こんにちは。競馬ブログ「競馬知恵袋」をお読みいただき、ありがとうございます。
この記事では、日曜日中京メインの重賞競走「セントウルステークス(G2)」の最終予想についてご紹介します。
ご紹介する内容はセントウルステークスの推奨馬、推奨馬から選ぶ本命馬についてです。
セントウルステークスをしっかりと予想していきます。馬券予想にぜひご参考ください。
セントウルステークス 推奨馬
まず初めにラップを軸に血統背景をふまえながら考えるセントウルステークスの推奨馬について3頭ご紹介します。
まず推奨馬の1頭目は「⑮クリノガウディー」です。
ラップマトリックスから考えるクリノガウディーのラップ適性は、高速ラップよりは時計のかかる低速ラップに強い傾向にあります。その点から本来であれば、セントウルステークスに対するラップ適性は疑問といったところです。
ただし今年のセントウルステークスは当日の天候、そして馬場状態が読めません。今週は中間の降水量がそれなりにありますし、レース前日の昼過ぎの天気予報では当日は曇り一時雨となっています。
そのため、もし天候が崩れて道悪馬場開催となり、高松宮記念のようなラップスピードの低速化が起こるとクリノガウディーの得意ゾーンに入ってきます。
そうなれば直近2走の不振を覆す激走もあり得ます。
さらに得意の中京コースに追切の動きも抜群とくれば、激走の気配はよりいっそう漂うところ。
直前まで馬場状態、時計の出方の見極めが必要とはなりますが、コンディションが時計のかかる馬場に傾くようであればしっかりとマークしておきたい一頭です。
次に推奨馬の2頭目には「⑦ミスターメロディ」を推します。
クリノガウディー同様に左回りの中京芝コース巧者のミスターメロディ。近走は不甲斐ない成績が続いていますが、得意舞台に戻っての巻き返しは必須と考えます。
ラップマトリックスを用いてミスターメロディのラップの個性を分析すると、スプリント戦の超高速ラップに強いことが分かります。
その代表レースがG1制覇を飾った昨年の高松宮記念といえ、この高松宮記念のラップ適性はセントウルステークスで求められるラップ適性「底力型・持続力型×ラップスピード11秒10~11秒30」とピッタリとはまります。セントウルステークスに対するラップ適性は非常に高いといえるでしょう。
血統的にも父スキャットダディ×母父デピュティミニスター、母型に内包するインリアリティなど米国的要素が強いため、やはり左回りのスピードを活かすスプリント戦がベストです。
またダートも走ることから、多少馬場が重くなっても不安要素がない点は安心感があります。
中京芝1200mで行われるセントウルステークスであれば、外せない一頭です。
最後の推奨馬の3頭目には「⑯ダノンスマッシュ」をあげます。
ダノンスマッシュのラップにおける個性ですが、ラップスピードが高速化するほど高いパフォーマンスを発揮することが特徴です。
セントウルステークスで求められるラップ適性「底力型・持続力型×ラップスピード11秒10~11秒30」においては、オーシャンステークス、スプリンターズステークス、高松宮記念と3戦して1勝、3着1回、4着1回と安定した成績を残しています。
父ロードカナロア譲りの短距離におけるスピードの絶対値の高さを活かしたスピード勝負で強い馬といえるでしょう。
京王杯スプリングカップの勝利から左回りで極端にパフォーマンスを落とすとは考えていませんし、トライアルレースは滅法強い馬です。
仕上げが余裕の残しすぎる感は否めませんが、極端に馬場が悪くならなければ外枠とはいえ確実に走ってくるでしょう。
セントウルステークス 本命馬
ここまでセントウルステークスの推奨馬についてご紹介しました。
推奨馬3頭の中から選ぶセントウルステークスの本命馬ですが、「⑦ミスターメロディ」を推します。
先ほどもお伝えしたように、左回りの中京芝コース巧者で高速ラップのスプリング戦に強いミスターメロディ。今回の舞台設定はミスターメロディにとって最も高いパフォーマンスを発揮する舞台といってよいでしょう。
週初めに不安要素として捉えていた叩き良化型の仕上げタイプについても、最終追切の動きが払拭してくれました。芝コースでの好時計と非常に軽快な脚捌き。その内容からしっかりと力を出せる状態と考えています。
血統的に前走からの距離短縮ローテは歓迎ですし、4枠7番という好枠に入った点も好材料。
このように好走条件は揃ったミスターメロディ。
今年のセントウルステークスはミスターメロディの復活に期待して、本命馬で推奨します。
以上、この記事では日曜日の中京メインの重賞競走「セントウルステークス(G2)」の最終予想についてご紹介しました。
ご紹介した内容が、セントウルステークスを予想する上で少しでもご参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。