こんにちは!
いつも競馬知恵袋をお読みいただき、ありがとうございます。
この記事では、2歳女王決定戦「阪神ジュベナイルフィリーズ」の最終予想について特集します!
ご紹介する内容は阪神ジュベナイルフィリーズのラップ分析から選ぶ本命馬と推奨馬についてです。
ラップから阪神ジュベナイルフィリーズをしっかりと予想していきます。
ぜひ、最後までお読みください。
阪神ジュベナイルフィリーズ2020 予想のポイント
この記事の初めに、阪神ジュベナイルフィリーズの予想のポイントとなるラップ分析について簡単にご紹介します。
ラップ分析から考える阪神ジュベナイルフィリーズの予想のポイントは2点。
まず1点目であげられるのが、道中に緩みが生じずともゴールまで維持する「スピードの持続力」。
その上で2点目としてあげられるのが独自の予想ツールのラップ適性では、阪神ジュベナイルフィリーズは「持続型×ラップスピード11秒60~11秒80」の適性が求められることです。
この予想のポイントの2点の詳細については、有力馬三頭ソダシ、サトノレイナス、メイケイエールのラップ適性を取り上げた過去の記事でご紹介しています。
まだチェックされていない方は、そちらの記事もぜひご参考ください。
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ここまで阪神ジュベナイルフィリーズの予想のポイントとしてラップ分析を簡単にご紹介しました。
次以降にご紹介する本命馬と推奨馬については、このラップ適性を判断軸に本命馬1頭、推奨馬を3頭を選んでいます。
阪神ジュベナイルフィリーズ 最終予想
それではここからは、阪神ジュベナイルフィリーズの最終予想となる本命馬と推奨馬についてご紹介します。
阪神ジュベナイルフィリーズ 本命馬
まず本命馬についてですが、今年の阪神ジュベナイルフィリーズは⑭ポールネイロンを推奨します。
過去の穴馬を特集した動画で強く推した同馬。
上位人気馬との力関係は読めませんが、レース前日15時の段階での単勝オッズは36倍と高配当。これだけの高配当が見込めるのであれば、ここは思い切ってポールネイロンの高配当穴馬勝負を狙いたいと考えました。
こちらはポールネイロンのデビュー戦から前走ききょうステークスまでのラップ適性をまとめたラップマトリックスです。
このラップマトリックスとはラップスピードを縦軸に、脚質型の指標であるレースペースチェンジ指数(競馬ソフト「ターゲットフロンティア」で使用される数値「RPCI」)を横軸に取り、対象レースのラップ適性を散布図にまとめたグラフです。
ラップマトリックスから考えるポールネイロンのラップ適性ですが、高速ラップの持続力型のレースに強いことがあげられます。過去2戦のラップ適性は、阪神ジュベナイルフィリーズで求められるラップ適性と合致もしくは近接しており高評価です。
その中でも特に評価できるのが、デビュー戦の新馬戦。
阪神ジュベナイルフィリーズの直近5年平均の個別ラップを示す赤色のグラフとポールネイロンの新馬戦の個別ラップを示す青色のグラフを比較すると、距離こそ異なれどラップ構成自体は極めて似ていることが分かります。
このような背景から、阪神ジュベナイルフィリーズに対するポールネイロンのラップ適性は非常に高いものが見込め、その適性はメンバー中ナンバー1と考えています。
あとはメンバーレベルが一気に上がるG1レースで能力的に通用するかどうかですが、この点はキャリアの浅い2歳戦ですから正直走ってみないと分からないところ。
ここはポールネイロンのラップ適性の高さに期待して高配当穴馬勝負にかけます。
今年の阪神ジュベナイルフィリーズはポールネイロンを推奨します。
阪神ジュベナイルフィリーズ 推奨馬
それではここからは、阪神ジュベナイルフィリーズの推奨馬について3頭ご紹介します。
まず推奨馬の1頭目ですが、⑦サトノレイナスを推します。
こちらはサトノレイナスのデビュー戦、前走サフラン賞のラップ適性をまとめたラップマトリックスです。
瞬発力勝負かつ前残りとなった新馬戦は中団から差して1着。力のある内容で勝ち上がりました。
それ以上に注目したいのが前走のサフラン賞。このレースは阪神ジュベナイルフィリーズで求められるラップ適性と近接するレースとなっており、ラップ適性の視点から高く評価できます。
実際に阪神ジュベナイルフィリーズの直近5年平均の個別ラップとサフラン賞の個別ラップの推移を比較すると、グラフの推移は近い傾向を示していることが分かります。
さらにサフラン賞で見せたサトノレイナスのパフォーマンス自体も高く評価ができますし、1馬身1/2差をつけた2着テンハッピーローズは次走のアルテミスステークスで3着と好走しており、メンバーレベルも悪くありません。
前走のレースレベルにおける勝ちっぷりから競走馬としての非凡な素質が見込め、さらにラップ適性も高い適性が見込めるサトノレイナス。
本命は配当妙味も考慮してポールネイロンに譲る形となりましたが、安定感を取るのであればこの馬を1番手評価で考えています。
次に推奨馬の2頭目ですが、⑫オパールムーンを推奨します。
こちらはオパールムーンのデビュー戦から前走ファンタジーステークスまでのラップ適性をまとめたラップマトリックスです。
ラップマトリックスから考えるオパールムーンのラップ適性ですが、持続力型のレースに強いことがあげられます。過去2戦のラップ適性は、阪神ジュベナイルフィリーズで求められるラップ適性と近接しており高評価です。
その中でもデビュー戦の新馬戦は阪神ジュベナイルフィリーズとラップ構成が非常に近い傾向を示しており、高く評価ができます。
阪神ジュベナイルフィリーズの直近5年平均の個別ラップを示す赤色のグラフとオパールムーンの新馬戦の個別ラップを示す青色のグラフを比較するとラップ構成は近い傾向を示しているが分かります。
このように阪神ジュベナイルフィリーズに対する高いラップ適性が見込めるオパールムーン。
鞍上が横山典弘騎手ということで、どのような騎乗をしてくるか予想がつかない点から若干買いづらい部分はありますが、能力ならびにラップ適性の視点からは外せない一頭です。
最後の推奨馬には、⑥ソダシをあげます。
こちらはソダシのデビュー戦から前走アルテミスステークスのラップ適性をまとめたラップマトリックスです。
阪神ジュベナイルフィリーズで求められるラップ適性と合致するレース、もしくは近接するレースはありませんが、脚質型として底力型となった札幌2歳ステークス、瞬発力型となったアルテミスステークスを勝利している点からオールラウンダーなラップ適性がうかがえます。
2歳時の段階で底力型から瞬発力型までオールラウンダーなラップ適性を示す馬というのは、総じて能力が高い馬が多く高評価です。
展開を選ばず毎レース確実に走ってくれるという点は、馬券の観点からは買いやすい一頭と言えます。
このように過去3戦で証明したオールラウンダーなラップ適性から今回も大崩れは考えにくい一頭。
人気を集めそうですが、やはり抑えておくべき馬です。
以上、この記事では阪神ジュベナイルフィリーズの最終予想についてご紹介しました。
ご紹介した内容が馬券を予想する上で少しでもご参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。