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競馬ブログ「競馬知恵袋」をお読みいただき、ありがとうございます!
この記事では、土曜日の京都メインレース「淀短距離ステークス」の予想をご紹介します。
ご参考いただけるようしっかりと予想していきますので、ぜひ最後までお読み下さい!
目次
淀短距離ステークスの予想のポイント!血統傾向とレース傾向
はじめに、淀短距離ステークスの予想のポイントとなる血統傾向(好走血統)とレース傾向についてご紹介します。
フォーティナイナー系の血統が毎年馬券に絡む!
まず血統傾向についてですが、淀短距離ステークスは大系統でミスタープロスペクター系、特にフォーティナイナー系が好走するレースです。
2017年1着のセイウンコウセイは父がフォーティナイナー系のアドマイヤムーン産駒、2018年1着のラインスピリットも父がフォーティナイナー系のスウェプトオーヴァーボード産駒、2019年2着のアンヴァルは母の母父がフォーティナイナー系のエンドスウィープです。
このように淀短距離ステークスで毎年馬券に絡むフォーティナイナー系ですが、今年の淀短距離ステークスは残念ながら血統の3代までにフォーティナイナー系の血統を持つ馬がいません。そのため、大系統で捉えてミスタープロスペクター系の血量が濃い馬に注目したいところです。
【淀短距離ステークスの血統傾向(好走血統)】
・大系統ミスタープロスペクター系。特にフォーティナイナー系の血統
前に行けば行くほど有利なレース!
次にレース傾向についてですが、淀短距離ステークスは脚質的に前に行けば行くほど有利なレースです。
過去10年の淀短距離ステークスの脚質別成績を分析すると、逃げ馬が3勝、2着2回、勝率30.0%、複勝率50.0%と好成績。次点で先行、以降は差し、追込みの順番で成績が続きます。
この「前に行けば行くほど有利なレース」という傾向については、京都芝1200mの全体のレース傾向としてもいえる傾向です。
レース的にも、コース的にも、前に行く馬が有利であることは、淀短距離ステークスの大きな予想のポイントといえます。
【淀短距離ステークスのレース傾向】
・前に行けば行くほど有利なレース!
淀短距離ステークスの最終予想!予想印とその根拠
それではここからは、淀短距離ステークスの予想印とその根拠についてご紹介していきます!
◎(本命)⑫アイラブテーラー
今年の淀短距離ステークスの本命は、⑫アイラブテーラーです!
近走の充実ぶりは著しく、前走の京阪杯も4コーナーでファンタジストの故障による不利を受けながらも2着を確保。能力的に、この馬が最上位でしょう。
血統は父がトーセンラーで母父がダンスインザダーク。両馬ともに現役時代、京都を得意としていたことから、血統的な後押しもあります。また牝系をたどれば、下総御料牧場(しもふさごりょうぼくじょう)の基礎輸入牝馬である星旗に行き着きます。このような生粋の日本牝系は、タフな馬場に強い印象を抱いており、その点も魅力です。
さらに京都芝1200mは、ここまで2戦して1勝2着1回と相性も抜群です。
このように評価材料が多いアイラブテーラーですので、今回も好走が期待できます。
唯一気になる点は、後ろからいく脚質。今回は鞍上が武豊騎手ですから、いつも以上にためて終いの脚を活かしてきそうなため、差し届かずの2着、3着が怖いなという印象を受けています。
それでも能力・適性ともに高い一頭ですから、最上位評価すべきと考えています。
〇(対抗)⑩カラクレナイ
対抗には、⑩カラクレナイを推奨します!
近走、前で受けれるようになって安定感が増した点が評価できる馬です。
父ローエングリンはサドラーズウェルズ系のシングスピールを父に持ち、母父はミルリーフ系のGarde Royale(ガルドロワイヤル)の配合で、欧州の重厚な血統が特徴の種牡馬です。
短距離馬では、カラクレナイの他に昨年のこのレースを勝ったナインテイルズが産駒におり、京都芝1200mは複勝率40%以上、単勝回収率・複勝回収率ともに100%以上と得意にしています。
カラクレナイ自体も京都芝1200mは2着1回、3着3回と勝ちきれない点はあるものの好成績です。適性は非常に高いといえます。
今回は京阪杯ほど前半のペースが速くならないと予想していますので、レース展開次第では、アイラブテーラーとの逆転も考えられる一頭です!
▲(単穴)④ボンセルヴィーソ
単穴には、④ボンセルヴィーソを推します!
京都金杯から連闘となるボンセルヴィーソですが、好走条件が揃っており、連闘でも上位評価で推奨したい馬です。
過去5年の逃げの複勝率が45%以上と前絶対有利の京都芝1200mで先行できる点は魅力ですし、母系にトニービンを内包するダイワメジャー産駒はコパノリチャードやソルヴェイグなどがいます。スプリント戦で先行力とスピードの持続力を活かして押し切る競馬が得意の血統で、その点から京都芝1200mは合うでしょう。
またダイワメジャー産駒のため、仮に馬場が道悪になったとしてもこなせることも魅力です。
前々走の渡月橋ステークスは1着、前走の京都金杯は3着と好走しており、先行して最後まで粘り強い末脚を発揮するレース内容も評価できます。
連闘となりますが、ここでも好走を期待したいです!
△(連下)⑭エイシンデネヴ、③イベリス
最後に連下として、⑭エイシンデネヴ、③イベリスを抑えます。
どちらもロードカナロア産駒で、ロードカナロア産駒は京都の淀の下り坂を得意としており、京都芝コースで良績です。そのような点から、血統的に後押しが大きい2頭といえます。
その2頭の中でも、特注馬に近い形で抑えておきたいのが⑭エイシンデネヴで、前走の京阪杯は4コーナーでファンタジストの故障の影響を大きく受ける不利がありました。
父ロードカナロア×母父High Chaparral(ハイシャパラル)の配合で、名牝Specialのクロスも持つ馬。前向きな気性は確かなものがあり、展開されハマれば大外一気の差し切り勝ちもあり得ます。
淀短距離ステークスの最終予想のまとめ!
それでは最後に、淀短距離ステークスの予想印をまとめて締めくくります!
【淀短距離ステークスの予想印】
◎⑫アイラブテーラー
〇⑩カラクレナイ
▲④ボンセルヴィーソ
△⑭エイシンデネヴ
△③イベリス
以上、この記事では淀短距離ステークスの予想をご紹介しました。ご紹介した内容が、馬券を予想する上でご参考になれば嬉しいです!
なお同日の中山メイン「迎春ステークス」の最終予想については、下記の記事でご紹介しています。あわせてご参考下さい!
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