こんにちは。KAZUです。
この記事では、日曜日の中京の重賞レース「シルクロードステークス」の最終予想について特集します。
ご紹介する内容はシルクロードステークスの予想のポイントとなるラップ分析と有力馬モズスーパーフレア・ラウダシオンのラップ適性、そして最終予想となる本命馬についてです。
ぜひ最後までお読みください。
目次
シルクロードステークス2021 ラップ分析
この記事の初めにシルクロードステークスの予想のポイントとなるラップ分析をご紹介します。
このラップ分析については、独自の予想ツールであるラップマトリックスを用いて分析を行います。
今年のシルクロードステークスは、例年の京都芝1200mとはコースが異なり中京芝1200mでレースが開催されます。
そのため、過去のシルクロードステークスのラップ傾向は参考にしづらいところです。そこで直近5年に中京芝1200mで開催されたG3・G2競争の2016年~2019年のCBC賞と2020年のセントウルステークスのラップ適性を参考にしたいと思います。
こちらは2016年~2019年のCBC賞と2020年のセントウルステークスのラップ適性をまとめたラップマトリックスです。
このラップマトリックスから今年のシルクロードステークスで想定されるラップ適性を分析すると、脚質型は底力型から持続力型、ラップスピードについては11秒30~11秒50と考えます。
今の中京芝コースは高速馬場よりは低速馬場に寄った馬場傾向といえ、ラップスピード11秒30を切るような高速決着にはならないと予想します。
また快速馬モズスーパーフレアが出走してきますから、道中のラップが緩むことは考えづらいです。
このような背景をふまえて考える今年のシルクロードステークスで求められるラップ適性ですが、「底力型・持続力型×ラップスピード11秒30~11秒50」に設定します。
次以降にご紹介する有力馬モズスーパーフレアやラウダシオンのラップ適性、また最終予想となる本命馬については、この求められるラップ適性を判断軸に評価を進めていきます。
シルクロードステークス2021 有力馬ラップ適性
それでは、ここからはシルクロードステークスの有力馬であるモズスーパーフレアとラウダシオンのラップ適性について、A、B、Cの3段階で評価を行っていきます。
シルクロードステークス2021 モズスーパーフレア
まず初めにモズスーパーフレアを取り上げます。
こちらはモズスーパーフレアの前走JBCスプリントを除く直近10戦のラップ適性をまとめたラップマトリックスです。
このラップマトリックスからモズスーパーフレアのラップ適性を分析すると、超高速ラップの超底力型もしくは底力型のレースに強いことが分かります。
高速馬場下で積極果敢に逃げて、道中のラップを緩めずにそのまま逃げ切る形がモズスーパーフレアの勝ちパターンです。
シルクロードステークスで求められるラップ適性に対しては高松宮記念で繰り上げ1着の結果がありますが、これは展開がかなり有利であったと考えており、京阪杯やシルクロードステークスの結果を見るとやや疑問視しています。
そのためラップ適性の評価については「A」とはせず、「B」評価です。
また今の中京のやや重たく時計のかかる馬場ならびに内馬場が荒れており逃げ馬不利な馬場傾向は、モズスーパーフレアにとっては合わず不利な状況と考えています。
このような背景から、今回は推奨しづらい一頭です。
シルクロードステークス2021 ラウダシオン
続いてラウダシオンを取り上げます。
こちらはラウダシオンの新馬戦から前走マイルCSまでのラップ適性をまとめたラップマトリックスです。
このラップマトリックスからラウダシオンのラップ適性を分析すると、高速ラップから中速ラップにおける底力型~持続力型のレースに強いことが分かります。
リアルインパクト産駒らしいマイル戦のワンペースな持続力勝負に強い個性を持つ馬と言えます。
シルクロードステークスで求められるラップ適性に対しては、過去経験がなく未知数です。
そのためラップ適性は「B」評価です。
左回り自体は好材料ですし、今の中京の馬場傾向とも適性は合致しそうです。
あとは古馬スプリント戦重賞の速い流れに対応できるかどうか。
後方からキレる脚はありませんので、好走するためには先行・好位からレースを進めることは必須です。
その点で考えれば、スタートが鍵を握るのではないでしょうか。
個人的に久々のスプリント戦でどのような競馬を見せてくれるかに注目している一頭ですが、ここはラップ適性が未知数のため注目馬止まりとなっています。
シルクロードステークス2021 本命馬
それではここからは、シルクロードステークスの最終予想として本命馬についてご紹介していきます。
今年のシルクロードステークスの本命馬ですが、「ライトオンキュー」を推奨します。
こちらはライトオンキューの直近10戦のラップ適性をまとめたラップマトリックスです。
このラップマトリックスからライトオンキューのラップ適性を分析すると、高速ラップから中速ラップの底力型・持続力型のレースを得意にしていることが分かります。
スプリント戦におけるやや時計のかかるレースになると確実に高いパフォーマンスを発揮してくる、というのがライトオンキューのラップ適性の特徴です。
このライトオンキューのラップ適性は、シルクロードステークスで求められるラップ適性とも合致しており高く評価しています。
実際にシルクロードステークスで求められるラップ適性「底力型・持続力型×ラップスピード11秒30~11秒50」に対しては、4戦3勝、2着1回と抜群の成績を残しています。
ラップ適性は文句なしの「A」評価です。
このシルクロードステークスで想定するラップ適性に対して、高いラップ適性を誇ることがライトオンキューを本命馬で推奨する最大の理由です。
ラップ適性からも分かるように、馬場傾向は高速馬場よりも時計がかかる低速馬場の方が合う馬。
今週から中京芝コースはBコースに変わりましたが、先週の道悪開催の影響で馬場は荒れています。
この馬場傾向もライトオンキューを後押しします。
あとは現在の中京芝コースは内に進路を取ると伸びないため、内枠からロスなく立ち回りつつ、直線で馬場の3分目に出すスムーズな競馬をしてほしいところ。
そのような形ができれば、ライトオンキューが勝馬筆頭と予想します。
このような背景から、今年のシルクロードステークスは「ライトオンキュー」で勝負します!
シルクロードステークス2021 まとめ
この記事では日曜日の東京の重賞レース「シルクロードステークス」の最終予想についてご紹介しました。
今回ご紹介した内容が馬券予想のご参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。