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【マーメイドステークス2020 最終予想】道悪馬場×ラップ適性ならこの馬!推奨馬を公開!

2020年6月13日

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この記事では、注目の重賞競走「マーメイドステークス」の最終予想について特集します!

ご紹介する内容は、マーメイドステークスの予想のポイントと推奨馬3頭についてです。

しっかりと予想していきますので、馬券予想にぜひご参考ください!

予想法について

この記事の初めに、予想法について簡単にご紹介します。
(既にご存知の方は飛ばしていただき、予想のポイントをお読みください。)

僕の予想法はラップ分析を軸に、その上で好走血統やローテーション、レース傾向、馬券の費用対効果である馬券期待値などを補足的に取り入れる予想法を取っています。

その予想法の詳細についてまとめると、下記内容となります。

【KAZUの予想法】

予想法=ラップ分析×(血統傾向+ローテーション+etc)


【ラップ分析】

①ラップ傾向
1ハロン毎のラップの推移をまとめたグラフによる分析。

②ラップ適性
脚質型とラップスピードによる分析手法。脚質型はターゲットフロンティアのRPCI(レースペースチェンジ指数)の数値を下記内容で分類して算出。ラップスピードは1ハロンの平均ラップ。
⇒脚質型は、超底力型がRPCI>44未満、底力型が44<RPCI<48、持続力型が48<RPCI<52、バランス型が 52<RPCI<56、瞬発力型が56<RPCI<60、超瞬発力型が60<RPCIで分類。

③ラップマトリックス
ラップスピードを縦軸に、脚質型の指標であるレースペースチェンジ指数(RPCI)を横軸に取り、分析対象馬の過去のレースのラップ適性と結果をまとめた散布図。

このブログを初めて見るという方もおられるかと思いますので、初めに予想法についてご紹介させていただきました。

 

マーメイドステークス 予想のポイント

それでは、マーメイドステークスの予想に入ります。

初めに、マーメイドステークスのラップ分析など予想のポイントについてご紹介します!

 

まず取り上げるのが、マーメイドステークスのラップ分析です。

こちらは、直近5年のマーメイドステークスの1ハロン毎のラップの推移をまとめたグラフです。

マーメイドステークス ラップ傾向

グラフでマーメイドステークスのラップ傾向を確認すると、中盤のラップが緩みにくい上で残り4ハロンからラップが高速化しており、ラスト1ハロンはガクッとラップが落ちていることが分かります。

基本的には持続力型の適性が求められるレースと考えていますが、瞬発力型や底力型の適性も補完する必要がある。マーメイドステークスはそのようなレースといえます。

 

次に脚質型とラップスピードの2軸で考えるラップ適性を分析すると、上り3ハロンと上がり3ハロンを除くラップ変化で導く脚質型は、持続力型、バランス型が各2回、限りなくバランス型に近い瞬発力型が1回となっています。

また高速レースなのか、時計がかかるレースなのかを示す1ハロン平均のラップスピードについては、平均値が11.97です。

マーメイドステークス ラップ適性

このような傾向であるマーメイドステークスで求められるラップ適性ですが、「持続力型・バランス型×ラップスピード11.90~12.10 」と考えます。

さらに今年は道悪馬場での開催が想定されますので、ラップスピードの低速化を見込みます。そのためラップ適性については、青枠で囲んだラップスピード12.10~12.30も視野に入れたラップ適性で予想を進めていきます。

 

続いてラップ分析以外のマーメイドステークスの予想のポイントですが、好走血統やレース傾向など下記の内容があげれらます。

【エプソムカップ 好走血統】

①過去10年で複勝率45.8%と相性抜群のディープインパクト産駒。
②昨年オルフェーヴル産駒のサラスが勝利した父ステイゴールド系。


【エプソムカップ レース傾向】

①過去10年で前走パールS組が5勝と大活躍。直近2連勝中。
②前走下級条件で4着以内に入った馬、もしくは同級条件で大敗した馬が狙い目。
③前走からの距離変更は、距離延長組が好成績。マイラー指向の馬が好走傾向。

この予想のポイントについても参考にして、マーメイドステークスの予想を進めていきたいところです。

 

以上、ここまでマーメイドステークスのラップ分析など予想のポイントについてご紹介しました。
次にご紹介する推奨馬については、この予想のポイントを判断軸に選んでいきます!

