こんにちは。競馬ブログ「競馬知恵袋」をお読みいただき、ありがとうございます!
この記事では注目の重賞競走「七夕賞」の本命馬をご紹介します!
なお七夕賞の予想のポイントとなるラップ分析については、下記の記事でご紹介しています。まだチェックされていない方はあわせてご参考ください!
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それでは七夕賞の最終予想にまいります!
本命馬|③クレッシェンドラヴ
ラップ適性から考える七夕賞の本命候補は超底力型や底力型のレースに強いクレッシェンドラヴ、ウインイクシード、マイネルサーパスの3頭。
その中でも最もラップ適性が高いクレッシェンドラヴを本命としました!
①高いラップ適性が見込める。
②戦ってきたメンバーレベルは高く、前走の敗因もはっきりとしている。
③長期休養明けも苦にせず、追切も抜群。
クレッシェンドラヴを本命で推奨する1点目の理由は「高いラップ適性が見込める」ことです。
こちらはクレッシェンドラヴのラップマトリックスです。
赤い四角枠が七夕賞で求められるラップ適性で、この枠内のレースの結果ならびに近接するレースの結果からクレッシェンドラヴの七夕賞に対するラップ適性が分かります。
ラップマトリックスからクレッシェンドラヴのラップ適性を分析すると超底力型から底力型の高速ラップから中速ラップのレースに強く、とにかく前半から飛ばしてバテテからの勝負に強いことが分かります。
七夕賞で求められるラップ適性「超底力型・底力型×ラップスピード11.80~12.10」においては、昨年の七夕賞と七夕賞と同コースで行われる福島民報杯、美浦ステークスと3戦して1勝、2着2回と連対を外していません。この実績から七夕賞に対する高いラップ適性が見込めます。
また福島芝2000mコースにおいても福島記念、七夕賞、福島民報杯と3戦して1勝、2着2回と好成績をあげており高いコース適性を誇ります。この実績も後押します。
クレッシェンドラヴの推奨理由の2点目は「戦ってきたメンバーレベルは高く、前走の敗因もはっきりとしている」ことです。
クレッシェンドラヴは昨年夏以降はGⅡ・GⅢ競争を中心にレースを使われ、スティッフェリオやミッキースワロー、ステイフーリッシュといった馬としのぎを削ってきました。スティッフェリオは天皇賞春でフィエールマンと僅差の2着、ミッキースワローは同レース3着で日経賞を勝利、ステイフーリッシュについてもAJCCでブラストワンピースと好勝負を演じています。
今年の七夕賞のメンバー構成においては戦ってきたメンバーレベルが1枚も2枚も上の印象です。
また前走の中山金杯の7着においてはスローペースの前残りの競馬を後ろから追い込む形となり届かずの7着ですから敗因もはっきりとしています。
最後となるクレッシェンドラヴの推奨理由の3点目は「長期休養明けも苦にせず、追切も抜群」であることです。
今回中26週と長期休養明けの一戦となるクレッシェンドラヴですが、ここまで中10週以上の間隔を空けたレースの成績は8戦して4勝、2着2回と好成績で休み明けを苦にしません。
調教においても抜群の動きを見せています。1週前の追切では不良馬場のなか美浦南Wで6ハロン63.5秒の自己ベストタイをマーク。最終追切も鞍上の内田騎手を背に力感があるよい走りを見せています。
長期休養明けとなりますが、状態面に不安はないでしょう。
出脚がいい馬ではありませんので内枠を引いた点は気になりますが、その点は長年コンビを組む内田騎手の手腕に期待したいと思います。
このような理由から今年の七夕賞はクレッシェンドラヴを本命馬で推奨します。その走りに期待します!
その他 注目馬
最後にクレッシェンドラヴ以外のラップ適性が高い注目馬についてもご紹介します。
まずクレッシェンドラヴに続くラップ適性の高さを誇る馬としてウインイクシード、マイネルサーパスの2頭があげられます。
どちらも底力型のレースに強い馬でレースが前傾ラップになると強さを発揮します。ただし両陣営ともに「道悪が得意でない」とのコメントがでていますので、当日の馬場状態が鍵を握りそうです。
もう1頭注目馬をあげるとすれば、重馬場・不良馬場といったかなりコンディションが悪い馬場状態になればリュヌルージュを押さえたいです。不良馬場で行われた中山牝馬ステークス2着の実績があるように道悪馬場でラップが低速化するとこの馬の個性が活きます。
馬場状態次第ではリュヌルージュもマークしたい一頭です。
以上、この記事では「七夕賞」の最終予想として本命馬をご紹介しました!
ご紹介した内容が、馬券を予想する上でご参考になれば嬉しいです!
最後までお読みいただきありがとうございました。