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この記事では、日曜日の新潟の重賞レース「関屋記念」の予想のポイントとなるデータ分析・血統分析をご紹介します。馬券予想にぜひご参考ください!
関屋記念 データ分析
まず初めに関屋記念のデータ分析についてご紹介します。
このデータ分析は、過去10年の関屋記念のデータを分析することで傾向が強いデータをピックアップしています。
7枠、8枠の外枠が好成績
データ分析による1つ目の傾向で取り上げておきたいのが「7枠、8枠の外枠が好成績」であることです。
過去10年の関屋記念では、7枠の成績が5勝、2着1回、3着1回、勝率20.8%、複勝率29.2%。8枠の成績が3勝、2着3回、3着1回、勝率12.8%、複勝率28.0%と好成績です。
今年も7枠、8枠に入った馬には注目です。
逃げ・先行が好成績
データ分析の2つ目の傾向は「逃げ・先行が好成績」であることです。
新潟芝の外回りコースと聞くと、長い直線から差し・追込馬が好成績な印象を受けますが、関屋記念においては逃げ、先行馬の方が良績です。
実際に過去10年の関屋記念では、逃げ馬が3勝、3着1回、勝率30.0%、複勝率40.0%。先行馬が3勝、2着4回、3着3回、複勝率28.6%の成績を残しています。
差し・追込馬が馬券に絡めていないわけではありませんが、「直線が長い=差し・追込が届く」と考えるのは早まった考えといえます。
関屋記念 血統分析
ここからは血統分析についてご紹介します。
関屋記念と聞くと、昨年のミッキーグローリーや一昨年のプリモシーンの勝利から「ディープインパクト産駒」が好走血統という考えを抱きますが、この考えには注意が必要です。
そもそもディープインパクト産駒は関屋記念に過去10年で21頭出走しており、出走頭数が非常に多くなっています。実際に過去10年の関屋記念のディープインパクト産駒の複勝率は28.6%。これはディープインパクト産駒の芝の総合成績の複勝率を下回っています。
そのような中で注目したいのは「欧州型ノーザンダンサー系。特にフェアリーキングやデインヒルの血統」です。
フェアリーキングについては、血統の3代までにその血統を内包する馬が関屋記念で直近4年連続で馬券に絡んでいます。またデインヒルの血統についても、一昨年の勝ち馬プリモシーンや2017年の勝馬ヤングマンパワーなど活躍傾向です。
関屋記念の好走血統「欧州型ノーザンダンサー系。特にフェアリーキングやデインヒルの血統」を内包する出走馬については、評価を高めていきたいところです。