こんにちは!
この記事では、大阪杯の予想第2弾として注目馬のラップ適性の評価について特集します。
注目馬として特集するのは、アカイイト、ヒシイグアス、アリーヴォ、ウインマリリン、アフリカンゴールドの5頭です。
なお上位人気馬3頭のラップ適性の評価については、過去の記事でご紹介しています。
またチェックされていない方は、あわせてご参考ください。
【大阪杯2022 予想】エフフォーリアVSジャックドールを徹底分析!
大阪杯2022 注目馬 ラップ適性
アカイイト
まず初めに、「アカイイト」を取り上げます。
こちらは、アカイイトのラップマトリックスです。
プロットしたグラフには、直近のレース名と馬場状態、着順、レース全体の上がり3ハロンを記載しています。その上で緑で囲ったゾーンはアカイイトが得意とするラップ適性、赤いゾーンは今年の大阪杯で求められるラップ適性となっています。
アカイイトのラップ適性の特徴は、「持続力型〜瞬発力型×ラップスピード11秒70〜12秒10」のレースを得意にしていることがあげられます。
成績としては底力型によるほど好成績で、G1制覇を飾ったエリザベス女王杯が底力型に近い持続力型であることから、脚質型として底力型や持続力型が向く馬と考えています。また上がりもかかった方が良い馬です。
大阪杯で求められるラップ適性に対しては、適性が合致するレースはありません。
先ほどのアカイイトのラップ適性の傾向もふまえると、大阪杯に対するラップ適性は及第点止まり。
S、A+、A、B+、B、C+、C、Dで評価するラップ適性の評価は、「B」とします。
前走を叩いての状態面の上積みは期待できます。
あとは道中のペースが予想以上に流れて前傾ラップで上がりがかかる競馬になれば、浮上の余地ありといった評価です。
ヒシイグアス
2頭目には、「ヒシイグアス」を取り上げます。
こちらは、ヒシイグアスのラップマトリックスです。
ヒシイグアスのラップ適性の特徴は、「持続力型〜瞬発力型×ラップスピード11秒65〜12秒10」のレースを得意にしていることがあげられます。
脚質型として瞬発力型のレースをベースにしつつ、直近の中山記念や香港カップでは持続力型のレースでも高いパフォーマンスを見せており、成長とともにオールラウンダーなラップ適性を備えつつあります。
大阪杯で求められるラップ適性に対しては、スプリングステークス5着のレースの適性が合致します。
このスプリングステークスは本格化する前のレース結果ですので参考外です。ラップ適性としては、水準以上の適性が見込めるでしょう。
ラップ適性の評価は、「B+」評価とします。
あとは長期休養明けと海外遠征帰りのローテーションから、状態面次第でしょう。
アリーヴォ
3頭目には、「アリーヴォ」を取り上げます。
こちらは、アリーヴォのラップマトリックスです。
アリーヴォのラップ適性の特徴は、「持続力型〜バランス型×ラップスピード11秒75〜12秒50」のレースを得意にしていることがあげられます。
全5勝を小倉芝中距離戦で勝利していることから、ワンペースな持続力型のレースで高いパフォーマンスを発揮してきます。
大阪杯で求められるラップ適性に対しては、壇之浦ステークス1着、ひめさゆり賞2着のレースの適性が合致して連対を外していません。
この結果より水準以上のラップ適性が見込めるでしょう。ただし、上がりは34秒台よりも35秒台とややかかった方が良い馬のため多少の割引を入れたいところ。
ラップ適性の評価は、「B+」評価とします。
阪神の内回りコース自体は合うでしょうから急坂適性、そして一気にメンバーレベルが上がって通用するかどうかの判断が予想のポイントといえる馬です。
ウインマリリン
4頭目には、「ウインマリリン」を取り上げます。
こちらは、ウインマリリンのラップマトリックスです。
ウインマリリンのラップ適性の特徴は、「持続力型〜瞬発力型×ラップスピード11秒85〜12秒25」のレースを得意にしていることがあげられます。
バランス型や瞬発力型のレースを先行してキレて後続を抑え込むというのが勝ちパターンです。そのため、上がりも34秒台を基本に速い方が良い馬です。
大阪杯で求められるラップ適性に対しては、オールカマー1着とエリザベス女王杯4着のレースの適性が合致します。
オールカマーは非常に強い勝ちっぷりでしたし、先ほどご紹介したウインマリリンのラップ適性における個性もふまえると、高いラップラップ適性が見込めるでしょう。
ラップ適性の評価は、「A」評価とします。
前走のエリザベス女王杯は右肘が中間に腫れて熱発して状態面が整っておらず参考外で良いです。
最近は休み明けの方が走る馬ですから、巻き返しを期待したいところ。
穴馬として狙うなら、この馬と考えます!
アフリカンゴールド
注目馬の5頭目には、「アフリカンゴールド」を取り上げます。
こちらは、アフリカンゴールドのラップマトリックスです。
アフリカンゴールドのラップ適性の特徴は、「バランス型×ラップスピード11秒90〜12秒00」のレースで良績を残していることがあげられます。
限られたラップ適性となっていますが、後傾ラップのバランス型や瞬発力型のレースを先行して粘り込むというのが近走の好走パターンです。
大阪杯で求められるラップ適性に対しては、前走の京都記念1着のレースなど5戦が合致して1勝、2着1回、4着1回、5着1回、7着1回となっています。
うち重賞競走が京都記念、中日新聞杯、日経新春杯と3戦ありますが、大崩れしていないという点がポイントです。
ラップ適性の評価は、「B+」とします。
能力比較は疑問ながら、ラップ適性自体は高いものが見込めます。
前残りの競馬になり、ジャックドールについて行く形での3着といったイメージは湧きますし、穴馬で面白い一頭かと考えています。
そのため、注目馬の最後の1頭としてアフリカンゴールドを取り上げました。
大阪杯2022 まとめ
ここまで大阪杯の注目馬のラップ適性の評価についてご紹介しました。
ご紹介した内容をまとめると、推奨穴馬にはウインマリリン、アフリカンゴールドの2頭を推したいと思います。
なお、先日大阪杯の全頭のラップ適性の評価を見たいというお声をいただきました。
について
今回ご紹介した内容が馬券予想のご参考になれば幸いです。
最後までご視聴いただき、ありがとうございました。