こんにちは！
いつも競馬知恵袋をお読みいただき、ありがとうございます。
この記事では土曜日の東京メインの重賞競走「武蔵野ステークス」の予想について特集します！
ご紹介する内容は、武蔵野ステークスの予想のポイントとなるラップ分析、最終予想となる本命馬の2点です。
武蔵野ステークスをラップからしっかりと予想していきます。ぜひ、最後までお読みください。
目次
武蔵野ステークス2020 予想のポイント
この記事の初めに武蔵野ステークスの予想のポイントとなるラップ分析についてご紹介します。
武蔵野ステークス2020 ラップ傾向
上図は武蔵野ステークスの直近5年の1ハロン毎のラップの推移をまとめたグラフです。
ラップの推移を示すグラフを見ると、武蔵野ステークスは前半4ハロンが速く、後半4ハロンが遅い傾向にあることが分かります。
ただラスト3ハロンがバテテからの底力勝負になっているかというとそうではなく、前半が速いラップで流れながらも後半においてもその速いラップが持続的に続いていることが特徴です。
つまり底力勝負に対する適性を求められると同時にラスト3ハロンの末脚適性も求められるレースであるということです。
武蔵野ステークス2020 ラップマトリックス
続いては、このラップ傾向を予想の軸ととなるラップマトリックスに落とし込んでいきます。
このラップマトリックスとはラップスピードを縦軸に脚質型の指標であるレースペースチェンジ指数（競馬ソフト「ターゲットフロンティア」で使用される数値「RPCI」）を横軸に取り、対象レースのラップ適性を散布図にまとめたグラフです。
縦軸のラップスピードからは高速ラップ、中速ラップ、低速ラップへの適性が、横軸の脚質型からは前傾ラップのバテてからの「底力勝負」、もしくはワンペースな「持続力勝負」、あるいは上り3ハロンの「瞬発力勝負」に強いのかが分かります。
このラップマトリックスを用いて武蔵野ステークスのラップ分析を行うと、縦軸のラップスピードは11秒70～11秒90。
ダート戦でも高速ラップを刻んでいることが分かります。
続いて横軸の脚質型についてですが、底力型もしくは持続力型が基本です。
このようなラップマトリックスの傾向をふまえて武蔵野ステークスで求められる適性を考察すると、前提として高速ラップに対する適性が求められること。そして底力の適性や持続力の適性も兼ね備えている必要があること。このような点があげられます。
最終的に武蔵野ステークスで求められるラップ適性を設定すると、「底力型もしくは持続力型でラップスピード11秒70～11秒90」となります。
次にご紹介する最終予想の本命馬については、この求められるラップ適性に対して高い適性を示す馬を推奨します。
武蔵野ステークス2020 本命馬
それではここからは、武蔵野ステークスの本命馬についてご紹介していきます。
今年の武蔵野ステークスの本命馬は、⑥サンライズノヴァです。
サンライズノヴァ 推奨理由
こちらはサンライズノヴァの中央で開催されたレースの直近10戦のラップ適性をまとめたラップマトリックスです。
このラップマトリックスからサンライズノヴァのラップにおける個性を分析すると、ラップスピードは高速ラップ、脚質型は底力勝負に強いことが分かります。
「ラスト3ハロンの末脚の力強さ」。この言葉がサンライズノヴァを象徴するとも言えますので、レースが前傾ラップで流れて末脚が活きる展開がサンライズノヴァの得意とする条件です。
そのような個性を示すサンライズノヴァですが、武蔵野ステークスで求められるラップ適性「底力型もしくは持続力型でラップスピード11秒70～11秒90」に対しては、今年のフェブラリーステークス、昨年・一昨年の武蔵野ステークスと3戦して1勝、3着1回、5着1回の成績をあげています。
G1レースであるフェブラリーステークスで3着、同レースとなる一昨年の武蔵野ステークスで勝ち星をあげています。また5着となった昨年の武蔵野ステークスについても、前総崩れの中で2番手と先行した上での結果ですから、評価を下げる必要はありません。
このような背景から今年の武蔵野ステークスに対するラップ適性は高いものが見込めます。
また武蔵野ステークスは「上り3ハロン最速の馬が好走すること」も、サンライズノヴァを推奨する理由です。
直近5年の武蔵野ステークスの上り3ハロン別成績を分析すると、上り3ハロン最速の馬が3勝、3着2回と抜群の成績をあげていることが分かります。
今年の武蔵野ステークスのメンバー構成を見た際には、サンライズノヴァが上り3ハロン最速候補の馬の一頭であることは間違いありません。
この武蔵野ステークスのレース傾向もサンライズノヴァを推奨する理由の一つです。
ローテーションとしては間隔を空けた方が好走傾向のサンライズノヴァ。
そのような中で前走南部杯から中4週となるローテーションは若干不安を覚えますが、それでも東京ダート1600ｍにおける安定感は抜群です。
また昨年の武蔵野ステークスが斤量59kgとかなり重い斤量であったのに対して、今年の斤量は58㎏。
この点もプラスに捉えたいところです。
このような背景から、今年の武蔵野ステークスはサンライズノヴァを本命で推奨します！
武蔵野ステークス2020 まとめ
以上、この記事では注目の重賞競走「武蔵野ステークス」の予想についてご紹介しました。
今年の武蔵野ステークスの本命は⑥サンライズノヴァ！
一昨年の武蔵野ステークスに続く勝利、悪くとも馬券に絡む走りに期待したいところです。
ご紹介した内容が馬券を予想する上で少しでもご参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
