この記事では「北九州記念」の最終予想として、ラップ分析から考える本命馬を特集します。馬券予想にぜひご参考ください。
北九州記念2021 本命馬
それでは早速ですが、今年の北九州記念の本命馬をご紹介します。今年の北九州記念の本命馬ですが、穴馬狙いで⑭レッドアンシェルを推奨します。
上図はレッドアンシェルの直近10戦のラップ適性をまとめたラップマトリックスです。ラップマトリックスから考えるレッドアンシェルのラップ適性の特徴ですが、短距離戦においてラップスピードが高速化するほど好成績を残していることがあげられます。
このレッドアンシェルのラップ適性は、北九州記念で求められるラップ適性に対しても評価できるものであり、実際に昨年の同レースでは勝利を飾っていますから、高いラップ適性やレース適性が見込めます。A、B+、B、B-、Cの5段階で評価するラップ適性の評価は「B+」と高評価です。
直近2走の大敗ともちろんつっこみどころもある馬です。ただ先ほどご紹介した高いラップ適性が見込め、昨年の同レースの覇者であること、7月~9月の暑い時期のレースは4戦2勝・3着2回という夏馬であることなど近走の不振を拭いさる激走を期待したい要素も揃っています。
また、現在の外差しが決まりやすい小倉競馬場の馬場を考慮した場合でも、差し脚質で溜める傾向にある武豊騎手が鞍上ですから魅力を感じています。
本来であればジャンダルムもしくはアウィルアウェイのどちらかを本命にしようと考えていました。ただし、ジャンダルムは予想よりも人気になりすぎであり、アウィルアウェイは天候が読みづらく、道悪馬場になった際の適性が疑問です。
このような上位人気馬の評価もふまえて、今回は穴馬勝負でレッドアンシェルを本命で推奨します。