こんにちは!KAZUです。
この記事では、「日本ダービー」の予想第2弾としてオニャンコポン、キラーアビリティなど注目馬のラップ適性の評価について特集します。
なおイクイノックスやダノンベルーガなど上位人気馬のラップ適性については、下記の記事で特集をしています。まだチェックされていないという方は、あわせてご参考ください。
【日本ダービー2022 予想】S評価は1頭!打倒イクイノックスの推奨馬!
オニャンコポン
それでは早速ですが、注目馬のラップ適性の評価をご紹介していきます。なお評価については、S、A+、A、B+、B、C+、C、Dで行なっていきます。
まず初めに、「オニャンコポン」を取り上げます。
上図はオニャンコポンのラップ適性をまとめたラップマトリックスです。
プロットしたグラフには、直近のレース名と馬場状態、馬場傾向、レース全体の上がり3ハロン、人気と着順を記載しています。その上で赤いゾーンは日本ダービーで求められるラップ適性となっています。
オニャンコポンの日本ダービーに対するラップ適性ですが、皐月賞8番人気6着のレースの適性が合致します。
皐月賞は前有利な中を4コーナー8番手から差して6着。勝馬とはコンマ4秒差ですから悲観する内容ではありません。
個別ラップの傾向分析からは特筆すべき点はありませんが、瞬発力勝負で結果を残している点をふまえると平均評価よりやや上の適性は見込めるでしょう。
それでもラップ適性の評価は、B+までは届かない印象のため「B」とします。
皐月賞と同様に走っても4着、5着、6着の印象が強い一頭と予想します。
キラーアビリティ
2頭目には、「キラーアビリティ」を取り上げます。
上図はキラーアビリティのラップ適性をまとめたラップマトリックスです。
キラーアビリティの日本ダービーに対するラップ適性ですが、未勝利1番人気1着、皐月賞4番人気13着のレースの適性が合致します。
未勝利戦の内容は非常に強かったとはいえ、前走の走りは長期休養明け、伸びない内を通ったことを考慮しても物足りません。
個別ラップの傾向分析からも勝利したホープフルステークスは中山芝中距離らしいワンペースな持続力勝負となっています。
その点をふまえるとラップ適性の評価は及第点、「B」とします。
個人的には厳し目の評価の一頭です。
アスクビクターモア
3頭目には、「アスクビクターモア」を取り上げます。
上図はアスクビクターモアのラップ適性をまとめたラップマトリックスです。
アスクビクターモアの日本ダービーに対するラップ適性ですが、弥生賞3番人気1着、皐月賞6番人気5着のレースの適性が合致します。
その中でも評価したいのが弥生賞です。
個別ラップの傾向を分析すると、瞬発力勝負までとは言えないものの中速ラップの厳しい道中の流れからの高速ラップの直線勝負となっており、日本ダービーとやや似た傾向を示しています。
ラップ適性の評価は「B+」とします。
枠順が内枠から中枠に入れば、前残りの3着候補ではしっかりとマークしておきたい一頭と考えます。
マテンロウオリオン
4頭目には、「マテンロウオリオン」を取り上げます。
上図はマテンロウオリオンのラップ適性をまとめたラップマトリックスです。
マテンロウオリオンの日本ダービーに対するラップ適性ですが、新馬戦2番人気2着のレースの適性が近接します。ここまでマイル路線を中心に使われてきており、ラップ適性も持続力型の高速ラップを中心に実績を残しています。
個別ラップの傾向を分析しても、ラップ適性が近接する新馬戦や前走のNHKマイルカップと日本ダービーの傾向は異なっています。
ラップ適性の評価は、未知数「B」とします。
能力的には、このメンバーに入っても通用する評価ですがラップ適性からはどうでしょうか。今回は様子見したい一頭です。
プラダリア
5頭目には、「プラダリア」を取り上げます。
上図はプラダリアのラップ適性をまとめたラップマトリックスです。
プラダリアの日本ダービーに対するラップ適性ですが、青葉賞4番人気1着のレースの適性が合致します。
この青葉賞については個別ラップの傾向を分析しても、道中のラップがやや緩んでいますが基本的な傾向を似ており評価ができます。
ラップ適性の評価は、「A」とします。
能力比較はかなり未知数ですが、ラップ適性からは期待値が高い一頭。
穴馬として狙うならこの馬と考えています。
ロードレゼル
6頭目には、「ロードレゼル」を取り上げます。
上図はロードレゼルのラップ適性をまとめたラップマトリックスです。
ロードレゼルの日本ダービーに対するラップ適性ですが、青葉賞2番人気2着のレースの適性が近接します。
青葉賞についてはプラダリアの際にもご紹介しましたが、個別ラップの傾向も日本ダービーと基本的な傾向が似ており評価ができるレースです。ただプラダリアと比較すると、能力面においてやや底が見えてしまっている感が強いことはマイナス材料と捉えています。
その点からラップ適性の評価は、「B」とします。
レーン騎手鞍上で人気が実力以上に先行する面もふまえると、最終的な評価としては狙いづらい一頭です。
ピースオブエイト
7頭目には、「ピースオブエイト」を取り上げます。
上図はピースオブエイトのラップ適性をまとめたラップマトリックスです。
ピースオブエイトの日本ダービーに対するラップ適性ですが、毎日杯4番人気1着のレースの適性が近接します。
個別ラップの傾向を分析すると、毎日杯やアルメリア賞は道中のラップが厳しい流れでレースが進んだ上での瞬発力勝負となっています。この傾向は日本ダービーのラップ傾向と方向性は同じであり、一定の評価ができます。
ラップ適性の評価は、「B+」とします。
新馬戦ではヴェローナシチー、アルメリア賞ではジュンブロッサムを破っていますので能力的に平均以上の評価ができます。枠順や状態面が整えば、マークしておきたい一頭かと考えます。
日本ダービーのまとめ
この記事では、日本ダービーの注目馬6頭のラップ適性の評価についてご紹介しました。
今回ご紹介した内容が馬券予想のご参考になれば幸いです。
最後までご視聴いただき、ありがとうございました。