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【中日新聞杯2019】血統データで予想!ディープ、ステゴが躍動|競馬知恵袋

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競馬ブログ「競馬知恵袋」をお読みいただき、ありがとうございます!

最近はYouTubeチャンネル「KAZUの競馬予想」を開設して、動画でも予想をお伝えするのがマイブームのKAZUです。

この記事では、土曜日の中京メインの重賞レース「中日新聞杯」の最終予想をご紹介します。

混戦模様のメンバーで予想は難しく、歯ごたえを感じる重賞レースです。ご参考いただけるようしっかりと予想していきますので、ぜひ最後までお読み下さい!




中日新聞杯の予想のポイント

まず初めに中日新聞杯の予想のポイントとなる「血統傾向」と「レース展開」をご紹介します。


中日新聞杯は主流血統が躍動するコース!

中日新聞杯を予想する上で最大のポイントとなるのが、顕著にあらわれる「血統傾向」と考えています!

その血統傾向についてみていきましょう!!


まず把握しておきたいのが、中京芝2000mの好走種牡馬についてです。

過去5年の中京芝2000mの種牡馬別成績を、縦軸に勝利数、横軸に複勝率を取ってグラフ化してみました。このグラフを「種牡馬マップ」と命名します。

中京芝2000m 種牡馬マップ
中京芝2000m 種牡馬マップ
※縦軸勝利数、横軸複勝率で上位種牡馬20頭をグラフ化

このグラフから、中京芝2000mにおける種牡馬別の成績を分析すると、ディープインパクト、ハーツクライ、ステイゴールド、キングカメハメハが好成績を収めていることが分かります。

また中京芝2000mの勝ち星シェア率でみても、ディープインパクト、キングカメハメハ、ハーツクライ、ステイゴールドの4頭で全体の勝利数の4割を占めており、このコースにおける主流血統の信頼度はかなり高いといえます。

勝ち星シェア率(中京芝2000m)
勝ち星シェア率(中京芝2000m)

では重賞レースに限っても、この血統傾向は同じ傾向となるのでしょうか?
答えは「同じ傾向になる」です!

過去5年の中京芝2000mで行われた重賞レースに限定して「種牡馬マップ」を作成しても、主流血統が走る傾向は変わらず、ディープインパクトが5勝、キングカメハメハ4勝と好成績です。
むしろタフな競馬になる重賞レースでは主流血統がより走る傾向を示すともいえます!

種牡馬マップ(中京芝2000m重賞)
中京芝2000m 重賞 種牡馬マップ
※縦軸勝利数、横軸複勝率で上位種牡馬20頭をグラフ化

大枠の血統傾向が分かったところで、次に個別レースの血統傾向をみていきましょう!

過去5年の中日新聞杯の3着内に入った好走馬の血統(父・母父)をまとめた表がこちらになります。

中日新聞杯 好走馬(過去5年)

表を見ると、ディープインパクト、キングカメハメハ、ステイゴールド、ハーツクライなど明らかに主流血統が好成績です。その中でもディープインパクト産駒は4勝、2着1回と好相性を示しています。


ここまで中京芝2000m、重賞レース、そして中日新聞杯は極端に主流血統が走ること、その中でもディープインパクト産駒が好走傾向であることをご紹介しました。

このような血統傾向から、中日新聞杯の好走血統は「主流血統!その中でもディープインパクト産駒が特に走る!」と位置付けたいと思います!

この点は、中日新聞杯を予想する上で最大のポイントとなります!!


スローペース必須!先行抜け出し・好位差しが有利!

中日新聞杯を予想する上で抑えておきたいもう一つのポイント!
それは「レース展開」です。


今年の中日新聞杯の出走予定馬のメンバーを確認すると、先行馬・差し馬が多く、逃げ馬としてあげられるのはタニノフランケルの一頭に留まります。

このタニノフランケル自身も、脚質的に必ず逃げたい馬ではありません。

そのため、逃げ馬をタニノフランケルと想定してレース展開を考えると、ペースはかなりゆったりと流れるのではないでしょうか。後傾ラップのスローペースになる可能性が非常に高いと予想します。

具体的には、良馬場想定で勝ち時計を例年の1分59秒台から2分00秒台と仮定するなら、今年の前半1000mのラップは60秒台~61秒台のスローペースを想定します。


このようなレース展開に加えて、起伏がありタフなコースに分類される中京芝2000mのコースの特徴をふまえると、後継ラップの上り3ハロン瞬発力勝負のレースになる。
このように位置付けて予想するのがよいというのが僕の意見です。


さらに中日新聞杯の過去5年の勝馬がいずれも差し馬で「差し」が決まりやすいレースであることも考慮すると、脚質は「先行抜け出し」あるいは「好位差し」がベストでしょう!

先行、好位につけれる馬で瞬発力があり、トップスピードに達するまでの加速力に優れる馬を積極的に狙っていきたいところです!



ここまで中日新聞杯を予想する上でポイントとなる「血統傾向」、「レース展開」について取り上げました。
このポイントをふまえて、次からは最終予想となる予想印をご紹介していきたいと思います!


中日新聞杯の予想印

それではここからは、中日新聞杯の予想印とその根拠についてご紹介していきます!


◎(本命)⑬サトノソルタス

本命は、中京芝2000mのコースと中日新聞杯に抜群の相性を示すディープインパクト産駒。その中でも前走勝利の勢いを勝って「サトノソルタス」とします!

