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この記事では、伝統の古馬G2競走「日経新春杯」の最終予想をご紹介します。
ご参考いただけるようしっかりと予想していきますので、ぜひ最後までお読み下さい!
目次
日経新春杯の予想のポイント!血統傾向とレース傾向
はじめに日経新春杯の予想のポイントとなる血統傾向(好走血統)とレース傾向についてご紹介します。
ステイゴールド系の種牡馬が活躍!
まず血統傾向についてですが、日経新春杯はステイゴールド系の種牡馬が活躍するレースです。
2019年2着のルックトゥワイス、3着のシュペルミエール、2018年1着のパフォーマプロミスはステイゴールド産駒。2018年3着のガンコはステイゴールドの後継種牡馬のナカヤマフェスタ産駒です。
直近3年の日経新春杯の好走馬6頭中4頭が父ステイゴールド系で占められています。日経新春杯は、まず父ステイゴールド系の出走馬を抑えておく必要があります。
その他、日経新春杯は、血統全体でみれば欧州型血統が優勢であることも、血統傾向としては抑えておきたいポイントといえます。
大外枠が走る!
次にレース傾向についてですが、日経新春杯は「4歳馬が走るレース」です!
過去10年の日経新春杯の年齢別成績を分析すると、4歳馬が7勝、2着5回、3着1回、勝率21.9%、連対率37.5%、複勝率40.6%と好成績をあげています。
年齢別の全体の傾向をみても、若ければ若いほど成績や平均着順が上がる傾向にあります。日経新春杯は若い馬、特に4歳馬が狙い目のレースといえます。
その他のレース傾向でいえば、過去10年の成績では、斤量54.0㎏~56.0kgの馬が7勝、2着9回、3着4回と抜群の成績をあげていること、1枠、2枠、3枠の内枠が好成績であることなどがあげられます。
日経新春杯の最終予想!予想印とその根拠
それではここからは、日経新春杯の予想印とその根拠についてご紹介していきます!
◎(本命)②レッドジェニアル
本命は、②レッドジェニアルです!
血統は父キングカメハメハ、母レッドアゲート、母父マンハッタンカフェの配合です。
父キングカメハメハは、ステイゴールドと同レベルで日経新春杯において好成績をあげている種牡馬で、過去10年でルーラーシップ、トゥザグローリー、レーヴミストラル、ミッキーロケットと4頭の勝馬を送り出しています。
また母系の血統背景は異なりますが、キングカメハメハ産駒でMr.Prospectorのクロスを持つ点は、ミッキーロケットと同じ血統背景。この点も評価ができます。
なによりレース傾向にしっかりと合致する点が、この馬の最大の推奨理由。
好成績の4歳馬で好枠の内枠。そして斤量も若干重いながらも好走傾向の56㎏。
レース傾向としては、バッチリでしょう。
京都コースも5戦して2勝、3着2回。前走の菊花賞6着を除けば馬券圏内を外していません。
中間も山元トレセンから帰厩後に追切を11本とこなしており、CWから長めでいい時計を出しています。
血統、レース傾向からも推奨できる馬で馬券の軸に最適な一頭です。
〇(対抗)⑬アフリカンゴールド
対抗には、⑬アフリカンゴールドを推奨します!
アフリカンゴールドの血統は、父ステイゴールド、母ブリクセン、母父Gone West、母の母父Danehillの配合です。
まず、父が日経新春杯の好走血統のステイゴールドであることが評価できます。
また、母系にDanehillを内包するステイゴールド産駒には、アフリカンゴールドの他に天皇賞(春)を連覇したフェノーメノがいます。
京都の淀の下り坂を得意とする血統背景です。
実際にアフリカンゴールド自身も、日経新春杯と同舞台である京都芝2400mで行われた4走前の烏丸ステークスでレノヴァールの2着に敗れたとはいえ、好位からセンスある競馬を見せています。
京都外回りコースの通算成績も5戦して1勝、2着2回と好成績。コース適性は申し分ありません。
前走のアルゼンチン共和国杯は直線で進路確保に手間取りながらも3着を確保。昇級初戦でいきなりのG2競走でありながら、勝ったムイトオブリガードとはコンマ2秒差ですから、評価ができるレース内容です。
状態についても、追切でCWで長めから一杯に追って好時計を叩き出していますから万全です。
血統的にもレース適性的にも評価ができ、状態も万全ということであれば好走が期待できます!
▲(単穴)⑦タイセイトレイル
単穴は、⑦タイセイトレイルです!
タイセイトレイルの血統は、父ハーツクライ、母マザーウェル、母父シンボリクリスエスの配合です。
従兄弟には昨年のアルゼンチン共和杯を勝ったムイトオブリガードがおり、祖母はシンコウラブリイ。牝系のハッピートレイルズ牝系からは多くの活躍馬が出ており、活力ある牝系です。
父ハーツクライ×母父シンボリクリスエスの配合は、タイセイトレイルの他にカフジプリンスやベルラップがおり、スタミナ豊富でジリ脚ながら長くいい末脚が使える血統といえます。
このタイセイトレイルもスピードの持続力が売りの馬で、キレる脚はありませんが好位から粘り強く伸び続ける末脚は評価ができます。
前走のジャパンカップは15着と大敗しましたが、それまでの過去10戦はいずれも馬券圏内と堅実であることも魅力です。
ジャパンカップの大敗後は、ぎりぎりまでノーザンファームしがらきで調整されて、帰厩後に調教で好時計をマークして臨む一戦。
前走の大敗で人気を落とすようであれば、積極的に狙いたい馬です。
☆(星)⑪サトノガーネット
△(連下)⑥モズベッロ
最後に特注馬の星に⑪サトノガーネット、連下で⑥モズベッロを抑えます。
まず特注馬のサトノガーネットですが、ディープインパクト産駒らしい上り3ハロンの鋭い末脚が最大の武器。ただし、エンジンがかかるまでに少し時間がかかるため、道中の追走力に課題があります。その点で考えれば、今回の距離延長はプラスといえます。
母系にサドラーズウェルズの全兄弟であるFairy Kingやロベルト系のLear Fanを内包していることから、多少馬場が重たくなっても問題ないでしょう。
牝馬ながら斤量が55.0kgと見込まれたこと、最終追切がいつもよりは動けていないことが気になりますが、前走の中日新聞杯の末脚は圧巻でしたから、しっかりとマークしておきたい特注馬です。
次に連下のモズベッロについてですが、3勝クラスということで斤量が52.0kgと軽斤量であることが魅力です。
配合的には父ディープ系×母父ストームキャット系の配合のため、「今の中山のタフな馬場でどうかな」という印象の血統ですが、重馬場での勝ち星もあるため問題ないでしょう。
前走のグレイトフルステークスでは、スローペースの前残りの展開でよく追い込んで4着と一定の力を示しています。ここでも馬券圏内が期待できそうです。
日経新春杯の最終予想のまとめ
それでは最後に、日経新春杯の予想印をまとめて締めくくります!
【日経新春杯の予想印】
◎②レッドジェニアル
〇⑬アフリカンゴールド
▲⑦タイセイトレイル
☆⑪サトノガーネット
△⑥モズベッロ
以上、この記事では日経新春杯の予想印をご紹介しました。
なお、同日の中山の重賞レース「京成杯」の最終予想については下記の記事でご紹介しています。ぜひご参考下さい。
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ご紹介した内容が、馬券を予想する上でご参考になれば嬉しいです!
最後までお読みいただきありがとうございました。