーステークスの好走血統の方向性は2つあります。
一つ目が「ヘイローのクロスなど機動力があって無駄のない走りをする先行馬がそつなく回って馬券に絡むこと」、そして二つ目が「ＧⅠ級の馬が血統傾向を無視して、豪快な末脚で好走すること（もはや血統傾向ではありませんが…）」です。

このような視点で捉えた場合、2歳秋の時点でキャリアが間もない乙女をＧⅠ級かどうか判断するのは非常に困難です。これはある意味、結果論ですから・・・。

そのため今年のファンタジーステークスの好走血統は、前者の「ヘイローのクロス」としています。過去のファンタジーステークスの好走馬でヘイローのクロスを内包する馬をあげれば、昨年3着のジュランビル、2016年2着のショーウェイ、2015年1着のキャンディバローズ、2014年3着のウインソワレなどがあげられます。
過去5年で4回ヘイローのクロスを内包する馬が馬券に絡んでいるわけですから、信頼が置けますね！

また、この好走血統に該当する馬のレースイメージですが、「スタート後、番手もしくはそれに近い好位にすんなりと位置取り、淀の下り坂を利用して加速して早め先頭で粘り込む！」。そのようなイメージです。

2歳のこの時期に行われる非根幹距離で行われる重賞レースですから、そつなく立ち回れる器用さとレースの展開に対して俊敏に反応できる対応力が必要となるということですね！

【好走血統の該当馬】

ベッラヴォルタ（ヘイロー4x5x4）

今年の出走予定馬でヘイローのクロスを内包する馬は一頭で「ベッラヴォルタ」！このベッラヴォルタですが、ヘイロー的な機動力はある馬なのですがスタートが下手で少し頼りない気もします・・・。
そのため、先ほどお伝えしたレースのイメージを優先して捉えていただき、機動力のある血統、例えばロベルトやノーザンテースト、ダンジグといった種牡馬の血量が濃い馬まで広げた考えていただきたいです。
（ただしピッチ・小脚になると淀の下り坂との相性を考えないといけませんが・・・）

【血統コラム】スマートな走りの「ヘイロー」

ここで、今回の好走血統である「ヘイロー」について触れておきます。

ヘイローと言えば、名種牡馬サンデーサイレンスの父として有名です。米国で生まれ活躍した馬で、種牡馬としてはサンデーサイレンスの他にタイキシャトルの父デヴィルズバッグやアルゼンチンの名種牡馬サザンヘイロー、キングヘイローの母グッバイヘイローなどを送り出しています。

ヘイローは気性がすこぶる荒く、「厩務員の腕に噛み付いて振り回す」など恐ろしいエピソードが残っています。一方、レースではその気性の荒さが闘争心へと繋がり活躍しました。

ヘイローの血統の本質的な特徴は豊かなスピードと俊敏性、走りに無駄がなくそつのない走りをすると言われています。気性は別として、競走馬としての走りを表現するなら「スマートな走り」といったところでしょうか。名馬ディープインパクトの3コーナーから4コーナーにかけての芸術的な捲りはいかにも「ヘイロー的な走り」と表現できるかもしれません。

ファンタジーステークスはヘイロー的な豊かなスピードとそつのない走りが活きるレースといえます。