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【マーメイドステークス2020 予想】ラップ、血統からセンテリュオVSサラスを徹底分析!

2020年6月8日

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この記事でご紹介する内容は、マーメイドステークスの予想のポイントと1番人気想定のセンテリュオと連覇を狙うサラスの徹底考察です。

なおマーメイドステークスの最終予想については、下記の記事でご紹介しています。最終予想をご確認されたいという方は、こちらの記事をお読みいただけますと幸いです。

しっかりと予想していきますので、馬券予想にぜひご参考ください!

予想法について

この記事の初めに、僕の予想法について簡単にご紹介します。

僕の予想法はラップ分析を軸に、その上で好走血統やローテーション、レース傾向、馬券の費用対効果である馬券期待値などを補足的に取り入れます。

【KAZUの予想法】

予想法=ラップ分析×(血統傾向+ローテーション+etc)

またラップ分析については、出走予定馬のラップ適性を見抜くためラップマトリックスという手法を用います。

このブログを初めて見るという方もおられるかと思いますので、初めに予想法についてご紹介させていただきました。

 

マーメイドステークス ラップ分析

それでは、マーメイドステークスの予想に入ります。

初めに、マーメイドステークスのラップ分析など予想のポイントについてご紹介します!

 

まず取り上げるのが、マーメイドステークスのラップ分析です。

こちらは、直近5年のマーメイドステークスの1ハロン毎のラップの推移をまとめたグラフです。

マーメイドステークス ラップ傾向
マーメイドステークス ラップ傾向

マーメイドステークスは、持続力と瞬発力、そして底力のそれぞれの適性がバランスよく求められるレースであることが特徴です。

グラフでラップ傾向を確認すると、中盤のラップが緩みにくい上で残り4ハロンからラップが高速化しており、ラスト1ハロンはガクッとラップが落ちていることが分かります。

基本的には持続力型の適性が求められるレースと考えていますが、瞬発力型や底力型の適性も補完する必要がある。マーメイドステークスはそのようなレースといえます。

 

脚質型とラップスピードの2軸で考えるラップ適性においては、上り3ハロンと上がり3ハロンを除くラップ変化で導く脚質型は、持続力型、バランス型が各2回、限りなくバランス型に近い瞬発力型が1回となっています。

また高速レースなのか、時計がかかるレースなのかを示す1ハロン平均のラップスピードについては、平均値が11.97です。

マーメイドステークス ラップ適性
マーメイドステークス ラップ適性

このような傾向であるマーメイドステークスで求められるラップ適性ですが、「持続力型・バランス型×ラップスピード11.90~12.10 」と考えます。

 

次に好走血統やレース傾向といったマーメイドステークスのその他の予想のポイントをご紹介します。

まず血統傾向ですが、マーメイドステークスの好走血統は2点。
「ディープインパクト産駒」と「父ステイゴールド系」です。

まず「ディープインパクト産駒」についてですが、過去10年でマーメイドステークスに11頭出走して3勝、2着2回、複勝率45.8%と相性抜群。2019年2着のレッドランディーニ、2018年1着のアンドリエッテと2年連続連対中の好走血統です。

次に「父ステイゴールド系」ですが、過去10年のマーメイドステークスで10頭出走して1勝、2着1回、3着2回と好走傾向。昨年はオルフェーヴル産駒のサラスが勝利しています。この「父ステイゴールド系」についても注目です。

 

次にレース傾向についても触れておくと、下記の3点があげられます。

【マーメイドステークス レース傾向】

①過去10年で前走パールS組が5勝と大活躍。直近2連勝中。

②前走下級条件で4着以内に入った馬、もしくは同級条件で大敗した馬が狙い目。

③前走からの距離変更は、距離延長組が好成績。 マイラー指向の馬が好走傾向。

一点補足しておくと、マーメイドステークスと相性抜群のパールステークスですが、今年は例年の京都芝1800mと異なり新潟芝1800mでレースが開催されています。この点はご注意をお願いします。

以上、ここまでマーメイドステークスの予想のポイントについてご紹介しました。
次以降でご紹介するセンテリュオ、サラスの考察については、この予想のポイントを判断軸に行っていきます!

マーメイドステークス 有力馬考察

それではここからは、マーメイドステークスの1番人気想定のセンテリュオと連覇を狙うサラスの考察についてご紹介していきます!

