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競馬ブログ「競馬知恵袋」をお読みいただき、ありがとうございます!
最近はYouTubeチャンネル「KAZUの競馬予想」を開設して、動画でも予想をお伝えするのがマイブームのKAZUです。
この記事では、日曜日の中山メインの重賞レース「カペラステークス」の最終予想をご紹介します。
ご参考いただけるようしっかりと予想していきますので、ぜひ最後までお読み下さい!
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カペラステークスの予想のポイント|血統傾向
まず初めにカペラステークスの予想のポイントとなる「血統傾向」をみていきましょう!
最初に取り上げるのが、カペラステークスが行われる中山ダート1200mの好走種牡馬についてです。
過去5年の中山ダート1200mの種牡馬別成績を、縦軸に勝利数、横軸に複勝率を取ってグラフ化した「種牡馬マップ」にまとめました!

勝利数ではサウスヴィグラスが44勝と抜けて好成績で、ついでキンシャサノキセキが29勝で続きます。
複勝率でみれば、意外にもシニスターミニスターやパイロなどダート血統が今一つ。一方で先ほども取り上げたキンシャサノキセキやダイワメジャーなど芝のスピード血統が好走していることが特徴的です。
この中山ダート1200mで好走の芝血統ですが、特別競走に限ってみるとさらに好走率が高まる傾向です。ダイワメジャー、ショウナンカンプ、サクラバクシンオーは複勝率が30%を超えています。
この点も要チェックですね!
このあたりは、芝コーススタートのコース形態、スタート後の下り坂でスピードが乗りやすいこと、そしてラストに待ち受ける急坂、このようなコースの特徴がしっかりとあらわれた血統傾向といえます。
ここまでコースの切り口から血統傾向をご紹介しました。
大枠の血統傾向が分かったところで、次に個別レースの血統傾向をみていきましょう!
過去5年のカペラステークスの3着内に入った好走馬の血統をまとめた表がこちらになります。

まず大きな傾向の一つとしてあげられるのが、昨年2018年のコパノキッキング、2017年のディオスコリダー、2016年のノボバカラとヴァイスリージェント系の血統持ちが3連勝していることです。
さらにコースでの血統傾向でもご紹介しましたが、ダノンシャンティやダイワメジャー、サクラバクシンオーなど芝のスピード血統も好走していること。
そして、ナスルーラ系の血統持ちが好走馬に多いこと。
これも特徴的です。
その他、ダート戦にも関わらずネヴァーベントやニジンスキーなど欧州の重厚な血統を内包する馬も目立ちます。
ダートの短距離重賞となるカペラステークスですが、血統としてはヴァイスリージェント系を基本としつつも芝血統に寄った傾向、そして母系にはスピードの持続力や底力、スタミナを補完する重ための血統。
このような傾向があると捉えています。
ここまでカペラステークスを予想する上でポイントとなる「血統傾向」について取り上げました。
このポイントをふまえて、次からは最終予想となる予想印をご紹介していきたいと思います!
カペラステークスの予想印
それではここからは、カペラステークスの予想印とその根拠についてご紹介していきます!
◎(本命)⑦コパノキッキング
本命は、好走血統のヴァイスリージェント系スプリングアットラストを父に持ち、連覇を狙う「コパノキッキング」です!
昨年のこのレースを上り3ハロン34.9の豪快な末脚で勝ちきったコパノキッキング。レース適性はピカイチです!
ヴァイスリージェント系の父スプリングアットラストに欧州の牝系を配合して、母の母父にはネヴァーベンド系のダルシャーン。
このレースで連覇を期待させる血統背景です。
逃げてよし、先行してよし、差してよし、追い込んでもよしの脚質に自在性があり、展開にあわせて柔軟に対応できる点も魅力。
今回はメンバー構成を見る限りかなりのハイペースが予想されますので、この自在性も活きてくるでしょう。
人気を集めそうですが、ここは逆らわず本命とします!
〇(対抗)⑭シュウジ
対抗には、芝血統が魅力の「シュウジ」を推奨します!
血統は、父キンシャサノキセキに母父がキングマンボ、母の母父がロベルト系のシルヴァーホーク。中山ダート1200m、またカペラステークスで好走傾向の芝の短距離血統であることが魅力の一頭です。
中山ダート1200mは過去3戦して1勝、3着1回、4着1回と高い適性を示しています。
ムラっ気が強く走る気をなくすと大敗する馬で前走室町ステークスは15着と不甲斐ない結果に終わりました。
そのムラっ気は不安要素でもありますが、今回は良績を残している中山ダート1200m、枠順も14番枠と好枠に入りました。
条件が揃いましたので、シュウジの久しぶりのやる気に期待します!
▲(単穴)④ゴールドクイーン
単穴には、実力上位の4歳牝馬「ゴールドクイーン」を推奨します。
父はダート血統のエーピーインディ系のシニスターミニスター。
血統傾向のパートでご紹介しましたが、中山ダート1200mにおける成績は今一つ。ただし、ヴァイスリージェント系を内包する種牡馬でもあるため、そこまで悲観的になる必要もないかなと考えています。
なにより前々走の同コースで行われたながつきステークスのパフォーマンスが圧倒的でした。
今回は逃げ馬が揃いましたが、揉まれ弱い点からここでもハナは譲らないでしょう。
ラストの急坂で後続に捕まるのか、鮮やかに逃げ切るのか、注目です!
☆(星) ②ビップライブリー
穴馬の特注馬で推奨するのが、ダイワメジャー産駒で初ダートとなる「ビップライブリー」です。
6歳の33戦目に初ダートを使ってきました。
こればっかりは正直走ってみないと分かりません・・・
ただ父がダイワメジャーに母父がフォーティナイナーの血統背景からは、「ひょっとすると」と思わせる部分があります。
中山コース自体との相性も悪くありません。
人気もまったくしないでしょうから、高配当を狙って抑えておくのは「あり」かなと思います!
△(連下)⑨オウケンビリーヴ
最後に連下で抑えておきたいのが、好走血統のヴァイスリージェント系のクロフネ産駒の「オウケンビリーヴ」です!
カペラステークスはヴァイスリージェント系が馬券に絡むレースですが、クロフネ自体が馬券に絡むわけではありません。
ただし中山巧者のフェアリードール牝系に、母父がサンデーサイレンス、母の母父がヌレイエフといった血統構成は魅力を感じる一頭です。
展開的に差し脚を活かす競馬も向きそうですから、人気薄とはいえ抑えておきたい一頭です!
カペラステークスの予想のまとめ
それでは最後に、カペラステークスの予想印をまとめて締めくくります!
【カペラステークスの予想印】
◎⑦コパノキッキング
〇⑭シュウジ
▲④ゴールドクイーン
☆②ビップライブリー
△⑨オウケンビリーヴ
予想の全体像としては、好走血統であるヴァイスリージェント系を主軸にして、その上で芝血統を絡める。そのような内容での予想印となっています。
なお同日行われる国際GⅠ・香港国際競争のレースならびに同日の国内GⅠ・阪神ジュベナイルフィリーズについても予想印をご紹介しています。
ぜひそちらの記事もご参考下さい!!
香港国際競争 最終予想
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また冒頭ご紹介しましたが、現在、KAZUはYouTubeチャンネル「KAZUの競馬予想」を開設して、動画での予想配信に力を入れて取り組んでいます。
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