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【皐月賞2022 予想】道悪馬場ならこの馬!ラップ適性Aの推奨馬を公開!

keibachiebukuro

こんにちは!KAZUです。

この記事では、皐月賞の予想第3弾としてデシエルト、ジオグリフ、ジャスティンパレス、ビーアストニッシドの評価について特集します。

馬券予想にぜひご参考ください。

皐月賞で求められる適性(好走条件)

初めに評価の判断軸となる皐月賞で求められる適性(好走条件)についてご紹介します。

皐月賞の良馬場・道悪馬場、それぞれにおいて求められる適性(好走条件)は下記内容になります。

【良馬場】
①ラップ適性:「バランス型×ラップスピード11.80〜11.95」の実績
②高速ラップ適性:芝中距離戦でラップスピード11.90を切るレースの実績
③先行力・追走力:4コーナーの位置取り:1/3以内の実績
④小回り・急坂適性:小回り・急坂コースの実績

【道悪馬場】
①ラップ適性:「底力型〜持続力型×ラップスピード12.00〜12.20」の実績
②道悪馬場適性:道悪馬場かつ馬場差:-0.3よりも時計がかかるレースの実績
③先行力・追走力:4コーナーの位置取り:1/3以内の実績
④小回り・急坂適性:小回り・急坂コースでの実績

皐月賞で求められるラップ適性は、良馬場が「バランス型×ラップスピード11.80〜11.95」、道悪馬場で「底力型〜持続力型×ラップスピード12.00〜12.20」となっています。

皐月賞2022_馬場傾向

また先週の馬場傾向にも触れておくと、先週の中山開催は良好な馬場コンディションでレースが開催され、ここまでの中山開催とは異なる馬場差「-1.5」の高速馬場となっています。直線の位置取りについては、内・外イーブン。土曜日は内有利な傾向でしたが、日曜日は外差しから馬券に絡む馬も複数いました。

今週は天候がかなり読みづらく、レース開催時の馬場傾向は不透明です。土曜日の馬場傾向は注目したいところです。

次以降は、ここまでご紹介したラップ適性をベースに好走条件や馬場傾向、展開などもふまえながら特集馬の評価を行なっていきたいと思います。

デシエルト

それでは特集馬の評価についてご紹介していきます。

なお、この評価はS、A+、A、B+、B、C+、C、Dで評価していきます。

まず初めに「デシエルト」を取り上げます。

上のグラフは、デシエルトのダート戦を含むデビュー戦から前走若葉Sまでのラップ適性をまとめたラップマトリックスです。

プロットしたグラフには、直近のレース名と馬場状態、着順、レース全体の上がり3ハロンを記載しています。緑の枠は実績を残しているラップ適性、赤いゾーンが良馬場で求められるラップ適性、青いゾーンが道悪馬場で求められるラップ適性となっています。

デシエルトは、ここまでラップ適性が「底力型〜バランス型×ラップスピード12.00〜12.65」のレースで実績を残しています。

皐月賞で求められるラップ適性に対しては、良馬場・道悪馬場ともに適性が合致するレースはありませんが、前走の若葉ステークスの適性が近接しています。

中距離戦の高速ラップに対する適性は未知数な一方で、ダートではありますが超低速ラップ自体の実績はあります。そのため、ラップ適性の評価は、良馬場で「B」、道悪馬場で「B+」とします。

皐月賞2022_デシエルト_総合評価

次に好走条件などをふまえた総合評価を考察すると、前走で阪神芝2000mの右回りで小回り急坂コースをこなしていることは加点材料です。また逃げ脚質は多少気になりますが、皐月賞の好走条件となる4コーナー5番手以内に含まれるであろう点も加点材料。

さらに道悪馬場においては、メンバー中数少ない「道悪馬場かつ馬場差-0.3よりも時計のかかるレースの実績」を若葉ステークスで満たしています。

そのため、良馬場「B+」、道悪馬場は「A」と高く評価します。

そのようなラップ適性をふまえた上で最大のポイントは、馬場傾向が前が残れる馬場なのかどうかという点と考えています。
道悪馬場で前が残るような馬場傾向が見られるようであれば、積極的に評価したい一頭です。

ジオグリフ

2頭目には、「ジオグリフ」を取り上げます。

上のグラフは、ジオグリフのデビュー戦から前走共同通信杯までのラップ適性をまとめたラップマトリックスです。

ジオグリフは、ここまでラップ適性が「持続力型〜超瞬発力型×ラップスピード11.95〜12.15」のレースで実績を残しています。

皐月賞で求められるラップ適性に対しては、良馬場では前走の共同通信杯の適性がやや近接、道悪馬場において圧勝した札幌2歳Sの適性が合致します。

このラップ適性と洋芝でのハイパフォーマンス、高速馬場に近い馬場差だったとはいえ稍重の共同通信杯での好走実績から道悪馬場で期待値が高い一頭。ラップ適性の評価は、良馬場で「B+」、道悪馬場について「A+」とします。

