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【東京新聞杯2022予想】カラテ・ファインルージュなど有力馬をラップ分析!

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こんにちは!

この記事では、東京新聞杯のラップ分析と有力馬の評価について特集します。

馬券予想にぜひご参考ください。

東京新聞杯2022 ラップ分析

まず初めに東京新聞杯のラップ分析についてご紹介します。

上図は過去5年の東京新聞杯の個別ラップの傾向をまとめたグラフです。

個別ラップの特徴としては、2017年、2018年は瞬発力勝負でしたが、直近3年はその傾向が変わりワンペースな持続力勝負となっていることがあげられます。


実際に直近3年の個別ラップに限定して平均を出すと、ワンペースな持続力勝負となっていることが分かります。
また直近3年の上がり3ハロンの平均が34秒6ですから、一定の末脚の速さも求められています。

独自のラップ分析ツール「ラップマトリックス」に落とし込んだ場合でも傾向は同じであり、直近3年の脚質型はいずれも持続力型となっています。
ただ今年は出走メンバーから、直近3年よりは道中のペースが緩む展開が想定されます。

そのような背景をふまえて今年の東京新聞杯で求められるラップ適性ですが、良馬場想定で「持続力型〜バランス型×ラップスピード11.45〜11.65」に設定します。

東京新聞杯2022 有力馬 ラップ適性

ファインルージュ

ここからは東京新聞杯の有力馬のラップ適性についてご紹介します。
取り上げる馬はファインルージュ、カラテ、ホウオウアマゾンの3頭です。

まず初めに、「ファインルージュ」を取り上げます。

こちらはファインルージュのデビュー戦から秋華賞までのラップ適性をまとめたラップマトリックスです。
プロットしたグラフにはレース名と馬場状態、着順、上がり3ハロンを記載しています。その上で青いゾーンはファインルージュが得意とするラップ適性、赤いゾーンは東京新聞杯で求められるラップ適性となっています。

ラップマトリックスからファインルージュのラップ適性を分析すると、「底力型〜バランス型×ラップスピード11.35〜12.15」のレースを得意にしていることが分かります。

東京新聞杯に対するラップ適性は、ラップ適性が合致するレースはありませんが、桜花賞3着のレースが近接しています。

S、A+、A、B+、B、C+、C、Dで評価するラップ適性の評価は、「B+」とします。

前走の秋華賞は前有利のバイアスの中を4角10番手からよく追い込んでの2着。力を示しました。
大回りコースよりは小回りコースの方が良い馬と捉えていますが、距離適性から芝2000mから芝1600mの距離短縮は歓迎です。

あとは能力的な評価をどう捉えるかどうかです。
個人的に4歳牡馬世代はハイレベル世代と考えていますが、4歳牝馬世代は標準的な世代レベルと考えていますので、今回のメンバーに入ってどこまで通用するかの評価が予想のポイントと考えます。

カラテ

2頭目には、「カラテ」を取り上げます。

こちらはカラテの直近10戦のラップ適性をまとめたラップマトリックスです。
ラップマトリックスからカラテのラップ適性を分析すると、「底力型〜バランス型×ラップスピード11.50〜12.30」のレースを得意にしていることが分かります。

東京新聞杯で求められるラップ適性に対しては、若潮ステークス1着、関屋記念2着、東京新聞杯1着、安田記念13着のレースが合致します。
この成績と昨年の東京新聞杯の覇者であることをふまえると高いラップ適性が見込めるでしょう。

ラップ適性の評価は、「A」と高評価をつけます。

前走のニューイヤーステークスは2着馬、3着馬が2番手、1番手と完全に前有利なバイアスの中を4角10番手から力強く追い込んで勝利。叩き良化型の馬が休み明けでこのパフォーマンスは高く評価できます。

不安点をあげるとすれば、2017年や2018年のような瞬発力勝負のレースになることがあげられます。
上がり3ハロンは34秒台中盤まで対応できますが、持続力に優れた馬のため上がり自体は時計がかかった方が良い馬です。

一度叩いての上積みを加味すれば、レースの展開から瞬発力勝負にならなければ今年も好走が期待できます。

ホウオウアマゾン

この記事の最後の3頭目には、「ホウオウアマゾン」を取り上げます。

こちらはホウオウアマゾンのデビュー戦から前走阪神カップまでのラップ適性をまとめたラップマトリックスです。
ラップマトリックスからホウオウアマゾンのラップ適性を分析すると、「底力型〜瞬発力型×ラップスピード11.45〜12.05」のレースを得意にしていることが分かります。

東京新聞杯で求められるラップ適性に対しては、NHKマイルカップ9着とデイリー杯2歳ステークス2着のレースが合致します。
ラップ適性の評価は、「B+」とします。

この馬もカラテ同様、ラップスピードは多少低速化した方が良い馬ですし、上がりもかかった方が良いです。
また瞬発力が乏しいため大回りコースよりは、直線の短い小回りコースでパフォーマンスを上げてきます。

前々走のマイルチャンピオンシップのパフォーマンスや前走の外有利なバイアスの中において内で粘って2着のパフォーマンスから能力においては高く評価できます。

ただ、瞬発力よりは持続力に大きく傾く特性から東京芝1600mでは2着、3着候補。
今回も勝ちきれない競馬になるのではないかと予想します。

東京新聞杯2022 まとめ

ここまで東京新聞杯のラップ分析と有力馬3頭の評価についてご紹介しました。

今回ご紹介した有力馬3頭については、いずれも高いラップ適性が見込め、能力も標準以上の評価ができます。
総合評価は拮抗で、状態面や枠順、馬場状態によってその推奨度は変わると考えています。

また、今回取り上げきれなかった有力馬3頭以外のラップ適性の評価については、週半ばに別の記事でご紹介をできればと考えています。
そちらの記事も、ぜひご参考ください。

今回ご紹介した内容が馬券予想のご参考になれば幸いです。
最後までご視聴いただき、ありがとうございました。

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  • この記事を書いた人

カズ

過去のレースと各馬の好走レースのラップ傾向を分析して競馬予想を行っています。独自ツールの「ラップマトリックス」でラップ適性を分析。YouTube「KAZUの競馬予想TV」も運営しています。