 

センテリュオ 考察

まずは、想定1番人気のセンテリュオについて取り上げます!

こちらは、センテリュオのラップマトリックスです。

センテリュオ ラップ適性
センテリュオ ラップ適性

このラップマトリックスとは、ラップスピードを縦軸に、脚質型の指標であるレースペースチェンジ指数(RPCI)を横軸に取り、過去のレースのラップ適性と結果を散布図にまとめたものです。

赤い四角枠がマーメイドステークスで求められるラップ適性で、この枠内のレースの結果、ならびに近接するレースの結果から、その馬のレースに対するラップ適性が分かります。

このラップマトリックスから考えるセンテリュオのラップ適性ですが、グラフの右上にいくほど好走傾向にあることが分かります。

この傾向と過去のレース内容をふまえると、芝2000m以上の中距離戦で道中に脚をためることができる瞬発力型のレース。これが、センテリュオが最も力を発揮するレースと考えます。

マーメイドステークスで求められる「持続力型」や「バランス型」のレースについては、条件戦の尼崎ステークスや君子蘭賞で勝ちきれなかったり、昨年のマーメイドステークスで1番人気で4着と馬券圏内を外しています。

この結果より、大きくパフォーマンスを落とすことはないものの、適性としてはやや疑問といったところです。

 

一方、血統適性とローテーションについては高く評価ができます。

センテリュオの父は、マーメイドステークスの好走血統であるディープインパクト。この点は評価すべきでしょう。

ローテーションについては、今回、前走大阪城ステークスから200mの距離延長ローテとなります。センテリュオは、ここまで距離延長ローテは4戦して1勝、2着2回、4着1回と好成績をあげています。

また間隔は中13週となりますが、フレッシュな状態で高いパフォーマンスを発揮するディープインパクト産駒らしく、長期休養明けでも鉄砲掛けし、実績も残しています。

この血統適性、ローテーションは高く評価すべき馬です。

 

1週前の総合評価としては、血統適性、ローテーションは高く評価できるもののラップ適性としてはやや疑問。そのため、実力的には予想印は外せないものの馬券期待値をふまえて最終的にどの印に落ち着くかといったところです。

この点については、枠順や馬場状態などもふまえながら決めていきたいところです。

 

サラス 考察

続いて、連覇を目指すサラスを取り上げます!

こちらは、サラスのラップマトリックスです。

サラス ラップ適性
サラス ラップ適性

このラップマトリックスから考えるサラスのラップ適性ですが、先ほどご紹介したセンテリュオ同様にグラフの右上にいくほど好走傾向にあります。

そのため、サラスも芝の中距離戦で道中に脚をためることができる瞬発力型のレースに強い馬といえます。ただし、昨年のマーメイドステークスを勝っていることより、センテリュオよりは脚質型の適性が広く、持続力型のレースに対してもパフォーマンスを維持して瞬発力型のレースと遜色ない力を発揮できると考えています。

このような傾向より、サラスのマーメイドステークスに対するラップ適性は高く評価できます。

 

またサラスは、ラップ適性だけでなく血統適性、ローテーションについても評価ができます。

サラスの父は、マーメイドステークスの好走血統であるステイゴールド系のオルフェーヴルで今年も好走を予感させます。

またローテーションについては、前走新潟大賞典から同距離ローテで中4週となります。叩き良化型の馬であるため、長期休養明けを使っての中4週という点は期待ができ、実際に中4週で使われたレースは過去2戦2勝と完璧な成績を残しています。

 

このようにラップ適性や血統適性、そしてローテーションの視点から高く評価できるサラス。あとは、前走大敗という結果もありますので状態が鍵となりそうです。この状態面の見極めが、サラスにおける予想のポイントと考えます。

 

以上、この記事では「マーメイドステークス」の予想のポイントとセンテリュオ、サラスの考察について特集しました!

ご紹介した内容が、馬券を予想する上でご参考になれば嬉しいです!

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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  • この記事を書いた人

カズ

過去のレースと各馬の好走レースのラップ傾向を分析して競馬予想を行っています。独自ツールの「ラップマトリックス」でラップ適性を分析。YouTube「KAZUの競馬予想TV」も運営しています。