ディープインパクトは近走の勢い、そして競走馬としての寿命に対する鮮度が高ければ高いほど好走が期待できる種牡馬です。そのような観点から考えると、サトノソルタスはここまで「まだ6戦」とフレッシュな馬。
前走はノベンバーS(3勝クラス)を勝ちあがっており、勢いもあります。

さらにディープインパクト産駒は昇級戦を苦にしません。

サトノソルタスは、まさにディープインパクト産駒の好走パターンにハマる一頭といえます!


血統について少し触れておくと、母アイランドファッションはアラバマSなど米国GⅠ3勝の活躍馬。ディープインパクト産駒の良血馬という血統背景からも、昇級初戦のいきなりの重賞レースをあっさり勝ちきっても何ら不思議ではありません。


抜け出すとソラを使う馬で、前走のノベンバーSでも直線で同様の仕草を見せました。レースへの集中力が課題ですが、好位から33秒台の末脚を繰り出せる点は魅力。

今年の中日新聞杯は展開想定からも、従来の血統傾向通りに決まる可能性が高く、この馬を一番手で評価したいところです!


〇(対抗)⑫ショウナンバッハ

対抗には、主流血統のステイゴールド産駒で鋭い末脚が武器の「ショウナンバッハ」を推奨します!

昨年のこのレース2着と高いレース適性を示すショウナンバッハ。
魅力はメンバー中随一の鋭い末脚です!

前走のオクトーバーS、前々走のオールカマーを含めて近走は前残りのレースが続いており、展開がこの馬に向きません。
展開に左右される馬で、今回も展開としてはスローペース想定ですが、差しが決まりやすいコース形態から考えれば、その差し脚は十分に活かせるはずです!


キタサンブラックの半兄にあたる同馬。
思わず応援したくなる血統背景です!

8歳馬と高齢馬になりますが、年齢を重ねる度に力をつけており、晩成血統のステイゴールド産駒らしい良さが出ています。ここでの重賞初制覇も十分に期待できる一頭です!


▲(単穴)⑥アイスバブル

単穴には、ディープインパクト産駒でもニックス配合にあたる「アイスバブル」を推奨します。

父ディープインパクト×母父キングカメハメハの配合のアイスバブル。この配合馬にはアイスバブルの他に、ワグネリアン、デニムアンドルビーなどの活躍馬がおり、ニックス配合といえます。
主流血統の中でも、さらに主流といえる血統です。

そのような血統背景を考えると、このレースで評価しないわけにはいかない一頭でしょう!


中京芝2000mは2歳新馬戦、3歳明けの未勝利戦と2戦して1勝、2着1回。
デビュー直後のレースのため少し割り引く必要がありますが、それでもコース適性は一定の評価ができます。

叔父にポポカテペトル、マウントロブソンがいる牝系のため、距離はもう少し伸びた方がよいとは思いますが、主流すぎる血統背景から侮れない一頭です!


☆(星) ③カヴァル

穴馬の特注馬でしっかりと抑えておきたいのが、主流コースでの活躍が目立つ「カヴァル」です。

ここまで13戦して4勝のカヴァル。
勝ったレースは、中京芝2000m、東京芝2000m、東京芝2400m、新潟芝1800mといずれも主流血統が躍動するコースです。

父はキングマンボ系のエイシンフラッシュ。
同じキングマンボ系のキングカメハメハの延長として、キングマンボ系を主流血統の系統として捉えるなら魅力を感じる血統背景です!


前走の新潟大賞典は好メンバーの中で5番人気と注目を集めましたが、直線では前が詰まるなどうまく捌けず11着。
この馬の能力の7割も出せていないと捉えており、この結果は気にする必要はありません。

中京芝2000mは2走前のマレーシアCで適性を示していますし、中段から33秒台、高速馬場では32秒台の末脚を使える馬です。

ここは大注目の一頭です!


△(連下)④サトノガーネット

最後に連下で抑えておきたいのが、ディープインパクトク産駒の牝馬「サトノガーネット」です!

ディープインパクト産駒らしく大箱コースでは、上り3ハロン33秒台の鋭い末脚で確実に追い込んでくるサトノガーネット!
差し脚が活きる大箱コースの中京芝2000mのレースとなれば、期待を覚える馬です。

ただし道中の追走力に課題のある馬。
その点が気になるところ・・・

展開待ちな点が否めませんが、好走血統のディープインパクト産駒ですから、馬券圏内では抑えておきたい一頭です!



中日新聞杯の予想のまとめ

それでは最後に、中日新聞杯の予想印をまとめて締めくくります!

【中日新聞杯の予想印】

⑬◎サトノソルタス
〇⑫ショウナンバッハ
▲⑥アイスバブル
☆③カヴァル
△④サトノガーネット

予想の全体像としては、好走血統である主流血統のディープインパクト産駒、ステイゴールド産駒を評価しています。その中でも、先行や好位差しができる器用さを兼ねる馬を上位評価!
そのような流れでの予想印となっています。



以上、この記事では中日新聞杯の予想印をご紹介しました。ご紹介した内容が、馬券を予想する上でご参考になれば嬉しいです!


また冒頭ご紹介しましたが、現在、KAZUはYouTubeチャンネル「KAZUの競馬予想」を開設して、動画での予想配信に力を入れて取り組んでいます。

チャンネル登録がまだの方は、ぜひこれを機会にチャンネル登録いただき、動画の方もチェック下さい!重賞レースの予想のポイントや最終予想となる予想印をわかりやすくご紹介しています!!

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最後までお読みいただきありがとうございました。

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  • この記事を書いた人

カズ

過去のレースと各馬の好走レースのラップ傾向を分析して競馬予想を行っています。独自ツールの「ラップマトリックス」でラップ適性を分析。YouTube「KAZUの競馬予想TV」も運営しています。