こんにちは!KAZUです。
この記事では、注目の重賞レース「スワンステークス(GⅡ)』の予想を特集します。
実績馬から上り馬まで面白いメンバーが揃った混戦模様の一戦です。
しっかりと予想していきます。馬券予想にぜひご参考ください!
【スワンステークス 2019】血統重視の予想印!馬券の狙い目
まず初めに、この記事の内容についてご紹介します。
この記事は、前半にスワンステークスのレースの鍵を握る展開と馬場状態の想定を取り上げ、後半で予想印とその根拠をご紹介する内容です。
目次
また、スワンステークスのレース傾向と血統傾向については、下記の記事でご紹介しています。あわせてご参考いただければと思います。
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それでは、まずレースの展開と馬場状態からご紹介します!
スワンステークスの予想のポイント|レース展開と馬場状態
スワンステークスを予想する上でポイントとなる、「レース展開と馬場状態」について考察します。
【レース展開】
・ハイペースの底力勝負に近い展開。
【馬場状態】
・重から不良を想定。
今年のスワンステークスのレース展開は、ハイペースの底力勝負に近い形になると予想します。
例年、スワンステークスのレース展開は、短距離戦には珍しく後傾ラップが多い傾向にあります。ただし、今年はマルターズアポジーやイエローマリンバといったハナに拘りたい馬が揃いました。
このメンバー構成であれば、ハイペースは間違いありません。スタミナとバテてからの粘りの底力勝負になるとレース展開を想定します。
続いては、馬場状態について考えます。
レース前日となる金曜日時点のJRAからの公式発表では、京都競馬場の芝の馬場状態は「不良」です。京都競馬場がある伏見区のレース当日の天気予報は、曇りで降水確率は30%。急速な馬場の回復は見込めそうになく、スワンステークの開催時の馬場状態は「重から不良」と予想します。
また馬場の内側は荒れていますので、外を通った馬が伸びる馬場状態と考えられます。
スワンステークスの血統を重視した予想印
それではここからは、スワンステークスの予想印とその根拠についてご紹介していきます。
◎(本命) ⑩モズアスコット
今年のスワンステークスの本命は、⑩モズアスコットです!
昨年のこのレース2着など、京都芝1400mは3戦して1着1回、2着2回と全て連対。高いコース適性が魅力です。
父ガリレオは、スペシャル牝系のサドラーズウェルズの血を色濃く受け継ぐ主張型の種牡馬です。前向きすぎる気性とレースへの集中力は、一旦不振に陥るとマイナスに出てしまい立て直すのに苦労します。
モズアスコットも昨年のこのレース2着以降は5戦して全て掲示板を外しており、近走は不振です。
ただし前走毎日王冠からの距離短縮はこの馬の好走パターンですし、ハイペースの底力勝負のレース展開もプラスに働きます。また10番枠という好枠に入りました。さらに馬場状態が道悪になれば、血統的には後押しとなります。
追い切りの内容を見る限り、動きはよく、前走からの上積みも大きいと考えます。
かなり条件が揃い、ここは復調気配のため本命として推奨します!
〇(対抗) ⑦グァンチャーレ
対抗は、⑦グァンチャーレです!
昨年このレース3着、前走安田記念4着の実績であるグァンチャーレ。
晩成血統のスクリーンヒーロー産駒らしく、今年に入っての充実ぶりは目を見張るものがあります。
ノーザンテーストを内包するロベルト系の父、血統全体で発生するヘイローの4×4のクロスの血統構成のため、パワーと機動力に優れています。そのためコース適性は小回り急坂のマイルコースがベストで、芝1400mは距離が短い印象です。
ただし近走の走りは評価できますし、大崩れもしない馬です。またスクリーンヒーロー産駒ですから、道悪も走ります。
ここも安定して走り、馬券には絡んできそうです!
続いては、上位2頭同様にしっかりと抑えておきたい"単穴評価"の馬をご紹介します。
▲(単穴) ⑰ダイアトニック
単穴は、⑰ダイアトニックです!
レース傾向や好走血統の記事において、推奨馬として取り上げたダイアトニック。
血統的な魅力と高いコース適性が評価できます。
ダイアトニックの父ロードカナロアは、スワンステークスの好走血統であるディープインパクトに似た「柔らかな体質やしなやかでストライドな走り」を産駒に伝えるのが特徴です。
また血統全体で、ストームバードの4 x 4のクロスが発生しています。京都芝1400mは、ストームバードの後継種牡馬ストームキャットの血統がとにかく走ることを考慮すると、このクロスも高く評価できます。
京都芝1400mは4戦して4勝と相性は抜群です。
追える騎手「スミヨン騎手」鞍上も買い材料。
予想全体ではモズアスコット、グァンチャーレの道悪適性を評価して、ダイアトニックは3番手評価としましたが、この馬も侮れません。
△(連下) ②ノーワン、⑥アマルフィコースト、⑱セイウンコウセイ
連下には、②ノーワン、⑥アマルフィコースト、⑱セイウンコウセイの3頭を抑えます。
ノーワンはハーツクライ産駒でも、母方にニジンスキー系のカーリアンやサドラーズウェルズといったパワーと底力が特徴の血統を取り込んでいます。道悪馬場は合うでしょう。また斤量52kgは魅力です。前走のスプリンターズステークス8着はオークスからの一気の距離短縮でしたので、短距離連戦となるここでの変わり身は大きいと読みます。
アマルフィコーストは父ダイワメジャー×母父ハイシャパラルの配合なので、血統的な道悪適性は高そうです。底力も兼備する血統背景ですから、先行して前で受けての粘り強さに期待。ポートアイランドS3着からの上積みも見込めます。
セイウンコウセイは、スプリンター気質なので200m距離が長い印象ですが、それでも得意の道悪になれば浮上の可能性を秘めます。スプリンターズステークスでは大敗しましたが、抑えておく必要はあります。
スワンステークスの予想印(まとめ)
それでは最後にスワンステークスの予想印をまとめます!
【スワンステークスの予想印(まとめ)】
◎⑩モズアスコット
〇⑦グァンチャーレ
▲⑰ダイアトニック
△②ノーワン
△⑥アマルフィコースト
△⑱セイウンコウセイ
以上、この記事では、スワンステークスの予想印をご紹介しました。ご紹介した内容が、馬券を予想する上でご参考になれば嬉しいです!
最後までお読みいただきありがとうございました。