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この記事では豪華メンバーが揃った「札幌記念」の予想のポイントとなる馬場分析をご紹介します。
札幌芝コースの馬場の傾向をしっかりと分析していきます。馬券予想にぜひご参考ください!
札幌記念 馬場分析|基本情報
まず初めに先週の札幌競馬場の芝コースに関する基本情報をご紹介します。
先週の札幌芝コースはAコースが使用され、土曜日は稍重馬場、日曜日は良馬場でレースが開催されています。
ゴール前の芝の含水率は土曜日が14.7%、日曜日が12.5%でした。
グリーンチャンネル「先週の結果分析」による馬場差は土日ともに「-0.3」。先々週の馬場差と比較して「+1.4」、時計がかかる馬場指数となりました。
なお今週から札幌芝コースはAコースからCコースへ変更となります。CコースはAコースから3メートル外側に内柵が設置されますので、頭数にして3頭から4頭分進路取りが外にずれることになります。
このコースの変更による馬場傾向の変化には注意が必要です。
札幌記念 馬場分析|馬場傾向
次に先週の札幌芝コースの馬場傾向をご紹介します。
こちらは先週の札幌競馬場で行われた芝レース全体の傾向を示すターフマトリックスです。
このターフマトリックスとは、直線での馬場の通過位置を縦軸に脚質を横軸に取り、3着内に好走した馬の数をまとめた表です。表にある数字は3着内入った好走馬の回数を示しています。このターフマトリックスを用いることで馬場の有利・不利を分析することが可能です。
先週の札幌芝レースは脚質としては「差し>先行>逃げ>追込」の順番で3着内数が多い傾向を示しています。一方で直線の位置取りについて「内>最内=中央>外=大外」となっています。
内有利な馬場傾向が顕著に現れており、差し馬についても好位から4角で4番手以内に取り付かないとかなり厳しいといえるでしょう。
このような背景をふまえて先週の札幌芝コースの好走パターンは次の3点と考えます。
◎:好位差し(4角4番手以内)。
〇:先行の4角2番手もしくは4角早め先頭。
〇:内の進路取りを活かした逃げ。
今週から札幌芝コースはAコースからCコースに変わります。
3頭から4頭分内柵が外にずれることなりますので、内有利な傾向がより加速すると考えるのが妥当でしょう。
スピードの柔軟性があってコーナーから仕掛けられる機動力の差し馬を除いて、差し・追込馬にはかなり厳しい馬場傾向となりそうです。一方で逃げ・先行馬にとっては有利な馬場傾向に働くと考えます。