次に好走条件などをふまえた総合評価を考察すると、一定の先行力はあるものの朝日杯FSで露呈した出遅れの可能性があることから好走条件の先行力・追走力はやや疑問視。また圧勝した札幌2歳Sも札幌コースを小回りとは言いづらいので、右回りは問題ないとしても小回り急坂コースの適性についてもやや疑問符がつきます。

そのため良馬場、道悪馬ともに総合評価はラップ適性から1ランクダウンの「B」、「A」とします。

現時点でレースに支障がない程度の喉鳴りがあり、その点は気になります。
ただ道悪馬場になると期待値は高く、道悪馬場における本命候補の一頭と考えています。

ジャスティンパレス

3頭目には、「ジャスティンパレス」を取り上げます。

こちらは、ジャスティンパレスのデビュー戦から前走ホープフルSまでのラップ適性をまとめたラップマトリックスです。

ジャスティンパレスは、ここまでラップ適性が「持続力型〜瞬発力型×ラップスピード12.05〜12.35」のレースで実績を残しています。

皐月賞で求められるラップ適性に対しては、良馬場において適性が合致するレースはなく、道悪馬場では2着と好走したホープフルSの適性が合致します。

ラップ適性の評価は、良馬場で「B」、道悪馬場では「B+」とします。

次に好走条件などをふまえた総合評価を考察すると、デビュー以来3戦は全て4コーナー5番手以内の先行力は高く評価できます。また右回りの小回り急坂コースもホープフルSで中山芝2000、黄菊賞で阪神芝2000mをこなしており、こちらも適性が見込めます。

仮に道悪馬場になっても、黄菊賞の馬場差が-0.3、ホープフルSの馬場差が-0.2ですから対応してくるイメージです。

最終的な総合評価は良馬場で「B+」、道悪馬場では「A」とします。

ローテーションは気になるものの3連系の馬券ではしっかりと抑えておきたい一頭と評価します。

ビーアストニッシド

4頭目には、「ビーアストニッシド」を取り上げます。

こちらは、ビーアストニッシドのデビュー戦から前走スプリングSまでのラップ適性をまとめたラップマトリックスです。

ビーアストニッシドは、ここまでラップ適性が「持続力型〜超瞬発力型×ラップスピード11.90〜12.35」のレースで実績を残しています。

皐月賞で求められるラップ適性に対しては、良馬場においては前走のスプリングSと新馬戦の適性が近接し、道悪馬場では前走のスプリングSの適性が近接します。
ラップマトリックスから高速ラップよりは中速ラップの馬と判断しますので、良馬場よりは道悪馬場でしょう。

ラップ適性の評価は、良馬場で「B」、道悪馬場では「A」とします。

次に好走条件などをふまえた総合評価を考察すると、直近2走は逃げを打って好走しており、高い先行力は評価ができます。ただ軽量馬・中型馬でミルコ

右回りの小回り急坂コースも前走のスプリングSを中心に好走実績が複数あります。

道悪適性・時計がかかる馬場適性についても、前走のスプリングSが稍重で馬場差「+0.1」、2着の京都2歳Sが良馬場ながら馬場差「+0.8」と実績豊富です。

最終的な総合評価は良馬場で「B」、道悪馬場ではA+に近い形での「A」とします。

同脚質のデシエルトとの展開が気になりますが、無理に逃げるタイプの馬とは考えていませんので2、3番手でレースを進めるのではないでしょうか。そこで折り合ってくれればといったところです。
デシエルト、ジオグリフ同様に道悪馬場開催において期待値が非常に高い一頭です。

皐月賞の評価のまとめ

皐月賞2022_総合評価2

この記事では、皐月賞の予想第3弾としてデシエルト、ジオグリフ、ジャスティンパレス、ビーアストニッシドの評価について特集しました。

なお皐月賞の最終予想となる本命馬は、馬場傾向や枠順、状態面などをふまえてレース前日の土曜日に別の記事でご紹介をさせていただきます。

ご紹介した内容が馬券予想のご参考になれば幸いです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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  • この記事を書いた人

カズ

過去のレースと各馬の好走レースのラップ傾向を分析して競馬予想を行っています。独自ツールの「ラップマトリックス」でラップ適性を分析。YouTube「KAZUの競馬予想TV」も運営しています。