
こんにちは!
最近はYouTubeチャンネル「KAZUの競馬予想」を開設して、動画でも予想をお伝えするのがマイブームのKAZUです。
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この記事では、マイルチャンピオンシップの最終予想として予想印をご紹介します。
しっかりと予想していきます。馬券予想に、ぜひご参考下さい!
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マイルチャンピオンシップの好走血統など予想のポイント
まずは初めに、マイルチャンピオンシップの予想のポイントを簡潔に振り返ります。
【マイルチャンピオンシップの予想のポイント】
①好走血統
・ダンジグを内包するディープインパクト産駒
②レース傾向
・前走の上り3ハロン最速の信頼度が高い!
・前走3着内の近走好走馬が馬券に絡む!
・4歳馬が走る!
また先週の京都開催芝コースの馬場傾向は、脚質としては逃げが複勝率31.3%、先行が複勝率32.6%と好成績で 、「まだまだ前が残る馬場」でした。
血統は、ディープインパクトやスタミナ型サンデー系のステイゴールド、ハーツクライならびにその後継種牡馬の成績が複勝率30.0%以上と好成績。ディープ系、スタミナ型サンデー系がトレンド血統と言えます。
なお、今週の京都競馬場芝コースはBコースからCコースへと変更になります。先週よりは、内・外の馬場差がなくなることを意識しつつ、予想を組み立てていく必要があります。
ここまでご紹介した予想のポイントの詳細については、下記の関連記事で特集しています。
まだチェックされていない方は、関連記事もぜひチェック下さい!
それでは次からは、この予想のポイントをふまえた予想印をご紹介していきます!
マイルチャンピオンシップの血統予想(予想印)!
それではここからは、マイルチャンピオンシップの予想印とその根拠についてご紹介していきます!
◎(本命)⑭ダノンプレミアム
今年のマイルチャンピオンシップの本命は、⑭ダノンプレミアムです!
1週前時点での本命馬でも取り上げたダノンプレミアム。1週間予想を進めた上でも、この馬が譲れない本命です!
ダノンプレミアムを推奨する理由は実績や過去のレース内容で見せた強さもさることながら、一番は血統面での後押しです。
父がマイルチャンピオンシップで7年連続で馬券に絡むディープインパクト、そして母の母父はダンジグ系のデインヒル。マイルチャンピオンシップの好走血統である「ダンジグを内包するディープインパクト産駒」にあたります。
この「ダンジグを内包するディープインパクト産駒」は、2016年勝馬のミッキーアイルや、2014年、2015年連続2着のフィエロが該当馬としてあげられ、過去10年のマイルチャンピオンシップでは7頭出走しており、勝率14.3%、連対率42.9%、複勝率57.1%と信頼が置ける成績をあげています。
またダノンプレミアムの牝系は、欧州のスピード牝系であるクリスタルパレス牝系(ファミリーNo.1-s)。この牝系の活躍馬には、愛2000ギニーなど欧州のマイルGⅠを3勝し、種牡馬としても活躍したデザートプリンスがいます。
現在の京都の欧州指向の馬場傾向をふまえると、ダンジグを内包する欧州的な牝系にディープインパクトを配合する血統背景は魅力を感じざる負えません。
天皇賞(秋)からの反動が問題視されていますが、確かにディープインパクトは鮮度が高いフレッシュな状態で使うことが好走の一つの条件です。ただしダノンプレミアムは、ここまで間隔をしっかりと空けて使われてきており(故障などもありましたが…)、このレースでまだ10戦目です。
ローテーション、天皇賞(秋)からの反動は「そこまで気にする必要はない」というのが、僕の見解です。
このような背景から、ダノンプレミアムを本命で推奨します!
〇(対抗)⑮ダイアトニック
対抗で推奨するのが、⑮ダイアトニックです!
トライアルレースのスワンステークスを勝利して、初GⅠ挑戦を距離延長で臨むダイアトニック。ロードカナロア産駒ですから、1400mから1600mの距離延長がプラスに働くとは思えません。
それをふまえた上でも期待したいのが、名牝系コスマーの血と高い京都適性です。
ダイアトニックの牝系は、大種牡馬ヘイローの母である名牝系コスマー。このコスマーは大種牡馬ノーザンダンサーの母であるナタルマの姉にあたります。
ダイアトニックは、このコスマーの4×5のクロスを内包しています。
このような名牝系の血は、大舞台で活きるというのが個人的意見。
また京都は5戦5勝の抜群の相性も好材料。この成績は、京都の淀の下り坂が合う証拠でしょう。
このメンバーで京都であれば、ダイアトニックの末脚が一番キレるというのが僕の見立て。今の馬場を考えると、大外からの差しはキツいものがありますが、それでも期待したい一頭です!
