広告 NHKマイルカップ2022

【NHKマイルカップ2022 予想】S評価は一頭のみ!セリフォスの評価は!?

keibachiebukuro_5

こんにちは!KAZUです。

この記事では、「NHKマイルカップ」の予想第1弾として予想のポイントとセリフォス、ダノンスコーピオンなど有力馬の評価について特集します。

馬券予想にぜひご参考ください。

NHKマイルカップの予想のポイント

初めにNHKマイルカップの予想のポイントについてご紹介します。

NHKマイルカップのラップ分析

まずはラップ分析を取り上げます。

下図は、直近5年のNHKマイルカップの個別ラップの傾向をまとめたグラフです。

NHKマイルカップは、東京の芝マイルG1らしい高速決着が特徴のレースです。道中のラップは緩んでも11.8、その上で上がり3Fは11.3、11.3、11.9の「34.5」となっており、速い時計への適性が強く求められる傾向にあります。

この傾向は独自のラップ分析ツール「ラップマトリックス」に落とし込み分析を進めた場合でも同じであり、1F平均のラップスピードは2021年が11.50を切る超高速ラップとなっています。その他の年もラップスピード11.50台が基本であり、超高速ラップ・超高速ラップに近い高速ラップへの適性が求められています。

脚質型については、上がり3Fが34秒台中盤と速いながらも道中のラップが緩まず・厳しいため「持続力型」となっています。

このような背景からNHKマイルカップで求められるラップ適性ですが、良馬場想定で「持続力型×ラップスピード11.45〜11.60」に設定します。

先週の東京競馬場の馬場傾向

ここからは、その他の予想のポイントとして先週の東京競馬場の馬場傾向を振り返ります。

先週の東京競馬場の芝レースはAコースを使用され、土曜日は稍重から良、日曜日は良から稍重の馬場状態を推移する形となりました。一部稍重開催となりましたが、速い時計は出ている印象で馬場状態としては高速馬場であったと考えています。

3着内に入った馬の4コーナーと直線での位置取りを分析すると、4コーナーで2番点〜4番手の馬が48.5%と好成績を残しています。5番手〜7番手や8番手〜10番手、そして直線の位置どり・外の馬も一定の成績を残していることをふまえると、「先週はやや前有利の傾向ではあるが、外からの差しも展開によって決まる状況」と言えるのではないかと考えます。

東京競馬場は今週もAコースが使用されます。土曜日に1日開催が進むことをふまえると、内・外イーブンの馬場傾向となりそうです。例年のNHKマイルカップらしく力のある先行馬が残すパターンも考えられますし、鋭い末脚で外から差してくるパターンも考えられそうです。

NHKマイルカップの有力馬の評価

ここからはNHKマイルカップの有力馬3頭、セリフォス、ダノンスコーピオン、インダストリアの評価についてご紹介します。なお評価については、S、A+、A、B+、B、C+、C、Dで行なっていきます。

セリフォス

まず初めに、「セリフォス」を取り上げます。

こちらは、セリフォスのラップ適性をまとめたラップマトリックスです。
プロットしたグラフには、直近のレース名と馬場状態、レース全体の上がり3ハロン、馬場差、着順を記載しています。その上で緑の枠は実績をあげているラップ適性、赤いゾーンは求められるラップ適性となっています。

ラップマトリックスから考えるセリフォスのラップ適性ですが、「持続力型〜瞬発力型の高速ラップ」のレースで実績を残しています。

NHKマイルカップに対するラップ適性は、前走の朝日杯FS2着の適性が近接します。持続力型の高速ラップとなった前走の朝日杯FSでは、ドウデュースに敗れたとはいえ着差は半馬身差の2着でパフォーマンス自体は高いものを示しています。

現時点では、持続力型〜瞬発力型の高速ラップのレースでは世代屈指のパフォーマンスを発揮してくる馬と言えるでしょう。そのため、NHKマイルカップに対しても高いラップ適性が見込めると考えます。

スタートはやや今ひとつですが先行力はありポジション的に問題ありませんし、馬場適性も良馬場から稍重馬場までなら実績から問題ないでしょう。左回りも2戦2勝で坂コースについても3戦して2勝、2着1回と好成績をあげています。

不安点をあげるとすれば、中19週のローテーションです。それでも中9週以上のレースにおいて2戦2勝という成績を考えれば大きく割引く必要もないでしょう。

S、A+、A、B+、B、C+、C、Dで行う評価は「S」評価とします。
不安材料・穴が少なく馬券圏内を確保する確率は非常に高い一頭と予想します。

ダノンスコーピオン

2頭目には、「ダノンスコーピオン」を取り上げます。

こちらは、ダノンスコーピオンのラップ適性をまとめたラップマトリックスです。

ラップマトリックスから考えるダノンスコーピオンのラップ適性ですが、「持続力型〜超瞬発力型の高速ラップ〜中速ラップ」のレースで実績を残しています。

前走の勝利したアーリントンカップは、NHKマイルカップで求められる適性と近接しており評価ができます。ラップ適性としては、セリフォス同様にメンバー中トップクラスのものが見込めます。

能力的にも朝日杯FSで上位陣と比較してややスムーズ差をかきながらドウデュースと1馬身差、セリフォスと半馬身差の3着ですから、今回のメンバーではこちらもトップクラスでしょう。

馬場適性も高速馬場のアーリントンカップ、萩ステークスで2戦2勝と良馬場であれば適性としては合います。

不安点をあげるとすれば、左回り適性とローテーション。唯一の左回りの共同通信杯は7着と大敗。状態面が整わなかったとはいえ、個人的には負けすぎな印象です。またローテーションとして中2週という過密ローテは初めてです。この点も注意が必要でしょう。

このような点をふまえて評価は、「A」評価とします。

共同通信杯の大敗を左回りコース適性、状態面、どちらで捉えるかで評価が分かれる馬ですが、現時点ではっきりとは分からない以上、セリフォスよりも高い評価はできません。

インダストリア

3頭目には「インダストリア」を取り上げます。

こちらは、インダストリアのラップ適性をまとめたラップマトリックスです。

ラップマトリックスから考えるインダストリアのラップ適性ですが、「バランス型〜超瞬発力型の高速ラップ〜中速ラップ」のレースで実績を残しています。

NHKマイルカップに対するラップ適性は、適性が合致もしくは近接するレースはありません。超高速ラップに迫る速いラップスピードの実績がない馬ですから、ラップ適性は未知数と言わざる負えません。

能力面においては、圧勝したジュニアカップの2着以下の馬は次走以降奮わずメンバーレベルが低く、メンバーレベルが準ハイレベルだった弥生賞で5着の結果となっています。この内容からは疑ってかかるべきと考えます。

東京コースや高速馬場での実績はあり、この点はプラス材料ですが、セリフォス、ダノンスコーピオンと比較すると能力面・ラップ適性から感じる差は否めません。

評価は「B」評価とします。

レーン騎手鞍上で人気が先行することも考えると、個人的にはやや買いづらい一頭です。

NHKマイルカップのまとめ

この記事では、NHKマイルカップの予想第1弾についてご紹介しました。

週半ばに今回取り上げた有力馬3頭以外の評価についてもご紹介する予定です。そちらの記事もぜひご視聴ください。

今回ご紹介した内容が馬券予想のご参考になれば幸いです。
最後までご視聴いただき、ありがとうございました。

最新記事

  • この記事を書いた人

カズ

過去のレースと各馬の好走レースのラップ傾向を分析して競馬予想を行っています。独自ツールの「ラップマトリックス」でラップ適性を分析。YouTube「KAZUの競馬予想TV」も運営しています。