マーメイドステークス 推奨馬

それではここからは、マーメイドステークスの推奨馬について3頭ご紹介します!

 

推奨馬:⑦エアジーン

推奨馬の1頭目は、エアジーンです!

こちらはエアジーンのラップマトリックスです。

エアジーン ラップ適性

このラップマトリックスとは、ラップスピードを縦軸に、脚質型の指標であるレースペースチェンジ指数(RPCI)を横軸に取り、過去のレースのラップ適性と結果を散布図にまとめたグラフです。

赤い四角枠が該当レースで求められるラップ適性で、この枠内のレースの結果、ならびに近接するレースの結果から、その馬の該当レースに対するラップ適性が分かります。

 

ラップマトリックスから考えるエアジーンのラップ適性についてですが、道悪馬場によるラップスピードの低速化を見込んだ場合において、高いラップ適性が見込めることが分かります。

該当レースは4戦ありますが、3勝、2着1回と抜群の成績を残しています。
また過去のレースでは道悪馬場のレースを4戦していますが、いずれも馬券圏内を外していません。この道悪馬場での実績も後押しします。

 

また前走、前々走は3勝クラスを走っていますが、前走の勝ち馬が目黒記念を勝ったキングオブコージ、前々走の勝ち馬は都大路ステークスで4着と一定の結果を残したワイプティアーズです。

牡馬の重賞クラスやオープンクラスでも通用する馬とそれなりの戦いを見せているという点から、条件馬とはいえ能力的にも上位評価していい一頭です。

 

このような背景から好走が期待できるため、まず推奨馬の1頭目であげたい馬といえます!

 

推奨馬:⑭ミスマンマミーア

推奨馬の2頭目は、ミスマンマミーアです!

こちらはミスマンマミーアのラップマトリックスです。

ミスマンマミーア ラップ適性

推奨馬の1頭目であるエアジーン同様に、マーメイドステークスの道悪馬場を想定した場合のラップ適性において、ラップマトリックスから高い適性が見込めることが分かります。

該当レースは3戦あり、2勝、3着1回の成績ですから信頼度は高いです。
また重馬場で行われた木曾川特別など、ラップ適性にピッタリとハマる道悪馬場のレースで好走していることは心強いです。

 

血統的にも、パワーあふれるリボー系のグロースタークをクロスする父タニノギムレットは、芝の道悪を得意としています。

 

このような背景から、エアジーン同様にミスマンマミーアについても好走が期待できる一頭と考えます。推奨馬として注目したい馬です!

 

推奨馬:①リュヌルージュ

推奨馬の最後となる3頭目は、リュヌルージュです!

こちらはリュヌルージュのラップマトリックスです。

リュヌルージュ ラップ適性2

この馬もエアジーン、ミスマンマミーア同様に、ラップマトリックスから道悪馬場想定のマーメイドステークスにおいて高いラップ適性が見込めることが分かります。

求められるラップ適性とは多少ずれていますが、前々走の不良馬場で行われた中山牝馬ステークスの激走はその代表的なレースと言えます。

 

前走の福島牝馬ステークスは、この馬にとってラップスピードが速すぎた印象で適性が合いませんでした。

道悪馬場でラップスピードが低速化して見直したい一頭と言えます。
ここは好走が期待できそうです!

 

以上、この記事では「マーメイドステークス」の最終予想について特集しました!

本来であれば、予想印をご紹介したいところなのですが、今週は土曜日に急遽仕事が入ってしまい、記事作成の時間を確保することができませんでした。

そのため、推奨馬を3頭ご紹介する形となっています。
ご了承いただけますと幸いです。

 

ご紹介した内容が、馬券を予想する上でご参考になれば嬉しいです!

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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  • この記事を書いた人

カズ

過去のレースと各馬の好走レースのラップ傾向を分析して競馬予想を行っています。独自ツールの「ラップマトリックス」でラップ適性を分析。YouTube「KAZUの競馬予想TV」も運営しています。