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【ニュージランドトロフィー2022 予想】ラップ分析で選ぶ推奨馬を公開!

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こんにちは!

この記事では、ニュージランドトロフィーのラップ分析と想定1番人気のマテンロウオリオンのラップ適性の評価、そしてラップ適性から選ぶ推奨馬についてご紹介します。

馬券予想にぜひご参考ください。

ニュージランドトロフィーステークス ラップ分析

まず初めにニュージランドトロフィーのラップ分析についてご紹介します。

上図は、直近5年のニュージランドトロフィーの個別ラップの傾向をまとめたグラフです。

ニュージランドトロフィーの過去5年の個別ラップの特徴は、レース全体でのラップの高低差が少なく、ワンペースであることです。
過去5年の個別ラップの平均を取った赤色のグラフのラップを見ると、2ハロン目以降は11.3、11.5、11.9、12.0、11.8、11.5、11.6とラップの変化が少なくなっています。

この個別ラップの傾向から、ニュージランドトロフィーはスピードの持続力が強く求められるレースと言えるでしょう。

次にニュージランドトロフィーの過去10年の脚質・上がり成績を分析します。

ニュージランドトロフィーの過去10年の脚質成績を分析すると、逃げ・先行・差しが遜色ない形で成績を残していることが分かります。
ただ例年通り、ラップ適性の脚質型が持続力型になった場合は好位・中段から差す競馬が好走パターンです。

上がり3ハロンについては、上がりの速さと成績は相関していません。
中山芝1600mのコース形態もふまえると、速い上がりよりも機動力や器用さが重要になってきます。

ここまでの内容をまとめると、好位・中段あたりからレースを進め、スピードの持続力に優れる馬が狙い目と言えるでしょう。

ここからは、独自のラップ分析ツール「ラップマトリックス」に落とし込み、さらに分析を進めていきます。

下図は、直近5年のニュージランドトロフィーのラップ適性をまとめたラップマトリックスです。

ニュージランドトロフィーのラップ適性を分析すると、脚質型は底力型〜瞬発力型、ラップスピードは11.60〜12.00が基本となっています。

今年のメンバーから展開を予想すると、少頭数ながらリューベック、ジャングロ、エンペザーなど先行力がある馬が揃った印象です。
そのため、脚質型は例年通りの持続力型を基本に考えたところです。

このような背景をふまえて考える今年のニュージランドトロフィーで求められるラップ適性ですが、良馬場想定で「持続力型〜バランス型×ラップスピード11.60〜11.80」に設定します。

ニュージランドトロフィー マテンロウオリオン ラップ適性

ここからはニュージランドトロフィーの想定1番人気のマテンロウオリオンのラップ適性の評価についてご紹介します。

こちらは、マテンロウオリオンのラップマトリックスです。
プロットしたグラフには、直近のレース名と馬場状態、着順、レース全体の上がり3ハロンを記載しています。

ラップマトリックスからマテンロウオリオンのラップ適性を分析すると、持続力型〜バランス型の高速ラップ・ラップスピード11.70〜11.90のレースで実績を残していることが分かります。

ニュージランドトロフィーで求められるラップ適性に対しては、前々走の万両賞1着と前走の重賞制覇を飾ったシンザン記念のレースの適性が合致して2戦2勝。
前走のシンザン記念については、ニュージランドトロフィーの過去5年平均の個別ラップの傾向とも非常に似ており、高く評価ができます。

S、A+、A、B+、B、C+、C、Dで評価するラップ適性の評価は、「A+」とします。

今回のメンバー構成から考えれば、基本的にはマテンロウオリオンが軸で良いとは思います。
ただ気になるのが、ニュージランドトロフィーは1番人気がさほど結果を残せていないこと。

過去10年の1番人気の成績は複勝率40%、単複回収値も振るいません。
人気になるとやや怖い鞍上の横山典弘騎手も考慮すると、ここに付け入る隙があるかもしれません。

ニュージランドトロフィー 推奨馬

それではこの動画の最後に、ニュージランドトロフィーの推奨馬をご紹介します。

推奨馬には、「ティーガーデン」を取り上げます。

こちらは、ティーガーデンのラップマトリックスです。

ラップマトリックスからティーガーデンのラップ適性を分析すると、持続力型〜瞬発力型の高速ラップ〜中速ラップ・ラップスピード11.80〜12.10のレースで実績を残していることが分かります。

ニュージランドトロフィーで求められるラップ適性に対しては、新馬戦5着のレース適性が合致します。また前々走のひいらぎ賞1着のレースの適性が近接しています。
新馬戦の結果・内容は今ひとつでしたが、ラップ適性が近接して同コースとなるひいらぎ賞での勝利は評価ができます。

ラップ適性の評価は、「B+」とします。

ラップ適性としてやや物足りない印象も受けるティーガーデンですが、前走ファルコンステークスのローテーションはデータ傾向と合致しており、その点は好印象。

前走、ファルコンステークス組は出走頭数が多いこともありますが、過去10年で3勝、2着1回、3着4回と最も多く馬券に絡んでいます。
特に前走ファルコンステークスで1着〜9着の馬のニュージーランドトロフィーでの成績は、3勝、2着1回、3着4回、複勝率36.3%と信頼のおける数値まで上がってきます。

ティーガーデンの前走のファルコンステークスでの着順は8着。
このレースでは内有利な中を外を回す競馬かつ直線で不利があっての8着ですから、大きく評価を落とす必要はないでしょう。

先行・好位・中段あたりからレースを進める脚質は好走パターンにも合致しますし、過去のレースからスピードの持続力にも強い評価です。

このような背景から今年のニュージランドトロフィーの推奨馬には、「ティーガーデン」を推します。

ニュージランドトロフィー2022 まとめ

この記事では、ニュージランドトロフィーのラップ分析と想定1番人気のマテンロウオリオンのラップ適性の評価、ラップ適性から選ぶ推奨馬についてご紹介しました。

今回ご紹介した内容が馬券予想のご参考になれば幸いです。
最後までご視聴いただき、ありがとうございました。

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  • この記事を書いた人

カズ

過去のレースと各馬の好走レースのラップ傾向を分析して競馬予想を行っています。独自ツールの「ラップマトリックス」でラップ適性を分析。YouTube「KAZUの競馬予想TV」も運営しています。