こんにちは!
いつも競馬知恵袋をお読みいただき、ありがとうございます。
この記事では日曜日の東京メインの重賞競走「アルゼンチン共和国」の予想について特集します!
ご紹介する内容は、アルゼンチン共和国の予想のポイントとなるラップ分析、最終予想となる本命馬の2点です。
アルゼンチン共和国をラップからしっかりと予想していきます。ぜひ、最後までお読みください。
アルゼンチン共和国2020 予想のポイント
この記事の初めにアルゼンチン共和国の予想のポイントとなるラップ分析についてご紹介します。
上図はアルゼンチン共和国の直近5年のラップ傾向をまとめたラップマトリックスです。
このラップマトリックスとはラップスピードを縦軸に、脚質型の指標であるレースペースチェンジ指数(競馬ソフト「ターゲットフロンティア」で使用される数値「RPCI」)を横軸に取り、対象レースのラップ適性を散布図にまとめたグラフです。
縦軸のラップスピードからは高速ラップ、中速ラップ、低速ラップへの適性が、横軸の脚質型からは前傾ラップのバテてからの「底力勝負」、もしくはワンペースな「持続力勝負」、あるいは上り3ハロンの「瞬発力勝負」に強いのかが分かります。
このラップマトリックスを用いてアルゼンチン共和国杯のラップ分析を行うと、縦軸のラップスピードは12秒10~12秒40。横軸の脚質型は瞬発力型・超瞬発力型が基本となっています。
中距離戦の中速ラップから低速ラップにおいて、道中のラップが緩んでの直線での瞬発力勝負。
これがアルゼンチン共和国のラップの特徴といえます。
そのようなアルゼンチン共和国で求められるラップ適性ですが、「瞬発力型・超瞬発力型×ラップスピード12秒10~12秒40」に設定します。
次にご紹介する最終予想については、ここまでご紹介したアルゼンチン共和国で求められるラップ適性に対して高い適性を示す馬を本命馬として推奨します。
アルゼンチン共和国2020 本命馬
それではここからは、アルゼンチン共和国の本命馬についてご紹介していきます。
今年のアルゼンチン共和国の本命馬は、穴馬狙いで⑮サトノルークスを推奨します。
抜けた1番人気が想定されるユーキャンスマイルのラップ適性は申し分ありません。そのため当初はユーキャンスマイルを本命で推奨する予定でした。
しかし、ユーキャンスマイル同様に高いラップ適性が見込めるサトノルークスの土曜日15時時点の単勝オッズは20倍を超える高配当。
これだけの配当妙味が見込めるのであれば、一発にかけてサトノルークスを本命で狙いたいと考えました。
⑮サトノルークス ラップ適性
上図はサトノルークスのデビューから前走までのラップ適性をまとめたラップマトリックスです。
サトノルークスのラップにおける特徴はラップスピードは中速ラップから低速ラップ、脚質型は瞬発力勝負に強いことがあげられます。
ラップマトリックスからラップが低速化かつ瞬発力勝負の右上にいくほど好走していることは一目瞭然です。このようなラップ傾向より、アルゼンチン共和国に対するラップ適性は高いものが見込めます。
実際にアルゼンチン共和国で求められるラップ適性「瞬発力型・超瞬発力型×ラップスピード12秒10~12秒40」と合致するすみれステークスを快勝しています。
上り3ハロン34秒台前半のような終いに速い脚を求められる展開になると不安点はありますが、東京競馬場の芝が例年よりも時計のかかる馬場状態であることは確かです。そのため今の東京の馬場にも対応できると予想します。
直近2走鳴尾記念、小倉記念の凡走についても、この馬に不向きな高速ラップの持続力勝負となったレースですから敗因は明確です。
今回、得意とするラップ適性に入ってきて変わり身が期待できると考えます。
このようにラップ適性から変わり身が期待できるサトノルークス。続いては、気になる状態面を見ていきたいと思います。
1週前追切では時計ならびに併せ馬の内容が乏しい状況でしたが、1週前追切で一杯に追われての変わり身があってか、最終追切はいい内容で調整が行われています。
最終追切は、栗CWで終い強めに追われ、6F83.1-ラスト1F12.1に時計をマーク。動きも力感がありますし、併せたアイスバブルとの内容も好印象です。
ディープインパクト産駒で仕上がりが早く、休み明けを苦にする印象もありません。
このように今回はサトノルークスが好走できる条件が揃っています。
その上で配当妙味十分となれば、思い切ってサトノルークスを狙いたいと思います。
今年のアルゼンチン共和国は、サトノルークスで勝負します。
以上、この記事では注目の重賞競走「アルゼンチン共和国」の予想についてご紹介しました。
ご紹介した内容が馬券を予想する上で少しでもご参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。