▲(単穴)①ダノンキングリー
単穴には、①ダノンキングリーを推奨します!
前走、毎日王冠は圧巻のパフォーマンスで快勝。ベストな舞台と考える東京中距離コースとはいえ、アエロリット、インディチャンプを相手にしませんでしたから、レース内容は高く評価できます。
血統としては、父ディープインパクト×母父ストームキャットのニックス配合に牝系は米国牝系。「今の欧州指向の京都の馬場でどうか!?」という点が正直な印象です。
ただし、枠順は1番枠という好枠に入りました。
皐月賞のように好位からイン差しできれば、勝ち目も十分です。
あとはそのような競馬を乗り替わりの横山騎手がしてくれるかどうかです。
ポジションを取りに行かず、後方からレースを進めるようになる展開が正直怖い一面もあります。
☆(星)⑧プリモシーン
続いて穴馬の特注馬で推奨するのが、⑨プリモシーンです!
豪州の名牝モシーンに、ディープインパクトを配合した良血馬。母父ダンジグ系のファストネットロックがスピードを底支えする血統背景、好走血統の「ダンジグを内包するディープインパクト産駒」であることが魅力です。
前走の府中牝馬ステークスは、1番人気を大きく裏切るまさかの15着。初の芝1800mとはいえ、あまりにも負けすぎました。
今回は得意のマイルに戻っての一戦。初の京都芝1600mとなりますが、血統的に適性は確かでしょう。
昨年のマイルチャンピオンシップ覇者ステルヴィオと同じ「ビュイック騎手×木村哲也厩舎」も怖いところ。人気を落とす今回は狙い目の一頭と考えます!
△(連下)⑤インディチャンプ
最後に連下で抑えておきたいのが、⑤インディチャンプです!
今年の安田記念の覇者であるインディチャンプ。前走の毎日王冠も3着と力を示しました。
血統は、欧州指向の強い父ステイゴールドに母父がキングカメハメハ。牝系はリアルインパクトを送り出したトキオリアリティー牝系。
血統全体を考えた際に、「う~ん。京都よりは東京かな」という印象が正直なところ。
実際に京都芝1600mで行われた今年のマイラーズカップでは4着と、ダノンプレミアムだけでなく、グァンチャーレ、パクスアメリカーナにも先着を許しました。
この馬の極端なピッチ走法が淀の下り坂に合うとも思えませんので、能力は評価しつつも連下評価としました!
マイルチャンピオンシップの血統予想|まとめ
それでは最後に、マイルチャンピオンシップの予想印をまとめて締めくくります!
【マイルチャンピオンシップの予想印】
◎⑭ダノンプレミアム
〇⑮ダイアトニック
▲①ダノンキングリー
☆⑧プリモシーン
△⑤インディチャンプ
予想の全体像としては、好走血統の「ダンジグを内包するディープインパクト産駒」を評価してダノンプレミアムを本命評価、プリモシーンを穴馬として星評価。
牝系に魅力を感じるダイアトニックを対抗評価として、高い能力はありつつも血統的な後押しが薄いダノンキングリーは単穴評価、インディチャンプは連下までの評価としました。
以上、この記事では、マイルチャンピオンシップの予想印をご紹介しました。ご紹介した内容が、馬券を予想する上でご参考になれば嬉しいです!
なお、同日に行われる東京・福島メインレース「霜月ステークス」、「福島民友カップ」についても最終予想を公開しています。下記の記事より、ぜひご参考下さい!!
[st-card id=12483 label=”必見!” readmore=”on”][st-card id=12469 label=”必見!” readmore=”on”]また冒頭ご紹介しましたが、現在、KAZUはYouTubeチャンネル「KAZUの競馬予想」を開設して、動画での予想配信に力を入れて取り組んでいます。
チャンネル登録がまだの方は、ぜひこれを機会にチャンネル登録いただき、動画の方もチェック下さい!重賞レースの予想のポイントや最終予想となる予想印をわかりやすくご紹介しています!!
YouTube|KAZUの競馬予想最後までお読みいただきありがとうございました。